3歳児神話を知っていますか? ~街中で聞こえた男性たちの話から~ | おぎのみほこの「いつもニコニコ」笑顔の増える子育て応援ブログ

おぎのみほこの「いつもニコニコ」笑顔の増える子育て応援ブログ

子どものべ3000人以上と関わるハッピー子育てナビゲーターが送る、先生目線での子育て&家族のコミュニケーションアドバイス

ハッピー子育てナビゲーターのおぎのみほこです。

街中を歩いていたら、後ろの人たちの会話に思わず聞き入ってしまいました。
男A「彼女が『子どもが3歳までは手元で育てた方が良い』って言うから、その間は俺が1人で仕事をがんばることにしました!!」
男B(先輩らしい)
「へー、そうなの?」
男A「なんでも3歳までは母親が育てた方が子どもが安定するみたいですよ」
男B「ふーん。じゃあ君がしっかり稼ぐんだね。がんばって!!」

最後まで話を聞きたかったのですが、途中のラーメン屋さんに並んだようで続きは聞けませんでした。


「子どもが3歳になるまでは母親が育てるのが良い」
いわゆる3歳児神話です。
知っていますか?
かなり古くからこの考えは根強く信じられています。

私は全否定するつもりはありません。
ただ、乳幼児期の愛着形成における第一が必ずしも母親である必要はないと思っています。
信頼関係を作っていくベースは、母親でも父親でも祖父母でも保育士でもシッターでも同じです。
以前お伝えしたことがありますが、一緒に居る時間の長さよりも「質」の方が大切なのです。

3歳児神話に代表されるような考えに「皆がそうだから」と流されるのではなく、夫婦で話し合って考えて
「手元で育てたい」
「仕事を続けたいから保育園に預ける」
などを決めてほしいと思います。

大切なのはどのような選択をするにせよ、それが夫婦の合意に基づき、自分たちらしいスタイルであること。
3歳児神話に限りませんが、一般論に自分を合わせるのではなく多様性を受け入れて主体的に選択していくことが自分たちらしさにつながるのでしょうね。
 


ハッピー子育てナビゲーターおぎのみほこ
公式アカウントはこちらのボタンをクリック
↓ ↓ ↓

友だち追加