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心理カウンセラーの川井美佳です
あきらかにこれは自分のミスだ
あきらかにこれは私が悪い
このように思っていても、どうしてもあやまれない。
あやまることができない。
自分が悪いと思っていても、あやまれないときってありますよね。
「ごめん」
たった3文字が出てこない。
この3文字が重い。
本日のブログは、そんなお話しです。
あやまれないことが原因で、コミュニケーションが上手くいかなくなることがあります。
私自身、母親に「ごめん」と、どうしても言えない時期がありました。
自然と言えるようになるまでは、結構な時間が必要でした。
「えっ(*_*)」
「どうしてあやまれないの?」
「自分でも悪いと思っているんでしょ?」
そんなふうに思う方もおられるでしょう。
でも、本人にすれば凄く勇気のいることだったりします。
さて、どうして「ごめん」の一言が言えないのでしょうか?
それは、「ごめん」と言うことで、
・相手から怒られると思ってしまう
・相手に負けた気がする
・自分が正しいと思い込んでいる
・自分を曲げることが許せない
などの思いが自分の心の中にあるからなのです。
この心の中とは、自分の「潜在意識」の深い部分のことです。
私たちは、ふだん自分で考えて行動していると思っています。
ですが、自分で考えて行動しているのは、自分の意識のたった5~10%だけなんです。
「えぇ、なんなのそれ」
「そんなこと言われても、わからない」
と思われますよね。
少し分かりにくいと思いますので、次のイラストをご覧ください。
このイラストをもとに、先ほどの話を説明すると、
頭(顕在意識)では、「あやまりたい」と思っている。
でもこの思いは、自分の意識のたった5~10%の部分を使っているだけなのです。
それに対し、潜在意識は、ごめんと言ったら
・相手から怒られると思ってしまう
・相手に負けた気がする
・自分が正しいと思い込んでいる
・自分を曲げることが許せない
と90~95%の力で止めにきます。
このようなやりとりが自分の中で起きているんです。
しかも、そのやりとりは、反射的に行われます。
だから、あやまったほうがいいのは分かっていても、「ごめん」の3文字がなかなか出てこないんですね。
では、そんな自分をどうすれば変えていけるのでしょうか?
まず、自分の
「潜在意識の働き」
「潜在意識の仕組み」
この2つをご理解していただくことが大事です。
それにより、あやまれない理由が見えてきます。
おそらく、その理由は自分の思い込みでしかありません。
自分の思い込みでしかないことに気づくことができれば、それは自然と解消していきます。
「ごめん」
この3文字を言える、素敵な自分になっていただければと思います。
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