そして、なぜか腹が立ってくる。
「他人は他人、わたしはわたし」
そのように、思っても
イライラはとまらない。
周りが忙しそうにしていても、どこか他人事。
見ていると、
「もう少しテキパキできないの?」
と言いたくなる。
なぜ、私はこんなにイライラするのだろう。
本日は、なぜ、のん気そうな人をみると腹が立つのか。
そんな、お話をしようと思います。
人は自分の価値観に沿って生きている
あなたは、もしかすると
仕事だけに限らず、家事や買い物など日常においても無駄が嫌いで、合理的に進めたい。
そのように、思っているのではないでしょうか。
そして、なによりも「時間は有限」という価値観を大切にされているのかもしれません。
人は、自分が大切にしている価値観に反する人をみると、心がざわつくような仕組みがあります。
実はわたし自身、今の職場で働き始めた頃
同期の人と、こんな話をしていたことがありました。
「ねぇ、なんであの人達あんなにゆっくり仕事ができるのだろうね」
でした。
そこで、二人でチャレンジしたのが
「あの人たちよりも、ゆっくり仕事をすること」
でした(笑)
結果、2日で
「あかん、よけいにストレスがたまる」
となって、もとの自分のペースに戻したことがありました。
この経験から分かったのは、「自分にとっての心地よいペースや価値観は、そう簡単に変えられるものではない」ということです。
よく心理学や自己啓発の世界では、
「のん気な人にイライラするのは、あなた自身も本当はのん気に生きたいから(本当は休みたいから)」と言われることがあります。
もちろん、そういった側面もあるでしょう。
ですが、理由はそれだけではありません。
大切なのは出来事を通して自分を見ること
ここで大切なのは、「あの人(相手)」を見るのを一度やめてみることです。
意識が相手に向いていると、次第に、
「あの人って、話し方も変よね」
「家でもあんな感じなのかな」
「あんなにゆっくりで、子育てはどうしていたんだろう?」
と、どんどん話が脱線していきます。
冷静に考えれば
「それを知ったところで、どうなるの?」
ということまで気になり始めてしまうからです。
問題は「その人」そのものにあるわけではありません。
もちろん、ある場合もありますが、それは相手の問題です。
たとえば
「時間を大切にしたい」「効率的に進めたい」という価値観を持っていたとしましょう。
そして
自分の価値観に沿って生きているけれど、その価値観を、“人もそうあるべき”というルールにしようとしていないか。
という視点でみると、出来事に対する捉えかたも変わってきます。
「自分の心地よい基準」と「他人の領域」を少しずつ切り離していけたとき、あなたの心には、驚くほどの余裕と自由な時間が生まれます。
これまで相手の行動に向けられていたエネルギーを、これからは「自分が本当に心地よいと感じること」や「自分が楽しむための時間」へと注いでみませんか?
他人のペースに振り回されなくなると穏やかで、快適なものに変わっていきます。
変わりたいと頑張り続けるほど、私たちの潜在意識は「危ない」と感じて強力なブレーキをかけます。
大切なのは、自分を無理に変えようとするのではなく、自分の内側で何が起きているかを客観的に「知る」ことです。
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