幼児教育36年、子育て支援センター長16年
30万人の親子をサポートしてきた子育て専門家。
子どもから大人までできる脳内整理ワーク「心のパズル」®️開発者で
ママや女性、子どもの夢実現プロデューサーの
いちごちぇんちぇいです。
中学生の息子さんをお持ちのママ、🌸さんのお話しです。
子育ては、年々難しくなり、子どもの為を思って、言ったりサポートしてるのに、うざがられ親子関係は溝が深まって行く。口を開けばケンカになって、食事も親とずらして食べている。
息子も体調が悪い日が増え、腹痛や頭痛がしたり、私も具合が優れない日が続いていて、相談機関に問い合わせると、カウンセリングを受けなさいとか、病院で薬をもらうように言われるので、尚更病気ではないかと心配が大きくなってしまう。
と、言うご相談でした。
こんな時、私はよくする話しかあります。
それは、「植物の話」です。
同じ苗でも、何十年も成長させる人と、すぐ枯らしてしまう人がいますよね?
※100%正しいとは限りません。
すぐ枯らす人のお話を聴くと、日当たりのいい場所に時々移動させたり、水分をチェックして水枯れさせないよう、せっせとお世話を焼いています。無意識下に枯れる事が前提にあり、枯れないように…と「枯れる」暗示をがけながら…。
反対に、何十年も枯らさない人は、あまり世話を焼きせん。
遠目で、きれいに成長して行く様子を眺めながら、必要な時を見計らって、その時に必要な物を、適量与えます。きれいに成長してくれる事が前提で、思った通りきれいに成長してくれてありがと、と言いながら…。
そして、決定的に違う向き合い方があります。それは…
育てる過程を楽しんでいるか。と言う事です。
永い間、枯れない植物を育てる人の多くは、ほとんどが先の心配より、今日もきれいだねー、と楽しみに眺めています。
そして、楽しみに、水をやる「足音」(子育てでは見守り)を聞かせます。
植物は、心地よい「足音」に応えるように咲きます。足音は、周りの雑草も伸びなくなるのは不思議です❣️
このように、一生懸命に頑張って力が入っているより、程よい距離感を持って眺めるくらいが、植物は伸び伸びと咲くんです。
子育ても、同じ事が言えます。
知らず知らずのうちに過保護になっていると、与え過ぎた自分本位の愛情で、根っこ(心)が枯れてしまい、根腐れしてしまうんです。
過度な手出し口出しは、相手も自分も、息がしずらくなって酸欠状態を起こしてしまうんです。
子育ての話しで、小さい時は手を離さないで。
中学生は目を離さないで。
高校生は心を離さないで。
と、言う言い方があるように、ずーっと子どもだと思っていたら大間違いです。
ビックリですが、子どもはどんどん成長して行きますし、実年齢と精神年齢は、比例していません。
子どもだからと子ども扱いしてると、そこに、大人が身勝手に作った意味不明な上下関係が存在してしまうんです。
これには子ども達は超敏感ですから、要注意です。
子どもだから教えないとわからないと言う接し方より、一人の人として、上から目線をすぐに止めて、意志を尊重する(気持ちを聴く)接し方で向き合いましょう。
最初は難しくても、練習です。
だんだん感覚が分かってきます。
最後に、最も忘れては行けない事があります。
それは、子どもの為にとか、子ども命になりがちな要らぬ不安目線(監視的視線)を、勇気を持ってとっとと外す事です。必要ないですから。
そして、注目を子どもではなく、いい加減「自分」に向けましょう。
自分が楽しい事、自分が好きな事を最優先にやるんです。
大人が気楽で、機嫌が良い時間が増えてきた時、そこから、子育ては変わり始めます。
嘘みたいですが、子どもの新しい発見が見えてきますよ。
子どもの身近に居る大人の意識が変われば、子どもは確実に変わります。
さあ、実験、実験。百聞は一見に如かず。行動あるのみ。
「子どもはさて置き、まず自分の為に行動しましょう。」
◆5月の予定
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