2008年 2月 28日。 朝 8時、起床。 …セキが止まらない。 昨日からちょっと怪しかった体調、ここに来て風邪だなんて!
とにかく、一度起きて少しパンを食べて薬を飲むと、12時にアラームをかけて、ベッドへ。 12時に再び起きて、パンを食べて薬を飲み、シャワーを浴びて準備。
せっかくこんな北の果てまで来て、風邪くらいでグズグズはしていられません。 今日は、ユッカスヤルビというキルナのとなり町にある、すべてが氷でできたホテル、その名も「 ICEHOTEL (アイスホテル) 」 に行くつもりです。
昨日のうちに、内部見学の英語ツアーの時間も、アイスホテルまでのバスの時間も調べてあるので、バスの時間にあわせてホテルを出ました。 町中心部のバスステーションから 30分ほどで、アイスホテルの停留所に到着。
見学ツアーの申し込みは、ホテルのレセプションの向かいにあるショップの中で行います。
そこから敷地内をすこし歩くと、アイスホテルの建物が。
本当に、建物も全部氷で出来ています。
当たり前ですが、内部も全部氷です!
氷で出来た寒そうなレセプション。 レセプショニストの人もかなりの防寒装備です。 ここに集合して、16時、英語ツアーの始まり。
まずは、隣接した氷の教会へ。
ここでは結婚式を執り行っていて、毎日 3組くらい結婚式があるそうです! こんな寒い教会で行われる結婚式に参加する人がどんな服装なのかガイドさんに聞いてみたところ、みなさん普通のウェディングドレスを着るらしいですが、寒そう!!
そして、いよいよ、客室を探検。 ガイドさんがざっと内部の説明をしてくれたあとは、各自、勝手に部屋の中を見学してOK。
客室は、普通の部屋とデザイナーズルームの 2種類があって、デザイナーズルームのほうは、各室それぞれ趣向をこらしたテーマ別の部屋になっています。毎年デザインを公募して、選ばれた人達が実際に部屋を作るんだそう。日本人のデザインの部屋もいくつかありました。 アイスホテルのウェブサイトで、各部屋の様子が見れます。 http://www.icehotel.com/Winter/Home/
それにしても、当然、客室そのものも、家具もベッドも全部氷なので、ベッドにはトナカイの皮を敷き、その上に 寝袋 を置いて寝るのですが… かなり高額の宿泊費を払って、それがしたいかと言われると。
たしかになかなか出来ない経験だけど、見学だけで十分かも…? 敷地内には結構部屋数が。
近くにあるトルネ川の水を使って、毎年建て替えられています。 そして、見学のしめくくりは、アイス・バーへ! 読んで字のごとく、氷で出来た、バーです。
氷で出来たグラスに入ってきます。 ウォッカベースで、けっこう美味しい。
わぁ、本当に、ノーズリーブのウェディングドレスを着ています。(参加者たちは正装だったり防寒着だったり様々ですが。) でも、なんだか楽しそうですね。 おめでとうございました。
バスの時間まですこしあったので、ショップに戻って熱いココアを飲み、その後、再びバスに乗って 30分、キルナに戻ってきました。 ついたらすぐに仮眠を取って、再び、9時からオーロラにチャレンジしましたが、今夜もひどい曇り。
3回くらいチャレンジしたものの、やはり諦めてベッドへ入りました。 明日はいよいよ、犬ぞりに乗りに行きます!
Camp Ripan (キャンプ・リパン) http://www.campripan.se/en/Default.aspx 1泊 1,365 Kr
「Enduring Love」 Ian McEwan Vintage 「充たされざる者」 Kazuo Ishiguro ハヤカワepi文庫
キルナ - アイスホテル バス往復 53 Kr (キルナ) ガイドツアー 250 Kr (アイスホテル) カクテル 105 Kr (アイス・バー) ポストカード 20 Kr (アイスホテル) ココア 2杯 20 Kr (アイスホテル) 水 36 Kr (キャンプ・リパン)
1 Kr (スウェーデン・クローナ) = 17 円
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