わたしにとって、旅にどうしても必要なもの。
それは、本。
どこへ行く時も、いつも2~3冊の本を持っていく。
移動中、ホテル、街角のカフェで、大事な旅の友だちになってくれるから。
選ぶ基準はバラバラだけど、だいたいパターンが決まっていて、たとえば3冊だったら、
・ 旅に関する本が1冊、
・ 気楽に読めるエッセイや短編集が1冊、
・ いつか読むつもりであとまわしにしてた本が1冊、という感じ。
今回は旅も長いし、鉄道やバスでの移動時間もけっこうあるので、選び甲斐があります。
今、候補に挙がっているのはこんな本たち。
『 鉄道大バザール (1977年) 』 ポール・セロー
『 フーコーの振り子 』 ウンベルト・エーコ
『 阿房列車 ―内田百けん集成〈1〉 』 内田百閒
『 アインシュタインをトランクに乗せて 』 マイケル パタニティ
『 充たされざる者 (ハヤカワepi文庫 イ 1-5) 』 カズオ・イシグロ
『 ヒューマン・ファクター 』 グレアム・グリーン
『港湾(シッピング)ニュース 』 E. アニー・プルー
『 THE SHADOW OF THE WIND 』 Carlos Ruiz Zafon
『 DAVID COPPERFIELD 』 Charles Dickens
『 CATCH-22 』 Joseph Heller
『 A LONG WAY DOWN 』 Nick Hornby
『 AIR BABYLON 』 Imogen Edwards-Jones
『 TO THE END OF THE EARTH: The Selected Travels Of Paul Theroux 』 Paul Theroux
さて、どれがどのパターンでしょう?
(ちなみに、いつか読むつもりで読みあぐねていた本は 『フーコーの振り子』、『シッピング・ニュース』、『David Copperfield』、『Catch-22』)。
本が大好きなわたしは、できるだけ本を持って行きたい。
でも、荷物が重くなるのは困る。
…うーん、悩ましい。
ガイドブックや時刻表もあるし、重くてかさばる本って 意外と一番困る荷物かも。
読み終えた本は、日付と場所を書いて旅先のホテルの本棚に置いて来るつもり。
旅をするほかの誰かが、旅のお供にそのまま持っていってくれればいいな。
ペーパーバックは現地で買えるので、基本は“捨てたら買う”で手元には常に1冊だけ、っていうのが理想なんだけど、以前マヨルカ島で英語のペーパーバックを探して苦労したからなぁ~。
地球の歩き方 '07 中欧 (三省堂書店) : 1,680円
トーマクスック ヨーロッパ鉄道時刻表 (三省堂書店) : 2,095円
鉄道大バザール 文庫 上下巻 (Amazon) : 1,100円
阿房列車 文庫 (Amazon) : 1,150円
充たされざる者 文庫 (三省堂書店) : 1,470円
ヒューマン・ファクター 文庫 (三省堂書店) : 1,050円
計 : 6,450円