「乗り鉄宣言」 にのっとって、JR高山線で、北アルプスの小京都、飛騨高山まで行ってきました。
高山は古い町並みの残る、山合いの小さな町。 夜、お店が閉まるのは早いのですが、そのぶん、朝は結構早くから活気があるみたい。
今日は朝から、高山の町をぐるりと回ってみます。 ※ 地図は、高山観光情報 のサイトからお借りしました。 2009年 6月 5日。
昨日早めに就寝したおかげで、今日は早めに起床。 シャワーを浴びて、コーヒーを飲んで、8時すぎにホテルを出ました。
朝のお目当ては、宮川朝市。 川沿いに小さな屋台が並ぶ、こじんまりとした朝市です。 民芸品や、野菜、花、名産品、お漬け物などを、地元の人が売りに出しているよう。
朝市のならぶ通りに出ていたお店で、もともとは富山の名物だというお菓子をひとつ。
卵焼きかと思ったら、メレンゲに卵黄をまぶして焼いたものだそうです。ふわふわで、…甘い!
朝市をはじっこまで見て回ったら、川のほうに下りて、川沿いを引き返してみました。
そして、昨日に引き続き、古い町並みへ。 なるほど、午前中のほうが観光客が多いんですね。 金曜日ということもあってなのか、このあと、かなりの観光客を目にしました。
高山名物のおせんべいやさん。
こちらでは飛騨牛のコロッケを売っていたのでわたしもひとつ。
で、コロッケの勢いで、今度は、飛騨牛のにぎりを!
飛騨牛を軽くあぶって、味付けは、天然塩のみ。高山名物の塩煎餅をお皿代りに。
これが、すっごい美味しかったです。大トロみたいというか、口に入れると、なんかいつの間にか溶けてなくなってしまうんですよ。 昨日ちょっとだけ寄ってみた高山陣屋にも立ち寄ってみました。 こちらの朝市は、野菜などが中心で、宮川のほうよりも規模が小さく、人も少ない感じ。
30分歩いたくらいで、もう、こんな田舎っぽい風景に会えます。
訪れたのは、古い民家のならぶ、「飛騨の里 」 という民俗博物村のようなところ。
高山は、世界遺産にも指定されている、合掌造りの村、白川郷がわりと近くにあるので (高速バスで 1時間くらい)、今回、可能なら回ってみたかったんです。どう計算しても時間的に難しかったので、こちらで手を打ったのですが、案外、よかったんですよ、飛騨の里。
飛騨地方に残っている古い民家を移築してそのまま残してあるのですが、自然のなかにうまーく建物が配置されていて、みて回るのがとても楽しい。
古い建物の中も、もちろん見学できます。
いくつかの建物には人がいて、民芸品の制作を実演してくれていたりするのですが、これに参加することもできて、教えてもらいながら一緒に制作することができるそう。
せまーくて小さな階段を上って、上の階へ。 天井が低い! 昔の人は背が低かったのでしょうか?
床の一部が格子になっていて、上から、下にいるおじさんが見えます。 そうか、下で火を焚いているから、煙が上に抜けるようになっているのかな?
あとでおじさんに聞いたら、1年じゅう、木をいぶして火を焚いていないと、家がダメになってしまうんだって。そうか、藁ぶきだから、虫がついたりしてしまうのでしょうか。
家じゅうに煙がまわるようなつくりになっているんですね。
こちらの大きなお家では、刺し子細工や版画などの実演がされていました。 作品を購入することもできます。
それにしても、たんぼがあったり、神社があったり、ほんものの村みたい。
かなり広い敷地内。わたしは全く時間がなくて、駆け足でほんの一部を見るだけしかできなくてとても残念でした。
(というか、今度こそ白川郷に行けって感じ?) さて、入口で呼んでもらっていたタクシーに乗って、高山の濃飛バスセンターへ。
(時間に余裕があれば、1時間に1本、バスがあります)。 今日はここからバスで 1時間半かけて、北アルプスの南のはじっこ、新穂高まで行ってきます。
玉天 ひとつ 100円 (高山) 飛騨牛コロッケ 200円 (高山) 飛騨牛にぎり 500円 (高山) 飛騨の里 入場料 700円 (高山) タクシー 1220円 (高山)
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