「大人は判ってくれない」 | こみたんの映写会

こみたんの映写会

日頃観たDVDや映画の感想や日々の暮らしのあれこれ
映画の事以外もかいていこうかな♫



フランソワ・トリュフォー監督 

1959年制作 フランス


初長編映画。1959年


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トリュフォーの幼年期の自伝的な映画 だそうで

トリュフォーの幼年~青年期の俳優ジャン・ピエール・レオー主演。

アントワーヌの少し拗ねた、哀しみ怒りの混じった大人びた瞳がとてもいい。

音楽も心情を表していて素晴らしい。しばらく音楽が耳に残ったよ













アントワーヌの両親は不仲だ。夜ベッドの仲できく言い争い
は心を突き刺す

そして学校はとても高圧的な場所。とても息苦しい、彼の居場所がどこにもない。

心の居場所もないんだよね。救いは映画だけ。

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友達のおじさんの印刷工場に泊めてもらった晩。街はクリスマスの準備をしている
朝がた牛乳を盗んで一気にのむんだよ。

探さないし、すぐぶつし、胸が痛い。思春期って大人とうまくいかないけど
そこを情緒たっぷり、両親、学校、気持ちがつたわらない涙(´;ω;`)

大事な人に伝わらないって、心が壊れそう

それどころか罪を犯した彼を理由なんかきかずに

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すぐ警察につれていき鑑別所に入れてしまう
どうしてこんなことに? もうなんでええええっておもっちゃう

彼ら大人の発する言葉はまるで凶器みたい 。

白黒の映像も綺麗で、ラストシーンのワンカットいつまでも心に残りまよ


ジャンヌ・モローが子犬を探す女性ででたよ