お葬式に伺って思うこと | ミホマのブログ

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さっき、亡くなられたお客さまのご葬儀に伺ってきた。
本来なら、我々のような立場の者は、お通夜にお伺いして、ご葬儀のような公的な場所には行くことは、よっぽど親しい方でない限りご遠慮するのだが、昨日どうしても先約のお食事があって行けなかったので、朝から起きて伺うことにした。
この方は、初めてお目にかかってから30年を越え、旧いお客さまなのだが、そんなに懇意にしていただいた訳ではないが、私の他のお客さまとも数々の人脈が繋がっており、大切な方に変わりはなかった。

行ってみると、これまでお伺いしたどのご葬儀より立派だった。
参列者も300人以上おり、入口の前には社員さまが2~300人ほど立ってお出迎えをされ、弔電も大臣から銀行の頭取から...読みきれないほどの名士の方々、供花もおそらく300対以上の札が上がっていた。
関西の不動産業界の重鎮だった方だからなぁ。
私の中では、いつも酔っぱらって店で寝たり、深夜に意味不明な電話をしてきたり(後ろで演歌がガンガンのスナックかどこかで)、愉快なオジサンというイメージだったのだが、参列した方がボロボロ泣き、また多くの社員さまがやはり泣きながらご焼香をしているのを拝見して、立派な生き様だったんだなあと改めて思った。
数々のお通夜などにお伺いしても、大の男がボロボロ泣くのは、あまりお目にかからない。
これだけの人に愛されて、善きご生涯であられたと改めてご冥福をお祈りした。

それにしても60代は早すぎるえーん