学校教育から本当の意味で卒業するという試み | みかりんのThink different

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27歳、主婦みかりんのブログ!楽しく生きて旦那の才能を開花させ、幸せな家庭を築きます♪
ホームエステ・アンバサダー / 講演 / カウンセラー / アゲマン料理研究家 / アーティスト / 作文講師。



卒業式




自分にとって

不必要な、むしろあると逆効果な

教育、躾というものが

たくさんあります。



それはおそらく、誰にとっても。



私が経験してきた学校の卒業式では

だいたいの場合、校長が

「ここで学んだことを忘れずに

次のステージでより一層活躍してください」

といったような内容。



いやいやいや。

忘れた方がいいこともあるでしょ。


なにその、「自分たちが行ってきた教育は

正しかった」的な態度。




卒業式で生徒たちが本来すべきことは

・ここで教わったことが

本当に自分に必要な教えなのか、

振り返ること


・不必要なものなら手放すこと


というところにまとめられるのではないかな。




生徒全員に同じ教育が有効なわけでもないし、

社会のルールだって場所によって違うんだから。







昨日偶然見かけたブログにも似たようなことが書いてありました。

→「子どもに「静かにしなさい」と注意してはだめ」ブログリンク



ここに書いてあったのは

子どもの頃に「静かにしなさい」と注意され続けたせいで

自分は意見を言うことができない人間になってしまった

ということ。



私はこの因果関係にはあまり納得できないけれども

まぁ彼の中でそういう理解なら、とりあえずそれでいい。


要は、教育というのは偏ったものであるので

一度それを自分自身で吟味するのが良いのではないかと。


私はそれが「卒業」ということだと思うんですね。




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明日で、会社を休職してからちょうど一年が経ちます。



長い一年でした。



会社員として毎朝出勤していたことが信じられません。

あの自分は、今となっては自分とは思えないぐらい。



ここ一年、私のやってきたことというのは

上に書いた、本当の意味での

学校教育(および親の躾)からの卒業だったように思います。





旦那の元職場の大先輩、Hさんがカウンセラーをやっていて

そのご縁で、私ももう何度も話を聞いてもらいました。




その中で気づいたこと、あぁこの言葉は私には負担になっていたんだなということを

下に箇条書きにしておきます。



まぁ私は昔、オトナの言うことは守らなきゃと思い過ぎていた節もあります。

周りのオトナに評価されていれば、人生うまくいくと思ってました。

不器用だったんですかね。

クソ真面目でしたね。

権威には屈するタイプでした。




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・「ちゃんとしなさい」

この言葉を真剣に受け止めてしまったら

やがて自分で自分を苦しめることになる。

ちゃんとしなくても生きていけます。



・「いい子にしてないと、お小遣いあげないから」

これね、病気で寝込んでる時にすっごい引っかかりました。


ただ寝ているだけなのに、お金使っていいのかな。

働いていないのに、服とか買っていいんだろうか。

主婦なのに、旦那のお金で飲み会行っていいんだろうか。

頑張ってないのに、ただ楽しく生きてていいんだろうか。


頑張ってないと、仕事してないと、自分には価値が無い。

そう思ってました。




「生きているだけでいい」「楽しければいい」「笑えていればいい」

「何も成し遂げていないけど、生きててもいい」

「そういう時期があってもいい」


病気なのに、なかなかそうは思えず

「頑張らなきゃ」「ご飯ぐらい作らなきゃ」「何かしなきゃ」

そういう強迫観念めいたものに苦しみました。






・「なんでそんなことしたのか、説明して」

一貫性のある人なんていません。

むしろ一貫性のある人は変化も成長もしません。


たまには、いつもしないようなこと、してみたいですよね。



「そういうこともあるよね」「まぁいいか」。

そう思えると、どれだけ楽か。


説明できないこと、正しいと思えないことも

受け容れる。

「正しさ」を手放す。

そうすると、自分が楽になる。





・「感情的になってはいけません」

感情を押し殺すといつか爆発してメンタルがヤられかねません。

抑圧しない方がいいと思います。


泣きたくなるところ、イライラするところへは

行かなくていいです。

そこにいても幸せにはなれません。

感情は自分自身をとてもよく知っています。





・「みかちゃんは特別だから」

親に「特別だから、みかちゃんは将来立派になれるよ」というようなことを

頻繁に言われていましたが

私はなんら特別でもありませんでした。


というか、みんな特別なんですよね。


子どもの頃は特別意識が強かったせいか

同級生を見下したり、

横並びにされることを嫌がったりしていました。


特別扱いされないと、ヘソを曲げていました。




・「贅沢をしてはいけません」

いまだに、良いものに投資することに罪悪感があります。


生きていて達成感を得られるのは

必要最低限以外のものを

手に入れる時です。


会社員として質素な生活を送る、ことを最低限とすると

自分の名をあげて都心の一等地に住む、といったように

自分の可能性にも、暮らしにも

贅沢を望むことはむしろ良いことだと思います。



努力しろ、上を目指せ、でも節約しろ。

それって拷問ですよね。


暮らしだけ贅沢だとアレだけど。



・「貯金した方がいい」

貯金は、お金の流れを滞らせます。

お金は増えたり減ったりするものではなく、

流れることで初めて豊かさを生むので

たくさん稼いでたくさん使う方が健全です。



・「静かにしなさい」

静かな人よりも

自分からふざけて、話題を振れて、空気を変えられる人の方が

よっぽどバリュー高いです。




・「自分でやりなさい」

他の人の助けを求められる人の方が

大きな成功を遂げます。




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よく、みんな花みたいに生きられたらいいのに、と思います。

(前にも書いたっけ??)


自分が好きな気候、好きな土地のところで

好きな時に咲く。



逆に嫌いなところで、ヘンな時に咲かそうとすると

弱い花になっちゃうじゃないですか。




たとえば小学生の頃の私を、ヒマワリとします。



夏がきて、咲こうとしたら、先生にこう言われるんです。



「コスモスちゃんがまだ咲かないから、ちょっと待って!!」



ヒマワリが、コスモスが咲くまで耐えて待とうとすると、どうなりますか?



おそらく、咲くことなく、枯れますよね。





私は自分が枯れたとまでは思ってないけど、

思うように咲けなかったなぁとは思います。




人生これからやでーかお