旅の挨拶 - ヨーロッパからのポストカード 2009 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。



旅先からポストカードを出すのが、大好きで、いつも必ず自分にも出しています。

先回りして待っていてくれたカードを見るのは、帰国後のお楽しみのひとつ。


今回も、たくさんのポストカードがヨーロッパのかけらを届けてくれました。


こちらは、旅の後半のカードたちです。

(前半のカードは こちら からどうぞ)


※ 切手代の日本円換算は、2009年 5月 現在のレートです。




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ドイツ

日本までの切手代 ‐



切手 3月 5日、ベルリンより


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ベルリンで選んだのは、サイズも小ぶりで (普通のポストカードの70%くらいのサイズ) かわいらしく、セピア色の硬くて厚めの台紙を使った、ちょっとアンティークな感じのカード。

今回の旅で一番気に入っているポストカードです。


ちなみに、ドイツではなかなか時間が見つけられず、すべて数日後にスイスのベルンで投函しました。なので、切手もスタンプも、全部スイスのもの。ということで、以降、スイスまでは、切手の写真はナシです。(全部同じなので)。


切手 3月 6日、ドレスデンより


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ドレスデンのカードは、ちょっと大判で立派なものを。

川沿いのドレスデンの町、写真ではなかなか綺麗に全景を撮れなかったので、カードで持って帰ってきました。右はドレスデン城。



切手 3月 7日 ニュルンベルク より


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似ているようでちょっと違う、ニュルンベルクの 2枚のカード。


ちなみに、旅をしていて一番ポストカードがダサイのが、ドイツでした。意外とデザインが洒落てないものが多くて、選ぶのが本当に大変で。


たとえば、左のカード! こういう、周囲がぼかしてあったり、色で囲んであったり、加工されているものって、好きじゃないんですよ。それに、町の名前が妙にダサい手書き風フォントや、変な色で入っているのも、いつもなら絶対避けたいんですけど・・・。


でも、ドイツではわりとそういうカードのほうが主流で、今回送ったカードも、「苦労して探してこのていたらく」 なのです。



切手 3月 8日、ミュンヘン より


今回、カード選びで一番困ったのが、ここミュンヘンでした。


ヨーロッパ周遊 鉄道旅行 バックパッカー女ひとり旅 駅のお店をいくつか回ったのですが、ろくなカードがない!


この手の 「いくつもの観光スポットをコラージュしました」 的なカードは、いつもなら絶対に選ばないのですが・・・残念ながら、こんなのしかなくて。


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中央に入っている町の名前が私的に苛立たしいのは言うまでもありません (笑)。


だったらこっちのほうがマシ、と、自分用に出したのは、右のバイエルンの紋章のデザイン。

(そういえば去年、ルクセンブルクでもカードに困って、やはり紋章のついた旗のカードを選んだんだっけ。2008年のカード たちは、こちら から)。


コラージュ系のカードが多い町って、「それひとつでどこの町か分かる」ような特徴的な風景や有名な建物がない町が多いんですよね。ミュンヘンの場合、ビールと白ソーセージの写真をドンと使ったりしたほうが、ずっとミュンヘンらしいのにね?





スイス

日本までの切手代 180 フランク (約 184円)



切手 3月 11日、ムルテン より


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スイスの小さな町 ムルテンで選んだのは、ベルンとそっくりなメインストリートの風景。

(昨年投函した ベルンのポストカード と比べてみても、本当にそっくり!)


翌日ルツェルンで投函したので、スタンプはルツェルンのものです。



切手 3月 12日、ルツェルン より


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湖を望む美しい都市ルツェルンでは、湖を見渡すものと、有名なカペル橋の風景とをチョイスしました。


切手とスタンプはムルテンのものと同じなので割愛です。



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ちなみに、帰国後スイスの知人から届いたルツェルンのカードは、こんな珍しい瞬間を切り取ったものでした。

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橋が燃えているの、わかりますか?


そう。ヨーロッパ最古の木の橋であるカペル橋は、 93年に火事で焼けてしまったんです。(現在の橋は一部再建したもの)。


カードには、「幸運にも、僕が訪れたときは燃えてなかったけどね!」とのコメントが。それはよかった。




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リヒテンシュタイン

日本までの切手代 ‐



切手 3月 13日、ヴァドゥーツ より


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アルプスのまんなかにある小さな公国 リヒテンシュタインでは、山の上のお城を。

ダウンタウンを文字通り見下ろすこのお城には、今もまだ公族ご一家たちが住んでいます。


ここでの大ミスは、なんと、リヒテンシュタインで投函できなかったこと! 帰りのバスに乗る前に郵便局によるつもりが、時間をミスして、最後にバタバタしてしまい、寄れなくなってしまって。

せめて、切手だけでも先に買っておけばよかった。


結局、ベルンで投函しました。





スイス

日本までの切手代 180 フランク (約 184円)


切手 3月 16日、ベルン より


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去年はメインストリートの風景を選んだベルン。今年は、旧市街を高台から見下ろす一枚。

たぶん、バラ公園からの眺めだと思います。


右のカードは、今回の旅に出る直前に スイスの知人から届いていた、ベルンの雪景色のカード。


切手とスタンプは、リヒテンシュタインのものと同じなので割愛です。




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ドイツ

日本までの切手代 ‐



切手 3月17日、リューベック より


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ドイツ北部の町、リューベックからは (やっぱり周囲が加工してあって、へんなフォントと色で町の名前が入っている・・・)、川越しに見た町なみと、町の入口のホルステン門。


この時、ひどく熱があって、郵便局を探すのが億劫だったため、書いたものの、投函できなかったカードたちです。わたしのカバンに入って、海を越えてきました。





デンマーク

日本までの切手代 ‐



切手 3月19日、コペンハーゲン より


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リューベック同様、熱があってつらかったコペンハーゲン。

カードも、買ったものの、何も書かずに持って帰ってきたものです。


こうなると、ただのお土産ですが・・・



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・・・というわけで、これで、今回のカードたちは終了です。

こうやって見ていくと、もう一度 旅をしている気分になるから不思議。


帰国して、すでに到着して待っていたたくさんのカードを見たときは、本当にワクワクしたものです。

旅にでたら、ぜひ自分宛にカードを出してみてくださいね。