今日は今の私の課題について少し、、、
今回の遠征で、私は滑りを180℃変えようとしています。
基本から。
考え方から。
その大きな課題として
1、体の落とす方向
2、腰の軌道
3、膝の使い方
そのために外足意識の基本練習を
プルーク、斜滑降から始めています。
1、体の落とす方向
先ず、体の落とす方向について。
今まで私は切り替え時に真下に体を落とし、
スキーと体の距離を大きくとって内傾角を出していました。
いわゆるクロスオーバーです。
それによりスキーは外側に、体は内側になり、遠心力を使ってターン前半を作っていました。
それを止めて、
今はスキーの進む方向に体をもっていくような意識に変えました。
決して体を回すということではありません。
クロスオーバーを意識していたときの滑りというのは
内足先行で、上体で次のターンに向かう運動(内向)を使った滑りです。
内向した分、内足に重心がきます。
内足先行になる分、外足の捉えが遅くなります。
滑りは大きく見えるけど、圧を100%伝えられないし、使えなくなってしまいます。
それをスキーの進行方向と同じ方向に体を持っていき
次の外足に重心を乗せることで
早く外足を捕まえることができます。
0.01秒、0.1㎜の差が滑りを変えるアルペンスキーでは、
「内足に乗ってる余裕なんてない!!」
ということに今ようやく気付きました。
というか、今までも内足に乗ろうとしていたわけじゃないんです。
ただ考え方が違って、
「どうしたらターン前半をスムーズにできるんだろう、、、」
と考えた結果、
「今のままじゃできない!」
ってなって、内足に乗りすぎていたことに気付きました。
次につづく・・・