旅先からポストカードを出すのが、とても好きです。
なので、時間が許す限り、いつもいろんなところから出しています。 家族や友人に旅のおすそ分け、という気持ちもあってのことですが、同時にいつも自分にも出していて、それは帰国後のお楽しみのひとつ。 気分によって、ベタなものを選んだり、アートなものやイラストを選んだり。 今回も、たくさんのポストカードが先回りして待っていてくれました。 こちらは旅の前半の一か月分。 切手代の日本円換算は、2008年6月 現在のレートです。 デンマーク 日本までの切手代 4.75 DKK を 2枚、計 9.5 DKK (約 207円) > 1月5日、コペンハーゲン より トランジットの際、空港から出したもの。実は町には出ていないので、人魚姫は見ていないんですが。
切手に描かれているのは POUL HENNINGSEN (ポール・ヘニングセン)。美しい照明デザインで知られるコペンハーゲン出身のデザイナーです。
イギリス ハガキを出したのはチェコから。 > 1月9日、ロンドンより
なつかしの イングリッシュ・ブレックファストのポストカードをチョイス。 今回の滞在では一度も食べなかったので、せめてカードで味わおうかと。 お皿の形に楕円形に切り抜かれている面白いカードです。 実際に投函したのはチェコに入ってからなので、切手と消印はチェコのもの。
チェコ > 1月10日、プラハより
カレル橋の上で演奏しているジャズバンドの姿を描いたポストカード。 モデルになったバンドかどうかはわかりませんが、カレル橋で出会ったジャズバンドは こちら 。 プラハ城内の黄金の小道にあったお土産店で買ったもの。 > 1月11日、チェスキー・クルムロフより
切手はプラハで買ったものとは違って、アンティークな自動車の絵柄でした。 > 1月13日、プラハより プラハからは既に投函済みだったのですが、素朴な感じのイラストに一目ぼれして購入。
ウィーン行きの夜行を待ちながらビールを飲んだ、プラハ中央駅の近くのパブで酔っ払いながら書いて、投函したのはウィーンからです。
オーストリア 日本までの切手代 65 セント + 55 セント 2枚、計 1.75ユーロ (約 285円)
美術館ばかりみて回っていたウィーンでは、美術館のショップで買ったポストカードを選んでいます。
この絵はクリムト。(家族宛にはベタに 『接吻』 を選んだのですが、自分用にはあえてこちらを。) ハンガリー 日本までの切手代 140 Ft + 50 Ft で、計 190 Ft (約 128円) > 1月17日、ブダペストより
鎖橋のむこうに王宮が見えている、とてもベタなものをチョイス。 滞在中あまり天気がよくなかったので、晴れた日のきれいな写真をお土産にしたかったのかも。
切手には、ハンガリー語で 「マジャルオルサグ」 と国名が書かれています。 クロアチア 日本までの切手代 7.20 K (約 161円) > 1月20日、ザグレブより
それにしても、偶然にもまったく同じ場所で、同じアングルで写真を撮っていました。 (ケーブルカーの駅の写真は こちら )。
切手の女性はクロアチアの小説家、劇作家だったMarija Juric。 併記してある Zagorka はペンネームだそうです。 スロヴェニア 日本までの切手代 1.2 ユーロ (約 195円)
スロヴェニアの首都スロヴェニアは、ドラゴンが町のシンボル。このポストカードはとても雰囲気があって気にいっています。
切手のほうは、ちょっと子供っぽいキャラクター・イラストが入っていて、ヨーロッパでは珍しい感じ。
イタリア 日本までの切手代 0.85 ユーロ (約 140円) > 1月23日、ヴェニスより
水の都ヴェニスからは、やっぱりお約束の、運河を渡っていくゴンドラの風景をチョイス。
カードでみると「ああ、観光地のポストカードっぽい絵柄だな」って感じだけど、ヴェニスには、本当にこんな風景がゴロゴロ転がっていました。
わかりやすくお約束の絵柄を選んでみました。
切手はなぜかシンガポールのマーライオンの絵柄で、なんとなくガッカリ(?)。でも、押されたスタンプはヴァチカンの絵柄です。 > 1月27日 ローマより
投函したのはフィレンツェに入ってからなので、消印はフィレンツェの郵便局のものです。
> 1月31日、フィレンツェより
ちょっと迷ったんだけど、やっぱりフィレンツェではこの風景しかないと、ドゥオモの写真を選んでしまいました。あまりにもベタなんだけど、インパクトがありすぎて、ほかを選べなかったです。 > 2月5日、ミラノより
ミラノでダ・ヴィンチの 「最後の晩餐」 を見たあと、教会で購入したカードです。無地のほかに、使徒全員の名前が印字されているものもあって、そちらは家族用に。
スイス、ベルンについてから投函したため、切手と消印はスイスのものです。 この続き、旅の後半の1か月で出したカードは こちら から。
帰国して、ポストにたまっていたたくさんのカードを見たときは本当にワクワクしたものです。
旅にでたらぜひ、自分宛にカードを出してみてください。
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