キット制作の裏話 3 | 作り手 つきのかげ

作り手 つきのかげ

基本なんでも作ります。作り手としてのブログです^^

 

私が出品しているのは

編み物のキットなのですが

およそ編み物には程遠いような

小道具を作っているので

ご自分でオリジナルを作っていらっしゃる方に

何か参考になったら良いな

と思って書いています^^

 

五人囃子で最後まで悩んだのは

各楽器でした。

本物のお雛様のお道具も

紛失や破損した人用に売っていたりしますが

当然、桁が違うお値段ですし

手芸材料としての そういったものも

売っていません。

なので私が作っている過程です。

 

各楽器の中で最後まで悩んだのは

太鼓でした。

太鼓自体は厚みのある円形を編み包めば

それっぽく見えるとは思ったのですが

斜めに置く方法に悩んだのです。

 

自作を考えましたが

私の技術では斜めにするのは難しく

 

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本当に大袈裟じゃなく、色々なお店を見ました。

そこで見つけたのはこれです。

 

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突っ張り棒が壁面を傷つけないように

ガードするパーツでした。

当然、購入しないと開けることはできません。

使えるかわからないまま、購入してきました。

 

そして、家に帰って丸い木を置いてみました。

 

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想像通り、良い感じに斜めってくれて

これなら太鼓を叩いているように見える!

となりました^^

少しだけペンチで切って角度を調節しました^^

 

この時、太鼓のベースは

直径30mmの木を使う予定でしたが

台とのバランスを考えて

購入した30mmの木の板はボツになりました^^;

 

思わず嬉しくなっちゃって

幼馴染みに観てもらって

 

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なんてLINEしたのですが

こんな右往左往もブログにしてみたら

誰かの参考になるかもと

・・・でも、ご購入者様からは

がっかりされちゃうかな?

ご購入者様、ごめんなさいm(__)m

太鼓の台は突っ張り棒と壁の間に付ける

パーツですm(__)m

 

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この30mmの木の板では

正面から見た時に

太鼓より台が主役になってしまうと思ったので

あと5mm直径を大きくすることにして

まあ、その5mm大きくって所で

またまた大捜索が始まるのですが

それは省略して

もう一つ、悩んだのが太鼓のバチでした。

爪楊枝や竹串ではちょっと細くて

で、結局これを見つけました。

 

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袋の上から見た感じ

丁度良い太さだと思ったのです。

これってただ木の棒を

糸でまとめているだけなので

簡単にばらすことができます。

 

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こんな感じで

太鼓のバチが出来上がりました^^

そうやって完成したのが五人囃子の太鼓です。

 

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ホームセンターで老眼鏡を付けて

しゃがみ込んで

何に使うんだろう?みたいなパーツを

真剣に見ている老婆が居たら

それは私かもしれません^^w