夏のヨーロッパへ - ちょっと寄り道アムステルダム | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2009年 8月 1日。


思いがけず、急に決まった夏のヨーロッパ。

直前なので、なかなかまともな価格の航空券も見つからず、目的地も、短期間で二転三転。

 

アイスランドに行きたくて、一週間ほど航空券を探しまわったのだけれど、通常なら SAS でコペンハーゲン乗り換えで行けるアイスランドに、「成田→香港→ロンドン (ヒースローからガドウィックへ移動ののち) →レイキャビック」 という行程はばかばかし過ぎるので (しかも 航空券だけで 30万!)、断念。

 

前回の旅行がシンガポール/マレーシアと暑い国だったので、本当は涼しいところに行きたかったのだけれど、結局、今回も暑い真夏のヨーロッパ、ルーマニアに行くことになりました。

 

 

今回の飛行機は、KLM オランダ航空。

 

ずいぶん前に乗った時に、「今どきパーソナル・テレビが付いていないし、安いだけあってあんまり…」 という感想を持っていた KLM でしたが、今回、機内食のレベルアップぶりに目からウロコ!

 

容器もエコを意識した紙製 (しかもオシャレ) だし、和食はホテルオークラプロデュース。肉じゃがにはゆずが効いていて、かなりちゃんとした和食で、普通に美味しかったです。

 

 


パスタも、アムステルダムの有名なイタリアンと提携しているみたい。

ビールが小さな (細い) 缶で出てくるのも、私的にはアリでした。KLM、やるじゃん!

 

相変わらず、テレビは通路の上についているだけで、それぞれの席にはついてませんでしたが。

 

 

さあて、11時間ほど飛行機の旅をしたあと、アムステルダムに到着!

到着したのが 16時ごろ。 ブカレストまでの飛行機までは 4時間ほどあったので、いちど外に出て、久々のアムスの町を歩いてくることに。

 

 

空港の地下には 鉄道の空港駅があって、そこからアムステルダム中央駅まで、15分程度です。

 

到着した久々のアムステルダム中央駅。

前回訪れたのは去年の冬。幸いなことに土地勘はまだなくなっていなかったので、地図もないまま、とにかく中心部の広場まで歩いてみました。

 

チャイナタウンのほうに行ってみると、なにやらお祭りムード。

通りにDJブースが出ていて、みんな踊ったり、酔っ払ったり。

 

運河には平舟がたくさん出ていて、みんな楽しそう。

あとで知ったのですが、この日はゲイ・パレードだったんですね。

 

 

 

 

やっぱり、真冬のときとはまるで違う顔を見せてくれますね、アムステルダム。

 

 


そもそも、冬のときは、街に、こんなにたくさん、人がいなかったものね。

 

さて、前回、有名な 「飾り窓地区」 と呼ばれる地区を歩けなくて残念だったので、今回こそ、と、しっかり歩いて来ました。 「飾り窓地区」 というのは、アムスの赤線地帯、娼婦街のこと。

 

いままで、「どうして 飾り窓地区 って呼ばれてるんだろ?」 と思っていたのですが… 歩いてみて、よく分かりました!

 

お店のウィンドー (飾り窓) に、下着姿 (ないし、さらに過激な格好) の女性が座っていたり立っていたりするのが、通りから見えるようになってるんですね。

 

お客さんは、それを見て歩いて、気に入ったお店に入るわけです。

 

この時はさすがに土曜の夕方だったので、お店に入って行く人を見ることはなかったけれど。

 

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娼婦街のお店は撮影禁止なので、飾り窓地区の写真はありませんが、かわりに、アムスの町でみつけた 「公衆たちショントイレ」 の写真を。

 

わざわざこんなものを歩道に用意するってすごくない?

 

 

去年の EURO 2008 のときに、スイスに大挙してやってきたオランダ人たちが街じゅうでたちションするので、町じゅうがおしっこくさくなった、と聞いていたのですが、オランダって、たちション文化なんですかね…?

 

 

さて、ほんの短い間だったけれど夏のアムスの開放的な雰囲気を満喫して、再び空港へ。

 

 

 


20時 35分の便にて、ルーマニアの、ブカレストへ向かいます。

さすが夏のヨーロッパ。 夜 8時なのに、ずいぶん明るいですよね。

 

ブカレストに到着したのは 深夜 0時半。

公共の交通機関などはすべてストップしているので、街まで行くには、タクシーしかありません。

 

でも、この国ではタクシーがまた、やっかいなんですよね。

白タクがすごく多いので気を付けてください。

 

タクシーについては長くなるので、また別途、ページを設けて書くことにします。

 

ホテルについて、眠りについたのは、夜中の 2時頃。

今朝 起きてから、24時間ほど経過した、長い長い1日でした。

 

 


 

成田 Narita 11.15 - 16.00 Amsterdam アムステルダム・スキポール (11h)

アムステルダム・スキポール Amsterdam 20.35 ‐ 0.20 Bucharest ブカレスト (3h)


 

 

Hotel Ibis Gare de Nord

http://www.ibishotel.com/gb/hotel-3302-ibis-bucuresti-gara-de-nord/index.shtml

1泊 39 ユーロ


 

 

「誠実な詐欺師」 トーベ・ヤンソン

ちくま文庫


 

 

アムステルダム 鉄道 片道 3.8 ユーロ (アムス)

ブカレスト タクシー 100 Lei (空港)


1 ユーロ = 約 135 円

1 Lei (レイ) = 約 30 円



 

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