スペイン マジョルカ島 ベルベル城へ | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2004年 1月 26日。

 

マジョルカ2日目の今日は、ホテルの屋上から見える丘の上にあるお城、ベルベル城に行くことに。

 

ホテルの近くのパン屋さんで買った、生ハムをはさんだバゲットを食べながら、30分くらいかな、丘の上に上がる坂道を登って行きます。

 


天気もよかったので、のんびりと坂道をあるいて行ったのですが、(例によって) 地図をろくに見ないため、ちょっと悩んだりしつつも・・・、無事、てっぺんに到着!

 

なんだかむっくりとした円形のお城で、真中がくりぬかれたような構造。中央にはかわいい中庭が。

 

 

まるっこくて、妙にかわいいお城です。

 


お城自体は、予想をはるかに超えて小さかったのですが、その名の通り (ベルベル BellVer というのは「よい眺め」という意味)、お城からの眺めはとっても良かったです。

 

 

 

地中海まで、一望。 空と海の青が綺麗です!

 

 

ただ、この日ひっじょうに風が強かったので、若干イラっとして、すぐに下山してしまいましたが。


さて、まだまだ時間はたっぷりあります。


あっ、もしかして、昨日日曜日だったから、ひょっとして、今日なら大聖堂が開いているかも!?


と思い、また中心部に向けて歩いてみました。

ちなみに、ホテルから大聖堂までは歩いて30分。

 


 

結果、やっぱり閉まってたんですけどね。

修復作業中は、ずっとクローズでした。

いや、だろうな、とは思ってたんですけど。


大聖堂とともに旧市街の見どころのひとつであるアルムダイナ宮殿は、シエスタで開いていません (昼過ぎから夕方までクローズ)。 なので、ぐるりと迂回して、セール中のショップを覗いたりしながら、中心部の広場まで歩いてみました。

 

旧市街とは違って、ショップやレストランが立ち並び、結構たくさん人がいます。観光客というよりは、この島で暮らしている人、という感じ。



そして、マイヨール広場にて、オープンカフェ風のBar (バル)で、とりあえず、ビール。 美味しい!

 


スペインといえばこれを食べなきゃね、と思い、カラマリ (イカ) のフライを取りました。 満足。

 

でも、日が翳ってくるととたんに寒くなるので、オープンテラスでのビールはやや苦痛に。


コート姿でビールを飲んでいるのも寒くなってきたので、ビールのおかわりは諦めて、とりあえずホテルに戻ることにしました。


 

マジョルカといえども、冬のヨーロッパ。夕方になると、あっという間に陽が落ちてしまいます。

 

外はもう、夕暮れ。でも、海がすぐそばにある場所の夕暮れって、なんだかちょっと空気が違ってて、すごく気持ちが良くて。

 


ホテルに戻って、部屋があんまり寒いので (基本、夏のリゾート用のホステルなので、暖房設備がないんですよ!)、とりあえず毛布にくるまっていたら、案の定、やはり疲れて寝てしまいました。


で、夜中1時にまた目が覚めて、また本を読むはめに。

寒い部屋で、そこだけほっこり暖かい毛布にくるまって、ベッドの中でページをめくる。

 

それはそれで、なんだか楽しい時間なのでした。

 

 

 

 

 

 

The Terramar (バス・トイレ付き シングルルーム)

1泊 € 27


 

 

「Man and Wife」

Tony Parsons