「貯金」が生むのは、「失う恐怖」と「さらなるガマン」

２年半の社会人生活を通じて２００万円近く貯金したんですが

昨日「社会人のときは、何を楽しみに仕事してた？」って聞かれて


私の答えは「ない」でした（※1）。









おそらく育ってきた家庭環境や時代背景の影響を強く受けて

「節約が善」

「お金を好きに使うことは悪」

「省エネ省コストで生きていくことが正解」

と、ずっと思ってたんですよ。


思い込まされてたんですね。

（このブログでも似たようなことを何度か書いてるはず）




低コストで済んだ一日がハナマル、

コストかかった日はバツ、だったわけです。



何かをやるか、やらないかの判断基準は

まずお金です。


お金がかかることは、やらない。

お金があまりかからないことを、やる。




そんな自分に「このままじゃいけない」とうすうす思いながらも、

そんな自分でいるしかない。

価値観なんてそう簡単に変わらないから

ずるずるずるずる、節約・貯金の生活。



遊びといえば、夜遊びですよ。

だって男が金払ってくれるから。



夜遊びで知り合った人が言ってたなー、

「男は、金があるとヘンなことをする。

　女は、金がないとヘンなことをする。」


まさに。




で、貯金してて幸せだったかっていうと

まったくそうではないですよね。



「ガマンして貯めたからには、そう簡単に使っちゃいけない」と思って

ますますお金使えなくなるし

だから、貯金が生むものは、「使うことへの罪悪感」と

「失う恐怖」と「さらなるガマン」。




今現在は、貯金とまで言えるものはもうほぼ無いけど

でもまだ若干、余裕ある感じなんですよ。



そうなるとね、買い物してて、ちょっと良いもの欲しいなって思う時あるじゃないですか。


その時どういう気分になるかというと

「買えなくはないけど、買ってあとで（お金なくなって）困ったらどうしよう」


これね、もう生き地獄。



むしろお金ない方が楽なんじゃないかって思う。

お金なかったら、そもそも「ちょっと良いもの買おう」なんて気にすらならないわけだし

こんな苦しみ味わわなくていいじゃんっていう……。






結局ね、買っちゃったよ、篠原涼子がＣＭでつけてる

ブラジャー！！！！！！！！！！











ひとつ6,200円ぐらいするの、ふたつも！！！！！！！！！！！




こんなに良いブラジャー買ったの、初めてだわ。





メンタル美容家(←NEW!!)としては、

ランジェリーに投資したかったんですよ。




お金はね、困ったらどうにかしよう。

てか、どうにかなるだろ。




だいたい今日使った2万円で将来困るようなら、

もっと数十万円単位で困るだろ。


（結局しのはらりょーこのブラジャー買った話になってしまった）


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この前、とあるきっかけで

こんなことを言われました。

「お金に困ったことないのね」

「若い！甘い！」

「お嬢様なのね」




お金に困ったことないのは、

お金に困るような事態を避ける保守的・サラリーマン的な考え方で生きてきたからであって

決してお金に恵まれていたからではないし



だからお嬢様なわけでもない。



今の中産階級の人たちっていうのは、

安くて良いものをたくさん知ってるから

モノ的には豊かに見える人多いけど

内面はガマンや罪悪感でいっぱいなのよ。




でも、今、私は価値観を変えて、生き方を変えたいんだよ。

お金に困ることよりも、思うように生きられないことの方が苦しいんだよ。



「お金に困ったことない」からこそ、困ってみてもいいやん。

お金に困って、周りに助け求めて、けなされて、怒られて

そうなってもいいやん。


あとで笑い話になればいいやん。



てゆーか、私は「この人とだったら貧乏でも笑って生きていける」って思ったから

結婚したんだよ。


あたしゃ、自分の人生、一遍の小説だと思ってるからな。

オトナが頭で考えたようなつまらない理論に、自分の人生盗まれたくねーわ。








※1
そもそも仕事は何か他の楽しみのためにやるものだっていう

考え方自体、ないんですけどね。

（それ自体が楽しくないとやってられないから）



そう考えると、学生の頃「勉強がキライ」だった人の方が

会社員向いてるんだろうな～。

イヤなことガマンしてやるの慣れてそう。