課題2 | 金子 未里 ☆MiSATO's LiFE STyLE☆

体を落とす方向に引き続き、


2、腰の軌道


ターン切り替え時、

今まで体を下に落とすイメージ(クロスオーバー)で滑っていたというのは前回説明しましたが、


体を下に落とすと自動的に腰も内側を通ることになります。


足を使う起点となるのは腰(股関節)です。


そこが内側を通るとどうなる・・・・?


「内足に乗ります。」



そして昨年まで私はターン時に腰が開く(腰が内側に入って前後差がでる)状態に悩まされていました。

今考えるとクロスオーバー使って次の外スキーと体を自分から離してたんだから

当然ですよね~!(´Д`;)


そしてその打開策として、上体先行(内向)を強くする滑りをしていました。


これじゃぁ内足に頼ってばっかりだよー



「ということで、スキーの上から腰を外さない」

ということです。


当然でしょ・・・って思うかもしれないけど、


ジュニアの時、どうやって習いました?


「外向とって!」

って言われて、腰が内足の上に乗って腰が開いた状態での斜滑降してませんでしたか?


今はしてないのかもだけど、

私はしてまいした!


外足に乗るということは、外足で踏ん張る(突っ張る)ことだと思っていました。



だからターンでは腰を内側に深く入れようとしてたし、

足裏で踏ん張ってターンしてました。




けれども今は腰を深く入れないように心がけてます。

(結果的には深く入るようになるんですけど、ポジションが完成されてないので今は深く入れないんです・・・)


その分、しっかり外足の上に腰を乗せる。


それにより外足を使うことができます。


ターン前半に早く外足に乗ることができて、ターンが短くなります。



しかし、これがまた難しい・・・



すぐ腰が内側に入って、外足伸びきります。




私は、ワールドカップの男子選手のSLを見てもらうのが一番イメージしやすかったんですけど、

見た目はすごくコンパクトな滑りです。


ずっと外足の上に体を安定させています。


これが無駄のない、効率のよいポジションなんだなって言うのが分ります。




力を100%使えるポジションに常にいるために、

腰の軌道を必死になって探しています。




次につづく・・・