三谷龍二さん 個展 | 青が争う、静かな日々

なんとか間に合いました。。。

三谷龍二さんの個展。


初日は、台風直撃で、電車が止まっていたのにもかかわらず

20人の方が並ばれたそうです。


外国の方にもファンがいらっしゃるそうで、

シドニーからお越しの方、

ロスにお住まいで毎回どっさり購入される方は、

今回は来れないので、お知り合いの方に電話で伝えながら、

購入されたり、、、など、


沢山の三谷ファンがいらっしゃったそうです。



もう、必要なものは手元にありますので、


あとは、様子を見ながら、

その時々で必要になったものを手にしていけばいいのかな?

と思っておりますが、


見てみたいものがあったり、


お着物でお世話になったお店のお嬢さんがご出産されたので、

ベビーちゃんに、ベビーボールとスプーンがあったら、、、という想いで、

出かけました。


WASALABY さん にて、18日(日)まで。
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こちらがDMにあった、神代くるみのお盆。
青が争う、静かな日々

自宅にあるものは、殆ど山桜ですので、

DMでご紹介されている、

「神代くるみ」のその材質をみたかったのでした。


神代くるみについて、三谷さんの手書きでご説明があります。

青が争う、静かな日々


1000年から2000年の間、倒れた木が土中の鉄分などによって

自然にグレー色に変化したものらしく、


この神代くるみは、三谷さんも初めて出会われた木で、

一本だけ手元に届いたものだそうです。


それを2年近く乾燥させて、お盆やお皿にされたそうなのですが、

色あいが楡より濃く、深みのある色になっているそうです。


こちらですかー、と、まじまじと見つめます。

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黒漆の器ありました。

青が争う、静かな日々


私の目の前にいらした男性は、

ささっと黒漆のお皿を3枚他 ご購入されました。

ファンの方は、決めるのが本当に早いです。


三谷さんの黒漆のものは、

かしこまっていなくて、モダンで、かっこイイです。


黒い器、白い器、木の器、

たまに赤いものとの組み合わせが好きになったのは、

WASALABYのご主人の影響があると思いますが、


使い方をいろいろ教えてくださいまして、

お陰さまで、

一緒にいて嬉しく、数少ない器で十分と思うようになりました。


ベビーボール、とスプーンがありました。

青が争う、静かな日々

昨日入荷されたそうです。ラッキーです。


このセットは、いつもあるとは限りません。

3か月待ちや、入荷日未定など普通です。

(三谷さんの商品全体にいえますが。。)


急ぐときには、他のものを考えなければ

なりませんので、必要以上に喜びます。

(でも、やっぱり使い勝手がいいので、

待ってでもこのセットを贈りたいと思ってしまいます。)


好きなのは、

スプーンの形が、赤ちゃんの口の形に合っていて、

木ですのでヒヤッとしなくて、、

お手入れも簡単で洗って干すだけなところです。


また、器もシンプルですので、

お母さんの趣味をあまり邪魔しないと思っています。


赤ちゃんが大きくなっても、

スプーンはコーヒースプーンになったり、器にはナッツをいれたり、

子供用のお茶碗になったり、

ずっと使えたり、

スプーンなどのカトラリー類は、立てるだけで場所をとらないので、


なんて素敵なセットでしょう!と、

三谷さんがますます好きになるきっかけとなりました。


こちらは、プレゼントにもいいと評判のお香立てです。
青が争う、静かな日々

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珍しいものを見せていただきました。バターケースです。

(陳列はされていません)

青が争う、静かな日々

ワタクシが初めてこちらのお店に来た時は、

バターケースを注文される方が、ひっきりなしだったような記憶があります。


当時、「半年待ちです。」と聞いて、驚いていましたが、

今では、一年半待ちだそうです。

青が争う、静かな日々

お値段も、びっくりするほど据え置きです。

(*三谷さんバターケース値段 の検索でお越しいただくことが増えましたので、

記事に追加します。。確か、7~8000円くらいだったはずです。)


こんなにたくさんのベビースプーンは初めてみました。

カトラリー類は、こちらとフォークを残してあっというまになくなったそうです。

青が争う、静かな日々
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カトラリー類は、出会ったときがご縁と思って。


しっとりと落ち着いた店内です。

青が争う、静かな日々
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右から、徐々に作品になるまで。
青が争う、静かな日々
こういうのを見るのが、個展に行く楽しみです。


木の見本です。

青が争う、静かな日々


もう、終わりかけだし、、、と思って、見物に行く感覚で伺ったのですが、


15日に作品の補充があったそうでして、

逆にラッキーだったもようです。

黒漆のお皿もその時に来たものだそうです。



三谷さんのものに出会うまでは、

木のものの違いがそんなにわからなかったのですが、


木を寝かしてあげる手間がかかっていたり、

縁や面の処理が繊細で、


あ、これが好きな感覚 というものを、

なんとなく、自分の中で感じることができるようになりました。



自分の感性なんてあてにならないわ、、、、



と、まずは、いいものに触れて、

自分の感性に出会ってみたいと思っていたら、


三谷さんのものに出会い、

触って嬉しいものが、本来一緒に生活するもの という、

あたりまえのことに気づいたのでした。



何年か前の雑誌の記事のファイルより。

三谷さんのご自宅のお写真です。

一つ一つへの美意識に、衝撃を受けてしまいました。

青が争う、静かな日々

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青が争う、静かな日々
青が争う、静かな日々

常に楽しくて、好きなものと暮らしていくと決め、

それは、感性や、好き を見つける旅 の始まりデシタ。


実際、、、


糸のこで処理ができる方が、

3人いらしたのに、ご高齢で現在お一人になられているそうでして、


こうやって選べることが、

実は幸せなことなのですね、、、と、


少しですが、神代くるみの作品をいただくことにしました。

とてもシンプルなのに、圧倒的な存在感を放っております。


そして、、、また、調和の取れないものがでてくるのでした。。。

ブログにお越しいただきまして、ありがとうございました。