モダンアートみるなら映像作品が好き。 | みかりんのThink different

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27歳、主婦みかりんのブログ!楽しく生きて旦那の才能を開花させ、幸せな家庭を築きます♪
ホームエステ・アンバサダー / 講演 / カウンセラー / アゲマン料理研究家 / アーティスト / 作文講師。

お久しブロッコリー!


渋家に入ったおかげで

アートに少しだけ近い日々を過ごしております。



でも私、あんまり美術館とか行かないんですよ。


もうそれはコンプレックスに近いぐらい

「なんで好きじゃないんだろう」と思っている。



行ってもだいたい「ふ~ん」としか思えないんですよね恥



不感症なんでしょうか。

低俗なんでしょうか。



低俗っていうのは割とあるかもしれません。


高尚なものの良さを理解したことって無い気がする。




……あれ、少し落ち込んできたぞ。





特にルーブル美術館系の西洋古典美術とかね、

もう本当に何が良さなのかさっぱり分からない。



確かに綺麗だし、よくこんな丁寧に絵描けるなぁとは思うけど、

「…で?」って感じになる。





大学で美学を専攻してましたけどね、

う~ん他人事のまま終わってしまったのかな。







まぁそんな私ですが

現代アートの、それも映像芸術はたまに感動することがあるんですよ。




今日はそんな忘れられない芸術を

ご紹介します。

(っていっても映像作品そのものはなかなかネット上にないんだけどね)





1.2009年、大失恋にうちひしがれていた時に友だちに連れられて初めて行った東京都現代美術館でみた池田亮司さん


展覧会:

池田亮司 +/- [ the infinite between 0 and 1]


→サイト


展覧会サイトに掲載されている紹介文:



作曲家/アーティスト 池田亮司
知覚と身体感覚の限界領域を探求する
日本の電子音楽分野の第一人者として、世界中から注目されている作曲家/アーティスト、池田亮司。絶えず人間の感覚能力とテクノロジーの臨界点に挑むような、洗練された彼の作品やパフォーマンスの数々は、今や音楽だけでなく建築、映像、ダンスといった表現ジャンルを超えて、幅広く大きな影響を与えています。
私たちの知覚する世界を、サイン波やピクセルといった最小単位にまで突き詰められた「データ」として捉え直し、それらを再構成することで、全く別の世界体験を作り出すこと。それ自体は不可視である「データ」を、音と光の関係性によって記述することに、池田は映像・音響作品を通して取り組んでいます。
本展では池田亮司の本格的個展として、大規模かつ精緻に構成された映像インスタレーションを中心に、新たな知覚領域を探求する彼の作品を展示いたします。





池田亮司さんの作品で印象に残っているのは

横24m×縦6mのスクリーンに

高速で流れる「データ」の作品。




ひたすらに無機質で、

みているとなぜか何も考えなくなってきて

頭の中も無になっていく感じがあって

面白かった。



私が観たものではないけど、

YouTubeにあがっているものではコレが近い。



※画面が激しくチカチカしたり、また高周波の音が出たりします。








展覧会タイトルとなっている「the infinite between 0 and 1」(0と1の間の無限性)というのも

面白いですね。





「0か1」だとアナログ的だし、制限、ルールなどが思い浮かぶけど、

0と1の間を想起した瞬間にそこには無限に表現の可能性が広がる。



数字や数学って、正解のある世界で論理的で

「クリエイティブ」だっていうイメージはないけれども


数学に潜む「無限」に思いを馳せた時にだけ

創造性や夢を感じることができます(私は)。






東京都現代美術館のチーフキュレーター長谷川祐子さんへのインタビュー動画



現代アート、40代のアーティストでも「若手」なんですね。意外。

私もまだまだいける!笑



この作品は少し趣向が違うけど面白い!





そしてなんとライブもやっていらっしゃる…!!!






実はお名前すらもメモってなかったんですが

「流れる数字 東京都現代美術館」でググったら

すぐに見つかった。超便利。





2.小泉明郎さん


若者が心の奥底隠している欲望を

限りない匿名性の中で

むしろ誰でも抱きうる欲望として描いている。


森美術館、六本木クロッシングで展示。





3.エベレスト登頂!石川直樹さん



東京都現代美術館「トランスフォーメーション展」で出会った作品。



人間は近代以降、自然をコントロールする形で文明化を遂げてきたが、

エベレストのような自然vの驚異のもとでは

人間が自然に適応するがごとく「トランスフォーム」(変身)しなければならない、せざるをえない、というメッセージが込められた作品。








→展覧会サイト