10ハウスのプログレス月が冥王星スクエアの時期の仕事について | ホロスコープ勉強部屋 ~見えるものにも見えないものにも偏らない均衡を目指して

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教科書通りのリーディングにしっくりこないことには、大きな意味があるはずです。納得できるまで遊び心を持って考察していきます!

今年の4月ごろから、タイトルの通り、10ハウス進行中だったプログレスの月が、1ハウスの冥王星からスクエアをとられています。

 

プログレスで見るアスペクトは、【プログレス×プログレス】と【プログレス×ネイタル】の2パターン見ると鏡リュウジ先生の占星術の教科書Ⅲには解説がありました。

プログレス冥王星は一生かけても数度くらいしか動きませんが(逆行がどれくらい含まれるかで人によるかもしれません?)、そもそもプログレスではオーブ1度くらいしかアスペクトを有効にしないということもあるので、影響が全くないというわけではなさそうです。

 

私の現在のプログレス冥王星はとネイタルと1度ずれたところにありますが、1か月に約1度進むプログレスの月が影響を受ける期間が3ヶ月ちょっとになるわけです…

トランジットのトランスサタニアンからの影響を思えばかわいいものですが、プログレス月の影響は個人的にもかなり体感していますし、実際に重視されることも多いようなので、実生活への影響を見るのにはなかなか重要そうです。

 

 

私の場合、10ハウスのプログレス月と1ハウスのプログレス太陽がスクエアの時期にリストラ対象と言われまして(他の記事で月と冥王星スクエアの時期と書いた記憶も蘇りましたが、正確には月と太陽スクエアでした…)

(詳しくは→プログレスの月がリストラの気配を表していた【10ハウス】

 

プログレス月とプログレス冥王星スクエアの期間に派遣の契約が終了となる予定です。

 

そんな中で、会社都合で失業保険をもらうか、転職するかで迷いながらも、活動宮過多の私は待っていられず結局求人サイトを見まくる日々が続きましたw

 

 

今の会社からリストラされる形になったものの、その数か月前には自ら辞めようと転職活動をしていたこともありました。

いまいち条件面でしっくりこなかったり、不採用通知がきたりで上手くいかず、色んな経緯があり業務改善してもらって結局ずるずる働いていたのですが。

 

 

会社を辞めたい理由は、「働いていると辛いから」なんですが、何で辛いのか?をそのだらだら働いていた時期によくよく考えることができました。

自分なりの結論としては、「12ハウスベスタ合の太陽が輝かない」「6ハウス牡羊座月が満たされない」というところに着地しました。

 

今の会社は民間のヘルスケアサービスなのですが、表向きは何とも壮大でキラキラしたフレーズで宣伝しているのですが、実際お客様と接して健康に関わるお話をさせていただいていると、困りが大きい人を救いきれないところがあります。

医療機関じゃないので、サービスの守備範囲外なら別に悪いことではないのですが、どうしてもそれが悔しくて許せなかったんです。救いきれなくてももっとやりようがあるのでは、自分にできることは何なのかと悩みました。

 

ベスタは「救いたい」というよりは「義務」という意味がありますが、12ハウスという「見えない所での保護」というスタンスが加わり、それが太陽に影響していると思うと、自分の苦しい原因に納得ができます。

 

 

一方で月は6ハウスにあるので、会社での労働には忠実でありたい気持ちもあります。

太陽意識でいくらお客さんのためになることをやっても、それが会社が自分に求めている業務でなければ、月は一向に満たされない感覚がありました。

私は10ハウスに獅子座金星があるのですが、自分の頑張りが会社から「ちやほやしてもらえない」というのも大変心外でしたww

金星はアセンダントルーラーでもあるので、1ハウスの状態も落ち込む、つまり身体的に不調がでてもおかしくない状況と言えそうです。

 

 

太陽を輝かせるなら、せっかく占星術を学んでいるし、そっちで使うのもありなのかなとも考えましたが、やはり「月」が満たされないままだと行動する意欲すら起きません。

そんな中で仕事はどんどん忙しくなったりで、久々に心身絶不調になったのですが、それがちょうどプログレス月と冥王星スクエアの期間と一致しています。

 

 

そんなこんなで仕事に疲れ切ったある時の新月の日、「自分の月が満たされるような、ストレートに社会や会社や人の役に立てている実感が持てる環境に身を置きたい!!」と願ってみました。

 

その結果、まだまだプログレス月と冥王星スクエアが有効な期間ですが、願った通りの職場での採用が決まりそうです。

何回か見学してイメージを共有してから契約の話~の流れで、どんでん返しで上手くいかない可能性も残していますがw

ハードアスペクトが関わる時期でも、星の導きと自分の意志がリンクすれば、願いが実現することも十分ありえそうです。

 

 

ですが、就活が上手くいきそうとなった時、嫌な感覚が沸き上がりました。

職場見学させていただく中で、願った通りの部分もあれば、「なんか違う」と引っ掛かるところもあるのです。

 

 

そこについてこの数日考えていましたが、おそらく「なんか違う」と言っているのは「太陽」の方のようです。

その職場の中で、自分の人生の目的を見出すのは違うんでしょう。

でも、私が欲しかったのは「月」が安心できる環境なので、その視点で見ると、十分というかメリットがありすぎるくらいの恵まれた職場だと思われます。

(あとはトランジット火星がネイタル月にコンジャンクションしているので反抗的に感じやすいとかも関わっていそうです)

 

 

どの天体をどんな場所で使うか、つまりハウスまで絡めて見ることの重要さが身に沁みます…

そして、同じ物事だとしても、何を目的として、どんな意識で関わるのかによって上手くいったりいかなかったりということがでてくるのだと感じました。

 

 

私の月は、ネイタルチャートでいうと、10ハウスのルーラーでもあります。

鏡リュウジ先生の著書の中で、「天体はルーラーとなるハウスの意味をも象徴する」という考え方が紹介されていました。

(詳しくは→ホロスコープにおける天体には二通りの役割がある

 

私にとっての月は「感情」だけでなく「仕事」も表すわけです。

プログレスの月が10ハウスにあるだけでも「仕事」が強調されていますが、さらに冥王星からのスクエアを受けることで、より一層「仕事」と向き合わされる時期となっているようです。

 

 

7月ごろまではその影響がありますので、この際とことん向き合ってやろうと思っています泣き笑い