2024年1月の鑑賞 | 明日天気にな~れ

明日天気にな~れ

万年新米の働くママです。
バレエが大好きです(観るのも習うのも)。
感情豊かで(←ものは言い様)活発な(←物は言い様)一人娘と、
イクメンだけど出張の多いオットに支えられて
何とか生き延びています。
色々なつながりに助けられる日々の、ありがとうの記録です♪

年明けから大変なことが沢山…😢

本年もよろしくお願いいたします。

 

◆生の舞台やコンサート

 

◯  新国立劇場バレエ「くるみ割り人形」

  鑑賞初めもくるみから。奥村さんと池田理沙子さんにうっとり。花ワルリード若手ガラの二組(組み合わせは違う)が大輪の花のようでとても良かった。特に吉田朱里さんの力みなく入る綺麗なポジションが好き。あのふわりとした入り方や置き方は,昔見ていた都さんの感じを私は思い出します。
 

◯  国立劇場令和6年初春歌舞伎@新国立劇場中劇場

  和物はほとんど知識が無いのですが,昔団菊祭を観に行っていた名残で菊五郎さんと菊之助さんを観たくて,またさよなら国立劇場公演を見てあらためて歌舞伎楽しいと思い,引越し後の初公演を観たくて,チケットを取っていました。花道が無いのは寂しいし(5mくらい…)舞台もコンパクトになった気がしますが,一方で舞台との距離感は近いし中劇場は段差が急なので観やすいです。また舞台の見える部分の奥行きをバレエほど深く使わないから,サイドのほうの席でも見切れがあまり無い気がします。芝居の中で「今日は初台に来るので時間がかかって…」のセリフアレンジもあって笑いを誘ったり,床を回転させての場面大展開があったり,初春歌舞伎らしい手拭いまきもあって楽しかった。
 

◯  新国立劇場バレエ「くるみ割り人形」

  中劇場とちょうどハシゴできるしチケットもまだ余裕があったので,やはり観たいと絢子さんの回を鑑賞。ベテラン組の安定感と滑らかさが凄くて,やはり絢子さん雄大さんをはじめとするベテラン勢はこれからの時期見逃しちゃいけないと思いました。
  千穐楽にも行きました。昨年年明け,優里さんが大怪我をした舞台を観ていたのです。年明け公演まで完走されるのを無事見届けることができて、本当に復帰おめでとうと思えました。頼もしく嬉しそうな峻郁王子は年末にも増して心身ともに高く舞い上がっているように見えました❤️
 
◯ NHK交響楽団定期
・B定期@サントリーホール
  ソヒエフさんは昨年ウィーンフィル公演で聴く予定だったのに仕事の都合で行けなくなり当日泣いてました。曲目は違うもののベートーヴェンを聴けてよかった。前半のモーツァルトが,思い出していてもなんと楽しそうだったことかとニコニコしてしまう。放送はこれからかな?ラジオでも放送あるよね?楽しみです。
・C定期@NHKホール
  金曜夜にラジオで生中継を聴いていて,あまりに良くて居てもたってもいられず,翌日午後空いていたのではずみで聞きにいってしまいました。ソヒエフさん構成のロミジュリ組曲,興味深い順番で(これ使わないの?とかもあったけど),人間の集団の諍いへの嘆きが込められているのかなと勝手に思いました。(この日のCプロは休憩無しの1時間ちょっとで終わってあっけなかった。)
A定期も行けたら行きたかったくらい,今月のソヒエフさんプロは良かったです。

 

◯ NHKバレエの饗宴2024
  前回は2022夏だったので1年半開いたんですね。(前回あまりの豪華ゲストで,予算尽きちゃうんじゃないかしら大丈夫か?とか思ったのだった。) 今までの饗宴のなかでもかなり良い公演だったんじゃないかしら。見応えあり,何度でも見返したいものばかりで放送がほんと楽しみです。東京シティの「ルール・ブルー」がルパルクや「扉は・・」を想起するような実におしゃれな作品でした。

 

◆映画(映画と言ってもバレエだったり)
 
◯ ロイヤルオペラシネマバレエ「ドン・キホーテ」
  マヤラとマシューの圧倒的なハッピーエネルギーオーラ。密度の高いアコスタ版満喫。このシネマはインタビューが聞き応えありまくりなのも特徴。ダンサーインタビューもオリガ先生の言葉も,小道具スタッフのお話も興味深かったです。招待公演で国王陛下ご夫妻もご臨席。開幕前にケヴィンの挨拶があり,両陛下入場時に1階のみーんなスマホ構えてるのになんだか安心しました笑。そして国家奏楽を聴けました♪ ロイヤルシネマは3時間超えで構成されていることが多いですが,17:30スタートは早過ぎるという声も多かったようです。私は18時半でもどのみち早退だから,むしろ今回21時に終わるのはありがたかったです。舞台の本編が始まるのは実質30分後なので,18時開始〜21時半には終わるからまだよかったのかな。
 
◆美術館
 
◯ 上野の森美術館「モネ」
  いつも激混みのここ,やっと行けました。好きな絵を観られたのはよかった。でもやっぱり狭い。音声ガイドを聴くのが近年結構趣味なのですが,とても良いお声でのただの音読だなあと思うことも(ナニサマ)。
 
◯ 国立西洋美術館「ポンピドゥー」
  行けました!企画構成作品数解説に背景の厚み、やはり西美は期待を裏切りません。きっともう一生パリ行けないと思うんです。ポンピドゥーは25年くらい前に美術館巡りとバレエ鑑賞目的のパリ旅行で足を運び楽しんだ,その時のわくわくを少し思い出しました。今回展示室で写真撮影OKの作品が多かったのも嬉しかったです(撮影NG作品は個々にマークがありわかりやすい)。