ヨーロッパからのポストカード - 切手と消印 2008 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

* たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

旅先からポストカードを出すのが、とても好きです。

 

なので、時間が許す限り、いつもいろんなところから出しています。

家族や友人に旅のおすそ分け、という気持ちもあってのことですが、同時にいつも自分にも出していて、それは帰国後のお楽しみのひとつ。

気分によって、ベタなものを選んだり、アートなものやイラストを選んだり。

 

今回も、たくさんのポストカードが先回りして待っていてくれました。

こちらは旅の前半の一か月分。

 

切手代の日本円換算は、2008年6月 現在のレートです。

 

 

デンマーク

日本までの切手代 4.75 DKK を 2枚、計 9.5 DKK (約 207円)

 

> 1月5日、コペンハーゲン より

 

トランジットの際、空港から出したもの。実は町には出ていないので、人魚姫は見ていないんですが。

 

 

切手に描かれているのは POUL HENNINGSEN (ポール・ヘニングセン)。美しい照明デザインで知られるコペンハーゲン出身のデザイナーです。

 




 

 

イギリス

ハガキを出したのはチェコから。

 

> 1月9日、ロンドンより

 

 

 

なつかしの イングリッシュ・ブレックファストのポストカードをチョイス。

今回の滞在では一度も食べなかったので、せめてカードで味わおうかと。

お皿の形に楕円形に切り抜かれている面白いカードです。

 

実際に投函したのはチェコに入ってからなので、切手と消印はチェコのもの。


 



チェコ
日本までの切手代 18 Kc (約 118円)



 

> 1月10日、プラハより

 

 


カレル橋の上で演奏しているジャズバンドの姿を描いたポストカード。

モデルになったバンドかどうかはわかりませんが、カレル橋で出会ったジャズバンドは こちら

 

プラハ城内の黄金の小道にあったお土産店で買ったもの。


> 1月11日、チェスキー・クルムロフより

 

 


丘の上からの景色が綺麗な町だったので、わりと普通のポストカードを選んだ模様。

 

切手はプラハで買ったものとは違って、アンティークな自動車の絵柄でした。


> 1月13日、プラハより

 

プラハからは既に投函済みだったのですが、素朴な感じのイラストに一目ぼれして購入。

 

 

ウィーン行きの夜行を待ちながらビールを飲んだ、プラハ中央駅の近くのパブで酔っ払いながら書いて、投函したのはウィーンからです。


 


 

 

オーストリア

日本までの切手代 65 セント + 55 セント 2枚、計 1.75ユーロ (約 285円)

 


> 1月15日、ウィーンより

 

美術館ばかりみて回っていたウィーンでは、美術館のショップで買ったポストカードを選んでいます。

 

 

この絵はクリムト。(家族宛にはベタに 『接吻』 を選んだのですが、自分用にはあえてこちらを。)




 


ハンガリー

日本までの切手代 140 Ft + 50 Ft で、計 190 Ft (約 128円)


> 1月17日、ブダペストより

 

 

 

鎖橋のむこうに王宮が見えている、とてもベタなものをチョイス。

滞在中あまり天気がよくなかったので、晴れた日のきれいな写真をお土産にしたかったのかも。

 

切手には、ハンガリー語で 「マジャルオルサグ」 と国名が書かれています。



 


クロアチア

日本までの切手代 7.20 K (約 161円)


> 1月20日、ザグレブより

 

 


とても美しいイラスト。町の高台に登るケーブルカーを描いたものです。

それにしても、偶然にもまったく同じ場所で、同じアングルで写真を撮っていました。

(ケーブルカーの駅の写真は こちら )。

 

切手の女性はクロアチアの小説家、劇作家だったMarija Juric。

併記してある Zagorka はペンネームだそうです。



スロヴェニア

日本までの切手代 1.2 ユーロ (約 195円)

 


> 1月22日、スロヴェニア より

 

 

スロヴェニアの首都スロヴェニアは、ドラゴンが町のシンボル。このポストカードはとても雰囲気があって気にいっています。

 

切手のほうは、ちょっと子供っぽいキャラクター・イラストが入っていて、ヨーロッパでは珍しい感じ。

 


 


イタリア

日本までの切手代 0.85 ユーロ (約 140円)


> 1月23日、ヴェニスより

 

 

水の都ヴェニスからは、やっぱりお約束の、運河を渡っていくゴンドラの風景をチョイス。

 

カードでみると「ああ、観光地のポストカードっぽい絵柄だな」って感じだけど、ヴェニスには、本当にこんな風景がゴロゴロ転がっていました。

 




> 1月26日、ヴァチカン市国より

 

 


ローマのヴァチカン市国内で投函したヴァチカンのカード。

わかりやすくお約束の絵柄を選んでみました。

 

切手はなぜかシンガポールのマーライオンの絵柄で、なんとなくガッカリ(?)。でも、押されたスタンプはヴァチカンの絵柄です。


> 1月27日 ローマより

 


今回はなるべくベタじゃないものがいいなぁということで、ローマの町角に停まっているヴェスパのカードを。何気ないけど、ちょっとカワイイ。

 

投函したのはフィレンツェに入ってからなので、消印はフィレンツェの郵便局のものです。

 


> 1月31日、フィレンツェより

 

 

 
 

ちょっと迷ったんだけど、やっぱりフィレンツェではこの風景しかないと、ドゥオモの写真を選んでしまいました。あまりにもベタなんだけど、インパクトがありすぎて、ほかを選べなかったです。


> 2月5日、ミラノより

 

 

 

ミラノでダ・ヴィンチの 「最後の晩餐」 を見たあと、教会で購入したカードです。無地のほかに、使徒全員の名前が印字されているものもあって、そちらは家族用に。

 

スイス、ベルンについてから投函したため、切手と消印はスイスのものです。

 

この続き、旅の後半の1か月で出したカードは こちら から。

 

帰国して、ポストにたまっていたたくさんのカードを見たときは本当にワクワクしたものです。

 

旅にでたらぜひ、自分宛にカードを出してみてください。