2005年 2月 23日。 上海 2日目の今日は、豫園 (よえん) という庭園に遊びに行きます。 豫園 (よえん) は、上海きっての観光地。まわりには豫園商城とよばれる商店街もひろがり、雰囲気としては、浅草みたいな場所です。
まわりに取り残されたようなエリア。開発の波にのまれるのも時間の問題かもしれないけれど。
豫園を囲む一大商店街、豫園商城に到着。 豫園という公園をとりまくように古い様式の建物が立ち並んでいて、それらがみんな、お店やレストランになっています。ちょっと、浅草の仲見世のような感じ。 豫園の見学は明日にして、今日は商城を見て回ってみました。 旧正月 (春節) のあとの元宵節だったので、一帯がお祭りムード。
商城のまんなかにあった木は、みんなが投げる赤い布で染まっていました。 願掛けでしょうか、端に重りのコインのついた赤い布を投げてひっかけるんです。 わたしもひとつ買って、投げてみました。願い事かなうかな? 商城をぐるりと見て回った後は、商城にある、有名な 「南翔饅頭店」 へ。 いまは六本木にも出店している、小龍包の専門店。創業 100年の老舗です! 店内はフロアごとにクラスがあり、上に行くごとにクラスが上がります。 いちばんカジュアルな 「テイクアウト (その場で立ち食い)」 はいつも長蛇の列。
今回は、着席フロアのなかではカジュアルな、相席でテーブルがうまる 2階フロアへ。通常の 「肉饅頭」 と 「カニみそ饅頭」 をオーダー。 大混雑の店内では、もうもうと湯気のたつ蒸籠を山積みにしたワゴンが行ったり来たり。アツアツ、ジュワーでとても美味しかったです! その後は、古い建物や倉庫が残る 「石庫門」 という地区を再開発した 「新天地」 という街へ。 ガイドブックではかならずおすすめされている、ここ 「新天地」 は、レストランやカフェ、ブティックなどがあつまっていて、代官山みたいな雰囲気。
オシャレでこぎれいなんだけど、よくも悪くも、中国にいる感じがあんまりしない街です。 中国茶をメインにいろんなお茶を出す、綺麗なカフェでお茶を飲みました。
あつあつのままホテルに持ち帰って食べてみました。美味しい~。 ポルトガル銘菓のエッグタルトは、まずポルトガル領だったマカオに伝わり、それが香港経由で中国本土に入ってきたそう。 このときはまだ、数年後にマカオにいくことになるなんて、思いもしなかったなぁ~ ※ 2012年現在では、マカオ出身のオーナーが展開している 「LILIAN’s Cake Shop」 がエッグタルトの代名詞的存在なんだそうです。
夜は、美しい 旧フランス租界の衝山路にある 「Sasha's」 というダイニング・バーへ。
1F はブリティッシュ・パブ、2F はカジュアル・ダイニングになっているこの邸宅、もともとは蒋介石の自宅だったそう。(写真は 上海ナビ さんからお借りしました)。
ここでは美味しいビールを堪能しました。 美味しいものをたくさん食べた上海 2日目の一日も、これで終了です。
あれから 7年。いまは上海もずっときれいになっ ているんだろうなぁ。
金門大酒店 / 上海パシフィックホテル http://www.pacifichotelshanghai.cn/
___________________________________ アジア 中国 上海 旅行 豫園 商城 南翔饅頭店 小龍包 新天地 旧フランス租界 エッグタルト |