今回は「ハンドメイド起業に向いている人の特徴3つ」についてお話します。ハンドメイドでの起業を考えている方にとって、成功するために大切な要素は以下の3つです。
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情熱を持ち続けられる人
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優先順位をつけられる人
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目標を口に出せる人
この記事ではそれぞれについて詳しく説明します。「わたしってハンドメイド起業や副業は向いているのかな?」と悩んでいる方は、ぜひ最後までぜひご覧ください。
1. 情熱を持ち続けられる人

ハンドメイド起業で成功するためには、 情熱を持ち続けること が欠かせません。しかし、多くの作家はビジネスの視点を持たずにスタートしがちです。
実際に、わたし自身も最初はそうでした。現在、わたしはハンドメイドビジネスを8年続けていますが、今でも経営が得意とは言えません。
それでも、 ビジネス視点を持たなければ売上は上がらない という現実に向き合い、克服してきました。
売上がなければ、いつまでも「趣味の延長」と思われてしまい、本業として成り立たせることは難しくなります。
ハンドメイドを「仕事」にするために必要な視点
まず大切なのは、「好きなこと」ではなく「勝てること」で勝負するという意識を持つことです。
ハンドメイドを仕事にするなら、「好きだからやる」ではなく、「 市場で求められるものを提供する 」というビジネスの視点を持たなければなりません。好きなことだけにこだわると、売れないリスクが高まります。
わたしたちは単なる作家ではなく、ブランドオーナーです。売れる商品を生み出し、しっかり利益を出さなければ、生活の糧にはなりません。だからこそ、勝てる領域で戦うことが大切なのです。
「勝てること」を見つける3つの要素
「勝てること」を見極めるために、次の3つの要素を考えてみましょう。
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好きなこと → 夢中になれるもの
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できること → 技術やスキルを活かせるもの
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お金になること → 市場のニーズがあるもの
多くの作家やクリエイターは、「好きなこと」や「できること」にフォーカスしがちで、「お金になること」の視点が抜けてしまうことが多いです。好きなものを作っているだけでは、必ずしも売れるわけではありません。
大切なのは、「 人が求めているものを作る 」こと。市場のニーズを把握し、それに応じた商品を開発する必要があります。
例えば、友達や知人が「それ可愛いね、どこで買ったの?」と言ってくれるようなものこそ、需要があると言えます。そうした声をヒントに、「欲しい」と思われる商品を作ることが、成功の第一歩なのです。
売上が立つと、仕事としての流れができる

商品が売れ始めると、次のような流れが生まれます。
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商品が売れる
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制作・配送が発生する
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アフターフォローが必要になる
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さらに多くの注文が入る
こうした流れが生まれることで、「趣味」ではなく「仕事」としてのスタンスが確立されていきます。この流れをできるだけ 短期間で作り上げること が重要なのです。
最初から「需要があるもの」を意識して商品開発をすることで、商売の流れを加速させましょう。
情熱には「賞味期限」がある
ビジネスにはお金・時間・情熱という3つのリソースが必要ですが、そのなかでも情熱は 最も消耗しやすい と言われています。
最初はやる気に満ちていても、数年後には家庭の事情や新しい興味など、さまざまな要因でモチベーションが下がってしまうことがあります。そのため、情熱が高いうちに、一気に形にすることが大切です。
大切なのは「期限」を決めて行動すること
ビジネスの成功には、明確な期限を決め、集中して取り組むことが重要です。例えばわたしのハンドメイド物販スクールでは、売れるネットショップを作るまでに半年間のカリキュラムを設けています。
このように、具体的なスケジュールを決めることで、情熱が尽きる前にしっかりとビジネスを形にすることができます。
「いつかやろう」ではなく、「今すぐ行動する」ことが成功の鍵です。 あなたの情熱が最大限に高まっている今こそ、ハンドメイド起業の第一歩を踏み出すタイミングであるといえます。
2. 優先順位をつけられる人

ハンドメイド起業を成功させるためには、時間の使い方が非常に重要です。しかし、限られた時間の中で成果を出すためには、何を優先すべきかを明確にし、効率よく行動することが求められます。
「やりたい!」と思ったことをすぐに実現できるわけではありません。ハンドメイドの技術を学ぶための授業を受けるだけでも、数十時間の時間が必要になります。
さらに、ネットショップを開設したり、販売戦略を考えたりなど、起業するには膨大な時間と労力がかかるのです。
わたしたちの時間には限りがあります。年齢を重ねるごとに気力や体力も変化しますよね。「今が一番若い」と前向きに捉え、現在の情熱を最大限に活かしましょう。
限りある時間を有効的に使うためには 物事に優先順位をつけること が大切です。その具体的な方法をご紹介します。
「時間の使い方」を見直す習慣をつける

優先順位をつける際に参考になるのが、スティーブン・R・コヴィー博士の著書『7つの習慣』です。
この本では、人生をより良くするための7つの原則が紹介されており、そのなかでも特に重要なのが 「 最優先事項に取り組む 」 という考え方です。
コヴィー博士は時間の使い方を4つの領域に分類しています。
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第1領域(緊急かつ重要):締め切りのある仕事、病気やトラブル対応など
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第2領域(緊急ではないが重要):目標設定、スキル習得、計画立案など
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第3領域(緊急だが重要でない):突然の依頼、無意味な会議や電話対応など
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第4領域(緊急でも重要でもない):SNSの閲覧、テレビやゲーム、無目的な時間
ハンドメイド起業を成功させるためには、「 第4領域を削り、第2領域を増やす 」 ことが大切です。
「時間がない」は本当? まずは第4領域を削ろう
日常生活において、多くの人が「時間がない」と感じています。しかし、実際には 「 時間の使い方」に問題があることがほとんど です。
あなたは次のような時間をどれくらい費やしていますか?
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寝る前のYouTubeやSNS閲覧
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ダラダラと続けてしまうドラマやアニメ鑑賞
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何気なく遊んでしまうオンラインゲーム
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なんとなくテレビを見続ける時間
これらは 第4領域に該当し、緊急でも重要でもない活動 です。この時間を削ることで、新たに必要な時間を確保できます。
わたし自身も起業初期には海外ドラマに夢中になり、気づけば何時間も費やしてしまうことがありました。そこで、まずは テレビを処分した のです。テレビがなければ、そもそも見る習慣がなくなります。
さらに、ソファーでだらける時間を減らすために、ソファーも処分しました。家の中の環境を 「仕事をするための場」 に整えたのです。
もちろん、ここまで極端にしなくても、たとえば テレビのリモコンを手の届かない場所に置く、テレビに布をかける など、小さな工夫でも効果があります。
わたしの物販スクールで成功している方々は、みなさん「テレビを見る時間を減らした」と話しています。まずは自分の時間を見直し、第4領域を減らすことを意識しましょう。
「第2領域」に時間を投資することで未来が変わる

時間を確保したら、その時間を 「 第2領域(緊急ではないが重要)」 に投資しましょう。
例えば、ネットショップを作ることは 今すぐに必要ではないかもしれませんが、将来の安定した収益のために重要な行動 です。
しかし、多くの人は「忙しい」と言って、第1領域(緊急かつ重要)にばかり時間を取られがちです。
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突然の家族の体調不良で病院に行く
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明日までに必要なものを慌てて買いに行く
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仕事の締め切りに追われる
これらの対応に追われていると、第2領域に時間を割く余裕がなくなってしまいます。そのため、意識的に 第1領域を減らし、第2領域を増やす努力 をすることが大切なのです。
限られた時間で成果を出すには、優先順位を明確にし、意識的に時間を管理しましょう。そうすることで、ハンドメイド起業の成功に大きく近づくことができます。
3.目標を口に出せる人

最後に大切なのは「 目標を口に出すこと 」です。
目標を公言するのは、とてもハードルが高いことかもしれません。自分の未来を信じられなかったり、自分の可能性を疑ってしまうと、口にするのが怖くなるものです。
「周りにどう思われるか?」と不安になることもあるでしょう。わたし自身もいまだにその気持ちを抱くことがあります。
しかし、目標を口に出すことで自分自身が強くなります。そして、多くの人に知ってもらうことで、さらに意識が高まり、達成への意欲も向上するのです。
やりたいことがあるのに「どうせ無理」と思っていませんか?その気持ちは誰にでもよぎるものです。しかし、そんな思いに蓋をして、理想の自分に近づくためにポジティブな言葉を口にしていきましょう。
具体的な目標を設定する
目標を口にする際には、 具体的な数値を含めること が重要です。
例えば、「ネットショップを開店して毎月○万円稼ぐ」「半年以内にフォロワー○○人を達成する」など、明確な目標を設定しましょう。
「わたしなんかがハンドメイドで10万円も稼げるわけがない」と思わないでください。世の中の誰もあなたが10万円を稼げないなんて決めつけていません。
自分自身が可能性に蓋をしているだけなのです。だからこそ、勇気をもって目標を口に出しましょう。
目標を設定するときは、以下の点も意識してください。
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売上や収入の具体的な数字
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どんな働き方をしたいのか
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家族との時間の確保
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将来どこに住みたいのか
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手に入れたいものは何か
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いつまでに達成したいのか
例えば、「冬はマルシェが少ないから売上が下がるけど、ネットショップを安定させれば家にいながら収入を得られる」「家族が転勤が多いから、場所を選ばず働ける環境を作りたい」など、自分の理想の働き方を考えましょう。
また、お金ができたら何をしたいかも具体的にイメージしてください。「ブランドのバッグが欲しい」「キャンプ用品を一新したい」「新しい車を買いたい」など、明確な目標を持つことで、達成へのモチベーションが高まります。
目標を書き出し、公言する
次に、目標を紙に書き出してみましょう。
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売上・収入
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働き方
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家族構成
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住む場所
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手に入れたいもの
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達成したいこと
大切なのは、これらの目標を「 公言する 」ということ。
人は、自分の意思だけでは簡単に挫折してしまいます。だからこそ、「 誰かに見られている環境 」を作ることが大切です。その一つの方法が、SNSでの発信です。
「SNSでの発信は怖い」と思うかもしれません。最初は匿名のアカウントを作り、ブランドのアカウントとして宣言することから始めるのがおすすめです。
抵抗がある方は最初は誰ともつながらなくても大丈夫です。大事なのは、 自分を鼓舞し、目標を公言する環境を作ること 。
この行動を「コミットメントアンカー」と言い、自分を律するためにとても有効といえます。
わたし自身も起業当初、YouTubeで「毎週配信する」と宣言したり、「今月100万円の売上を達成する」とSNSで発信していました。最初は手が震えるほど緊張しましたが、この積み重ねが自分を強くしてくれました。
ブランドを立ち上げるということは、作家でありながら経営者になるということです。経営者として、自分の未来を信じ、宣言し、行動することが求められます。
もし「SNSで発信するのはちょっと…」と感じるなら、まずは匿名のアカウントから始めてみてください。
ときには環境を変えることも大切

「 あなたの周りの5人の平均があなた自身 」という言葉があります。もし、あなたの周りに専業主婦や会社員の方ばかりなら、その環境を変えることも重要です。
もちろん、周りの人を否定するわけではありません。ただ、目指す方向性が違う場合、話が合わなくなったり、挑戦を止められたりすることもあります。
だからこそ、自分と同じように「本気でブランドを作りたい」「ハンドメイドで生計を立てたい」と思う人たちと交流することが大切です。
わたしのハンドメイド物販スクールでは、志の高い作家が集まり、切磋琢磨しています。卒業後も続くコミュニティがあり、同じ目標を持つ仲間と繋がることができます。
目標を公言することは、最初は怖いかもしれません。しかし、それがあなたの未来を切り開く大きな一歩になります。
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目標を明確にする
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具体的な数値を設定する
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紙に書き出す
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SNSなどで公言する
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環境を整える
この流れを実践すれば、きっと理想の未来へと近づいていくはずです。ぜひ、勇気をもって行動してみてください!
まとめ

今回は「ハンドメイド起業に向いている人の3つの特徴」についてお話ししました。熱のこもった内容になりましたが、それだけ重要なポイントだからこそ、しっかり実践していただきたいと思います。
ハンドメイドで成功するためのノウハウは数多くあります。しかし、そのノウハウを活かせるかどうかは、今回お話しした3つの特徴を備えているかどうかにかかっています。
ただ本を買って満足してしまう人もいるかもしれません。しかし、結果を出せる人とそうでない人の違いは、この3つをしっかりと実践できるかどうかにあるのです。
この3つの要素が整っていれば、どんな環境でもあなたは理想の自分になれます。そして、ハンドメイドでしっかりと生計を立てることができるはずです。
今回お伝えした3つの特徴をしっかりと意識し、ぜひ今日から実践してみてください!
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