「義務」への囚われやすさと「土星」の優しさを感じた1週間 | ホロスコープ勉強部屋 ~見えるものにも見えないものにも偏らない均衡を目指して

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教科書通りのリーディングにしっくりこないことには、大きな意味があるはずです。納得できるまで遊び心を持って考察していきます!

この1週間は仕事が忙しく、ブログ開設後初めて1週間ほど更新が滞りました。(言ってもまだ開設後3ヶ月ですがw)

仕事そのものだけでなく、派遣の契約が終了になるので就活したり、その就活先に関連する本を読んだりして、非常に濃い1週間でした。

(関連記事:プログレスの月がリストラの気配を表していた【10ハウス】

 

 

今、10ハウスにあるプログレスの月は、太陽と冥王星からスクエアの位置にありまして、この就活も上手くいかない可能性は小さくはないなと少し悲観的に考える節もあるものの、それはそれで自分には不要なことなのだとはっきり分かるので、良さもあるように感じています泣き笑い

 

私が今応募している仕事先は、まさに自分が「こんなビジョンを持つ職場があればな」と思ってきたような環境です。

同時に自分がそんな環境で働けるほどのスキルも経験もないので、もし採用されたとしてもプレッシャーを感じたり自己研鑽を求められる日々となりそうなので覚悟も必要そうです。

 

ひとまずはそのような職場があると知れたこと、そこに関連する本を読んで知識を広げ深められたことに感謝して、目も前のことを疎かにせず過ごしていこうと思います!

少し前の自分なら、リストラにあう事の精神的ダメージや、希望の職場を見つけたこととその採用の合否に囚われていてもたってもいられないような浮足立った状態になっていたと思うのですが、多少冷静に見れているのは、「土星」を意識することができるようになったからだと思います。(関連記事:土星意識の始まりと維持に大切なこと

ホロスコープ講座を通して「土星」の概念を深めることができて本当に良かったと思います。

 

苦しさや重さはあるものの、土星ならではの安定感と優しさを以て自分を守る感覚を少し体感できている気がします。

今まではアセンダント近くにある天秤座水星でぐるぐる思考を回してなんとかバランスをとって自分を言いくるめていた感じでしたが、時にそれは自分の感情をごまかすことになり、現実を直視しない独りよがりな歪みを招くことになり、自分を守る手段としては脆く弱く危ういものだったと思います。

 

 

とにかく濃い日々を過ごして疲れ切っていたのですが、その中で新たに自分の傾向をホロスコープから見出すことができたので、そこについて少しまとめようと思います!

 

新たに見えてきた自分の傾向、それは「ノウハウ本を読むと囚われて溺れる」ということですw

 

就活する中でとても素晴らしい本と出会えたのですが、どうも精神的に落ちていく感じがありまして。それはシンプルに忙しかったからで、採用の合否が気になるからなども関係しているとは思うのですが、私はどうも手にした情報を「義務」として捉える傾向が強いことが大きいように感じています。

 

ぱっとネイタル天体のサインを拾うだけだと、火5・風3・土1・水1と、さっぱりした感じではあるのですが丁寧にチャートを読んでいくと、私にとって「義務」とどう付き合っていくのかは非常に大きなテーマと分かります。

 

・12ハウスに天秤座太陽ベスタ合

・6ハウスに牡羊座月火星(合ではない)

 

メインはこんな要素が挙げられます。

 

12ハウス太陽ベスタ合だと、見えないようなところで義務感を感じそれが過剰に働きすぎてしまう生き方になる可能性がありそうです。

太陽自体は天秤座なので、ある程度そつなくこなせそうな感じもあるのですが、12ハウスカスプが乙女座なので、やたらと実態の伴わないようなことも分析的に考えたりする傾向もあり、ベスタの「過剰さ」を助長している気がしています。

 

6ハウスの牡羊座月火星は、あれこれ装飾せずに真っ直ぐに「義務」を果たすことが安心であり、やりがいであるわけですが、6ハウスカスプは魚座と言うところで少し雰囲気が変わってきます。

カスプ魚座のハウスの分野は、自分と周囲との境界線が曖昧になって、よく言えば「何でも受け入れられる」のですが、場合によっては「自己犠牲的」「侵害されやすい」という雰囲気にもなります。

6ハウスカスプ魚座だと、「義務」に関して際限なく応えようとしてしまう可能性があるわけですが、そんな中でも天体自体は牡羊座的に真っ直ぐに欲求が動きます。「どんな義務に応えようとするのか」の前提が歪であると、牡羊座のストレートさが裏目にでてしまう側面があると言えそうです。

 

 

このような天体の特徴が、アスペクトなどを通して他の天体にも影響を与えて良からぬ方向で循環すると、「ノウハウ本」を読んだだけなのに、そこに主張されていることがいつの間にか義務のように感じられて、囚われて、内省する中で自責したり過去の自分を批判したり「もっとこうするべきだったのでは?」とどんどん溺れていってしまう感じです昇天

海王星が太陽や火星とハードなので基本的に溺れやすい生き方ではあるのですがw

 

また、山羊座のICが、与えられたノウハウ本の中の概念にある「システム」において、より優れた見解や行動に結びつけようと厳しい目になりがちなのかもしれません。

 

書いていて自分でもあほらしいと思うのですが、本一冊読んだだけで、その世界観から感じ取った「義務」で首を絞めていくんですよねw

もしそれが本でなければ、実際的に行動として義務を果たすことで月が満たされ火星を動かす爽快感が得られるのかもしれません。

このようにブログに書き起こして客観視することで、冷静になれる部分もでてきます。

この1週間はどちらも実行できなかったせいなのか、なぞに精神的に辛かったです泣き笑い

 

ブログを書くこと、つまり言語化してアウトプットし、それを客観的に眺めるという作業は、私が「義務」と向き合う中で欠かせないことなのかもしれません。アセンダント近くにある天秤座水星を大いに生かすことにもつながります。「義務」と「自分」とのバランスをとるために思考することで「繋ぐ」役割をもつ水星が、ホロスコープの色んな要素を健全な回路としてつなぎ合わせることができるかもしれません。

 

また、私のICは山羊座なので、つまり土星的な雰囲気があります。今回のような経験だとしても、こつこつ繰り返して積み重ねて学ぶ姿勢を持ち続け、揺るぎない基盤を少しずつ築き、どんな天体の働きも地に足をつけて冷静に受け止められるように成長していけたらと思わされた1週間でした。

 

自分の思う「義務」を果たしたとて、見返りがなければ徒労感が残るだけ…ということもあるのですが、土星的な「責任」を果たす意識を忘れなければ、救われることが必ずあるのだと講座で教えていただきました。

よく見ようとしなければ見えにくい「土星の優しさ」ですが、今はそれが希望のようにも感じられます。

来年にはネイタル土星とトランジット土星が90度になるので、「土星の厳しさ」を味わうことの方が多いのかもしれませんがw

それも土星的な長期的視点を以て見れば、結局は「優しさ」でもあるということを忘れないようにしたいものです。