母乳のはなし②のつづきです。
退院時にはうっすらにじんだ母乳と張るおっぱいに、これから分泌も増えて、完母でいけるといいな!と思い始めました。
退院してから5日後、母乳外来へ。
内容は、おっぱいの状態・授乳姿勢の確認と、ここで初めて、息子の授乳前と授乳後の体重をはかってもらいました!
結果は38g。
もちろん十分な量ではないのですが、ほとんど飲めてないやろう、、と思っていた自分としては、えっそんなにという量でした。
それに、このとき息子は生後10日。まだまだ期待が持てていました。
この母乳外来の時点では毎回60~80mlミルクを足していました。それを踏まえて、担当してくれた助産師さんからは、
『母乳だけでは足りないから引き続きミルクは足してもらって、でもおっぱいをたくさん吸ってほしいから、足す量を40mlに減らしてみるとか、1回ミルクをスキップして母乳だけの回を作るとか、逆に寝てほしいな~ってときは満足するまで足してあげたりして、やってみてもいいかもね』
とアドバイスをもらいました。
さらに自分でも空いた時間はずっとネットで母乳育児について検索。
そこで頻回授乳というのが効果が高いと知り、助産師さんのアドバイスにもあったし、やってみよう!と。
吸わせることにより母乳が出るので、とにかく泣いたらおっぱい!を徹底するというもの。
…………………しかし、結果は惨敗。
泣いたらおっぱいとはいうものの、まず泣き止まない。
泣く→授乳片方10分ずつ計20分→おっぱいから離す→泣く→授乳片方7分ずつ計14分→おっぱいから離す→泣く→授乳…→泣く
んっ
自分としては、たとえ30分でも母乳だけで持つなら頑張りたかった。………いや30分は辛いな、1時間とか。。
でも本当に持たない。やっぱりずっと吸わされてると、息子は疲れて寝ながら飲んでるみたいな感じになって。
そのままおっぱいを離すと、すー…と寝てるように見えるんですが、1分くらい経つと、まだ全然満たされてない!ってことを思い出して泣きます。
何度やってみてもそんな調子なので、観念して最後はミルクを足す。
ミルク足しちゃうと、しっかり満たされて寝るので、授乳間隔があいてしまう。
かといってミルクをあえて少な目にすると、飲みきっても納得せずギャン泣き(そりゃそうだ、、)。
もしくは、3時間経たずしてお腹が空いたと泣く→ミルクは母乳と違って消化に時間がかかるから3時間はあけろって書いてある→どうしようとなる。
といった感じでした。
何度か挑戦して、2回ほどそのまま疲れて眠ってしまったけど、本当に1時間くらい授乳していて…
寝てるけど、これまでのことを思えば母乳が足りてるなんて思えないし、疲れきったんだろうなと思うと、ごめんねって。。
そこからは頻回授乳は諦めたし、完母も自分には無理と思えました。
そして、いつ母乳をやめてミルクのみに移行しようかなと考え始めました。
つづく