ベルン、友達に囲まれた、こんな1日。 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2009年 3月 9日。

昨日戻ってきたベルン。

これから 1週間、ちょっとばかりのんびりと、ここ旧市街に滞在します。

 

 

予定は未定で、具体的な計画はまだありませんが、ベルンを拠点にスイス国内を少し回ってみたり、リヒテンシュタインなど近隣の国に足をのばしてみようかと思って。

 

さて、今日は朝から、友人が子供連れで遊びに連れだしてくれました。


 

彼は、去年仲良くなったカーニバル・バンドのチューバ・プレイヤーで、リーダーの親友の1人。

 

バンドでは、おふざけが得意なムードメーカー。

今までは、一緒にお酒を飲んだり、カードで遊んだりしているところしか見たことがありませんでしたが、今日は、面倒見の良い、よきパパです。

 


 

今年 4歳と 2歳になる 2人の子供をバギーに載せて来てくれたので、今日はドイツにプチ出張のリーダーをみんなで見送ってから、4人で一緒に旧市街を散歩して、ランチを食べて、彼のスーパーでの買い物に付き合ったあと、おうちにお邪魔してきました。

 

2人の子供たちはほんとうに人見知りを全然しないのでびっくり。すぐになついてくれて、手をつないで歩いたり、一緒に本を読んだり、音楽に合わせて一緒に踊ったり。

 

 

 

わたしのヘタクソなドイツ語を、一生懸命聞いてくれました。

 


そろそろ帰らなくちゃ、っていう時には 「ミカ、今日は泊まっていかないの?」 と寂しそうに。

 

ああー、胸を撃ち抜かれた瞬間でした。

 

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さて、彼のおうちを後にして、ベルン駅へ。

 

これから、去年カーニバルで知り合って、今年のカーニバルもずっと一緒に過ごした エステル のおうちに伺って、夕食を御馳走になることになっているのです。

 

エステルはリーダーのバンドの大ファンで、スポンサーの 1人。 知り合って以来、本当にあれこれと良くしてくれて、去年からずっと連絡を取っていた人の 1人です。

 

バンドのドラマーの 1人と、その彼女と一緒に、3人でお伺いしました。

 


 

4人分のフルコースのディナーを用意して待っていてくれた エステル。

「フランスのとかいろいろあるんだけど、ミカのために、スイスワインを開けることにしたの」 と、Sion のワインを開けてくれました。

 

 

おいしいディナーを御馳走になって、みんなでいろんな話をして (英語とドイツ語とベルン語が飛び交いつつ)、とても楽しい、幸せな夜を過ごしました。


 

それにしても、彼らは、去年 たまたま遭遇したベルンのカーニバルで、ほんとうに偶然のめぐりあわせで知り合った人たち。年齢も離れているし、普通ならまったく接点のない人たちです。

 

 

去年のカーニバル、そして今年のカーニバルと、実際には数日間しか一緒に過ごしていないのに、なんだか密度の濃いぜいたくな時間を過ごして、こんな風に、おうちで食事まで御馳走になってる。


 

人とのめぐりあわせって不思議だし、こうやって何かの輪をふくらませていけることは、人生の宝探しのひとつだなぁと、幸せに感じた夜でした。

 

 

 


 

ランチ 15 SFR (ベルン)

ベルン = ベルプ (ベルン郊外) 間の列車運賃 : スイスパス利用

 

※ 1 SFR (スイス・フラン) = 約 90 円

 

 

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