旅の挨拶 - ルーマニアからのポストカード | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

* たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

 

旅先からポストカードを出すのが、大好きで、いつも必ず自分にも出しています。

先回りして待っていてくれたカードを見るのは、帰国後のお楽しみのひとつ。

 

今回も、たくさんのポストカードがヨーロッパのかけらを届けてくれました。



ヨーロッパ周遊 鉄道旅行 バックパッカー女ひとり旅 ルーマニア

 

日本までの切手代 : 3.1 Lei

 


切手 8月 2日、Sinaia シナイア より

 

 


ルーマニアからの最初のカードは、シナイアより、ペレシュ城の美しいパノラマを。

 

切手は、ほとんどの町でこの青い高層ビルの切手だったので、ちょっとガッカリ・・・。でも、ヨーロッパ中央銀行の建物をバックに、キラキラと星に囲まれたユーロのマーク、そして切手の価格はルーマニア Lei (レイ)、こんな切手は、2007年に晴れて EU に加入し、2014年をめどにユーロに切り替えを進めているルーマニアならではかもしれません。
 


切手 8月 3日、Brasov ブラショフ より


トランシルヴァニアの玄関口とも言えるブラショフの町からは、オレンジ色の屋根の建物に囲まれた、広場の様子を。

 

 

上から町を見下ろすようなこんな写真は、なかなか自分では撮れないもんね。

 

それにしても、こうやって上からみると、自分が歩きまわっていた町とは、すこし違って見えるから不思議です。


 

切手 8月 3日、Sighisoara シギショアラ より

 

 


今回の旅で、一番気に入っているのが、この、シギショアラから出したカード。

 

古いシギショアラの町のイラスト (古い写真に彩色したようにも見える) がデザインされた、ふつうよりひとまわり小ぶりな、アンティークなカードです。

 

こうしてみると、シギショアラの町が昔からほとんど変わっていないのが分かります。

 

切手は、濃い紫をバックに、マルタゴン・リリーがデザインされたもの。色のしつこい感じが、暑かったルーマニアのイメージに重なって、とても気に行ってます。


 

切手 8月 4日、Biertan ビエルタン より


シギショアラからタクシーをチャーターして向かった、小さな小さな村、ビエルタン。

 

なーんにもない緑の田園地帯のなかに唐突に表れた城塞教会がとても印象的だったので、遠景に教会を眺めるカードを選びました。

 



 

ここでは、1.6 Lei の切手を二枚貼ってくれました。

デザインは、カントリースタイルの飾り皿かな?


 

切手 8月 5日、Sibiu シビウ より


わたしが今回気に入った町、シビウからは、「うそつき橋」 の様子を切り取ったポストカードを。

 

 

あえて、パキっと晴れた綺麗な写真じゃなくて、雨の日の、ちょっと暗い日のシビウを扱っているこのカードは、ちょっとおもしろい。

 

しかも、右端に描かれた赤い建物(ホテル)に泊まった思い出もあります。

 

下は、家族用に出した、晴れた日のシビウのカード。



 


切手 8月 6日、Bran ブラン より

 

最後のカードは、ブラン城で買った、このカード。

 

 

シギショアラのカード同様、ちょっと古めかしい、アンティーク風のカードです。

 

ルーマニアでは、各地でこの、「ちょっとアンティークな感じのカード」 を見たんですが、色味が素敵で、ついいろんな人に出したくなったもの。



 

結局誰にも出さずに持って帰って来た、ルーマニア・ジョーク (笑) なこんなカードも。


 

-----

 

というわけで、これで、今回のカードたちは終了です。

こうやって見ていくと、もう一度 旅をしている気分になるから不思議。

 

帰国して、すでに到着して待っていたたくさんのカードを見たときは、本当にワクワクしたものです。

旅にでたら、ぜひ自分宛にカードを出してみてくださいね。