絵を見ること、美術館に行くことが好きで、旅行中も、足を棒にして絵を見て回ったりしています。
いろんな美術館でいろんな出会いをして、好きな画家が増えたり、あらたな発見をしたり。
好きな画家は何人もいるんですが、その画家のすべての絵を全部見てまわるのは、なかなか難しいこと。…というか、不可能に近い!
そんな中で、ちょっと特別な存在なのが、フェルメール。
寡作で有名なフェルメールの絵なら、全部見ることもできるかもしれません。
なんてったって、「真作かどうか議論が続いているもの」まで含めて、全世界にわずか30数点しかないんですから!
中でも、ヨーロッパにあるフェルメールは全部で 22点。
実は、今までに、そのうち13枚を踏破しています。
- 制作年代:1654~1655年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:158.5×141.5cm
- 所蔵: スコットランド国立絵画館
2004年7月13日。
ディアナとニンフたち
- 制作年代:1655~1656年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:97.8×104.6cm
- 所蔵: デン・ハーグ、マウリッツハイス美術館
2008年2月19日。
- 制作年代:1657~1658年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:53.5×43.5cm
- 所蔵:アムステルダム国立美術館
2008年2月17日。
牛乳を注ぐ女
- 制作年代:1658~1660年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:45.4×40.6cm
- 所蔵:アムステルダム国立美術館
2008年2月17日。
デルフト眺望
- 制作年代:1660~1661年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:96.5×115.7cm
- 所蔵:デン・ハーグ、マウリッツハイス美術館
2008年2月19日。
青衣の女
- 制作年代:1663~1664年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:46.6×39.1cm
- 所蔵:アムステルダム国立美術館
2008年2月17日。
真珠の耳飾りの少女 (青いターバンの少女)
- 制作年代:1665~1666年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:44.5×39cm
- 所蔵:デン・ハーグ、マウリッツハイス美術館
2008年2月19日。
絵画芸術
- 制作年代:1666~1667年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:120×100cm
- 所蔵:ウィーン, 美術史美術館
2008年1月15日。
天文学者
- 制作年代:1668年
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:50×45cm
- 所蔵:パリ、ルーヴル美術館
2003年9月1日。
レースを編む女
- 制作年代:1669~1670年頃
- 技法:カンヴァス(板の裏打ち)、油彩
- サイズ:23.9×20.5cm
- 所蔵:ルーヴル美術館
2003年9月1日。
恋文
- 制作年代:1669~1670年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:44×38cm
- 所蔵:アムステルダム国立美術館
2008年2月17日
ヴァージナルの前に立つ女
- 制作年代:1672~1673年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:51.8×45.2cm
- 所蔵:ロンドン、ナショナル・ギャラリー
1999年12月31日
ヴァージナルの前に座る女
- 制作年代:1675年頃
- 技法:カンヴァス、油彩
- サイズ:51.5×45.6cm
-
-
- 所蔵:ロンドン、ナショナル・ギャラリー
1999年12月31日。
ヨーロッパにあるフェルメールはあと9点。
そのほかは、アメリカの、おもにニューヨークとワシントンの美術館に所蔵されているほか、1点は個人蔵です。
さあて、死ぬまでに全点踏破はできるのでしょうか (笑)。
それにしても、フェルメールに限らず、旅の目的に 「この美術館であの絵が見たいから、この街に行きたい」 というのがあることは、旅先選びのひとつのポイントにもなったりします。
「この景色が見たい」、「この電車に乗りたい」、「このお城に行きたい」、「この料理が食べたい」、「このお祭りに参加したい」、「この海で泳ぎたい」、「この人に会いたい」、「このホテルに泊まりたい」 などなど、旅する目的がいろいろあると、行きたい場所の選択肢がどんどん広がって。
ああ、それに比べて、旅に使える時間のどれだけ少ないことか!