ごあいさつが遅れましたが、 新年あけましておめでとうございます。
2007年からはじめたこのブログも、 早いもので もう 4年目に入りました。 今後も楽しい旅をみなさんと共有できればいいなと思います。今年もよろしくお願いいたします!
さっそくですが、2011年最初の小旅行。相棒のカメラを片手に、都心から電車を乗りついで、小江戸と呼ばれる古い町、川越に行ってきました。 初めて乗る路線に乗ってみたりして、ちょっとワクワク。 今年も 「お初」 の路線にたくさん乗れますように。
川越に到着したのは お昼前。まずは、うなぎ屋さんへ、お昼を食べに!
今回訪れたのは江戸時代から続く老舗の 「小川菊 (おがぎく)」。 お正月だからか、店の外には紅白の垂れ幕。人気店らしく、お店の外にも中にも、行列ができています。
20分くらい並んで、お座敷の席に通されました。 鰻丼 (並) 2,100円 (並、上、特 の違いは量だけ) を注文。
店を出たら、江戸時代の蔵造りの建物が立ち並ぶ通りを散策。 いまの東京ではもう見ることのできない江戸の町屋形式の家々が、川越で見られるなんて。
1999年には国の「重要伝統的建造物群保存地区」に、2007年には「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されたんだそう。
上の写真、通りの向こうに見えているのが 「時の鐘」 と呼ばれる鐘楼です。
川越のシンボル、「時の鐘」。
3重構造で高さは 16m あります。
江戸時代に最初に建てられたものは火災で焼けてしまったそうで、現在のものは明治 26年に建てなおされたもので、いまでも、1日に 4回鐘が鳴ります。
町には 「芋懐石」 や 「芋そば、うどん」 など、お芋を使った料理がたくさん。お菓子屋さんにはいろんなお芋のスイーツが揃っていました。 夏はさつまいも味のソフトクリームが人気だそう。
写真は焼きいもで作った 「おにぎり」。
さて、おいものお菓子でも食べながら、古い街並みの散歩はまだ続きます。
昔からここにあった風のバス停は、軒下に忘れられている傘が完璧!
舗道にあった消火栓のふた。デザインが火消しの纏 (まとい) で可愛い。
蔵の町をつっきって、町の北に出ました。 お目当ては、川越の総鎮守、 川越氷川神社 です。
初詣での参拝客も多いこの時期、参拝客が列を作る横にはおみくじやお守りを売るブースがいくつも軒を並べ、小川には 「人形 (ひとがた) 流し」 の紙が浮かび、大きな鳥居の向こう側はなんだかお祭りのような感じです。
こちら、「めでたい」 鯛のおみくじ。 実際に、小さなつりざおで鯛を釣ります。こんな楽しいおみくじは初めて!
この鯛を持って帰ることができるのも、嬉しい。
勢いに乗って、絵馬も書いてみることにしました。 人々の願いごとであふれる迷路のような絵馬コーナー。
こんなにたくさんの絵馬の中の一枚。神様に願いはとどくのでしょうか?
さて、氷川神社を堪能 (なんか本当に楽しかった) したあとは、川越市立博物館 へ。
川越がどうして小江戸と呼ばれるような、江戸の影響の大きい町になったのか?というのが知りたかったので、展示パネルを熟読!
本丸御殿の横を通って、町の南の喜多院へ。 五百羅漢が有名なお寺で、540体を越える石仏が並んでいました。
寛永15 (1638) 年に、大火によってほとんどを焼失したため、3代将軍家光が江戸城内・紅葉山から客殿、書院などを移築。それらが結果的には江戸の大火による焼失を免れることになり、江戸城唯一の遺構として残されることになったそうです。家光公が生まれたとされる 「客殿」 なども残っています。
そろそろ陽が暮れます。
蔵の街に灯りがともり始めました。 ちょっと足を延ばしての小旅行、川越の旅ももうおしまいです。 ぶらぶら歩くだけでも楽しかった川越。 せっかくだから、朝早く来ればよかったなぁー。
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