母の膝の上に、私のノートを乗せて台にして
一緒に鶴を折ることにしました。
折り方、忘れちゃった、、
と言っていた母でしたが、
途中から思い出したようで、
こんな細かいところまで丁寧に丁寧に。
完成しました〜
病院から戻ると、ホームは昼食の時間を少し過ぎていたので、
母を食堂まで送りました。
いつも仲良くしてくださる、
同じテーブルの93歳と88歳ともうお一人の方にも、
折り紙を1枚ずつ選んでいただいて
どうぞと、お渡ししましたら、
あら!綺麗ねぇ
食堂がとても華やいで
皆さん、お顔がパッと明るくなられました
これで何を作ればいいの?
あなた、これを持ってきたからには、
私たちに教えなきゃだめよ
というわけで、急遽折り紙教室に
まずは三角に折って、
それから、また、三角に折って、それから、、
思いがけずに、突然の折り紙教室となり、
最初は私も戸惑いましたが
皆さん、とても喜ばれて、
あ!思い出したわ!
次はこうするのよね
昔を思い出して、器用に手先を使われる方がいらしたり、
どうすればいいの?
と、ニコニコしながら私が来るのを待っていてくれたり。
なんだかとても穏やかで、幸せな時間でした。
私はその後は生徒さんのレッスンがあったので
あまり長い時間はいられませんでしたが
また、時間のある時、折り紙を持っていけたらいいな、と思います。
今度はつるではなくて、何を折ろうかな?
私も楽しみが増えましたし、
母もうれしそうでした
今回の折り紙は、しっかりした紙で、
少し分厚かったので、
最初は折りやすいのですが、
細かいところになると、ちょっと難しそうでしたので、
次回は、美しさだけではなく、紙の厚みも考えて、
折り紙用意してみよう!と思います
人の脳は、まず、短期の記憶から
覚えることが難しくなるそうですが、
昔の記憶は、認知症になっても、
結構残っていることが多いので
一緒に折り紙をするのも、
それをきっかけに何かを思い出せたりして、
良い時間になると良いなぁと思いました
本当は、だから一緒に、
童謡やわらべうたなどを歌えたら
もっと楽しくて、良い時間になるかな?
って思いますし、
いずれそんなことも実現できたらいいな
母がまだ元気なうちに、
と思うと、やりたい事は早く実現しなければ、
ですね。
私は歌は苦手なので、
ちょっと考え中ですが
昨日は、病院の付き添いが
体力的にはかなり大変だったのですが
母や、母のお友達になってくださった方々との
折り紙の時間に、
思いがけず癒されて、元気を貰いました。
誰かに喜んでもらえるって、
こちらも嬉しいし
ありがとう!って
ニコニコしながら言ってもらえると
なんだかとても満たされる気がしました。
母にはいつも、ありがとう
と、言ってもらっているのですけれどね
追記:
この記事をアップした後で、気づきました。
私は、幼かった時に母と折り紙を教えてもらっていた、
あの頃の無条件に幸せで穏やかな記憶に触れられて、
それから、小さかった頃に可愛がってもらっていた私の祖母との幸せな記憶にも繋がっていて、
だから、あんなにも幸せな気持ちになれたんだな、って
だから、私は、幸せな時間をいただいていたのだな、って、改めて今、感謝の気持ちが溢れます
この頃は、家族との時間が、
かけがえのない時間だなぁと、
しみじみ思います。
一昨日は、96歳になる義理の父に、
車で2時間かけて会いにいってきましたが、
最後に言ってくれた言葉、
美穂ちゃん、決して無理しちゃだめだよ。
一人で全て背負おうとしてはだめだよ。
と言ってくれた言葉が心に響いて、
泣けてしまいました。
優しい義父にも、
また年内に会いに行ってきます。
それから、昨日は、
長男のお店のプレオープン日でした。
前回の記事では、たくさんのお祝いメッセージをいただきましてありがとうございました。
地域に愛されるお店を目指すそうです。
今までのマルシェでも、地域の方々に
とてもよくしていただいていたので感謝を込めて。
長男のこれからも、
応援していきたいな、と思います。
さて、また、長文となってしまいました。
最後までお読みくださいまして、
ありがとうございました。
自己紹介
東京都世田谷区で、脳の発達に合わせて、身体のしくみにあった楽に楽しく弾けるピアノ奏法をお伝えしています。
お子さまからシニアの方まで、ピアノで豊かな人生となっていただけましたら、と願っております。
(⭐︎現在カウンセリングはおやすみしております)
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