旅の記憶 - ポルトガルからのポストカード | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

旅先からポストカードを出すのが、大好きで、いつも必ず自分にも出しています。先回りして待っていてくれたカードを見るのは、帰国後のお楽しみのひとつ。

 

今回も、たくさんのポストカードがヨーロッパのかけらを届けてくれました。

 

イギリス

まずは最初に立ち寄ったロンドンから。




> 8月14日、ロンドンより


ロンドンでは、交通博物館のあるコベントガーデンの、ジュビリーマーケットという常設のマーケットで買ったポストカードを。

 

19世紀のロンドン、チャリングクロス駅前からストランド通りを臨むカードです。

以前この通り沿いのホテルに泊ったことがある両親に、「あの通りは昔こんなだったんだって。でも案外変わってないよね?」 って書き送ったものです。

 


 

 

 

カードを投函したのはポルトガルに入ってからなので、切手と消印はポルトガルのもの。

 



ヨーロッパ周遊 鉄道旅行 バックパッカー女ひとり旅 ポルトガル

 

日本までの切手代 : 0.8 Euro

 

 


切手 8月 15日、Lisbon リスボン より

 

ポルトガル最初のカードは、リスボンから、トラムの走るリスボン。

 

 

 

カラーのほうはポルトガル特有のタイル貼りの舗道と、黄色いトラムが美しいコントラストを描いていて、これだけで 「ああ、リスボンだなぁ」 って感じがします。

 

だけど、背の高い建物に挟まれた細い道をトラムが行くモノクロのカードも雰囲気があって素敵で、なかなか甲乙つけがたい。

 

 


切手 8月 16日、Sintra シントラ より


シントラからは、ムーア人の砦を縦長に切り取った細長いカードと、遠景に夕暮れのペーナ宮殿をのぞむ、ちょっとスタイリッシュなカードを。

 

 


右側のカードは、2008年に訪れたスロヴェニアで出した カード を思い出させるデザインで、「いろんな場所を旅してきたねぇ」 という気持ちを胸に、自分に送ったものです。



 

切手 8月 17日、Obidos オビドス より

 


城壁に 囲まれた町 オビドス からは、王妃のお城と、中世の町オビドスを一望する美しいカード。

 

 

 

オビドスの風景に感激した経験を、すこしでもおすそ分けできたらという気持ちで出しました。

 

 

貼られた切手は、赤い電車がモチーフ。

 

 

 

切手 8月 19日、Evora エヴォラ より


世界遺産の町 Evora エヴォラ からは、カテドラルと、街角を。

 

 

 
 

カテドラルの写真は、見てみればわたしが Evora エヴォラで撮った 写真 と構図はほぼ同じ。もっと広角のレンズを使えば、こんなに印象の違ういい写真が撮れるのかなぁ。



 

切手 8月 20日、Lisbon リスボン より


この旅最後のカードは、やっぱりリスボンから。

 

 

 

下町情緒あふれる、アルファマ地区の風景を切り取った一枚と、街角のアコーディオン奏者と子供たちの様子が暖かいモノクロのカード。

 

どちらも、微笑ましくて嬉しい気持ちになるカードです。

観光地ではないけれど、のんびり暖かいリスボンの雰囲気がちょっとでも伝わるでしょうか。

 

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というわけで、これで、今回のカードたちもこれで終了です。

こうやって見ていくと、もう一度 旅をしている気分になるから不思議。

 

帰国して、すでに到着して待っていたたくさんのカードを見るときは、本当にワクワクするものです。

旅にでたら、ぜひ自分宛にカードを出してみてくださいね。