こんにちは
あなたの輝きを引き出すピアノレスナー郡司美穂です♪
このブログでは、音楽のこと、心理学を学んで感じたこと、その他、日々の色々なことについて綴っています。
ご訪問くださいました方、いいね!やコメントくださる方、ありがとうございます
とても嬉しく、励みになっています
夏らしいお天気が続いていますが、みなさまお元気ですか?
私は、先週はあまりに予定を詰め込みすぎてしまい
とうとう昨日は頭痛で一日寝込んでしまいました
でも、ゆっくり休んだので、今はもうすっかり元気です
やはり、時にはゆっくりと休むことも、大切ですね
あまりに何時間も眠り続けるので自分でもビックリでした
さて今日は、前回の記事 「一つになる♪」 (シャバカ先生のピアノレッスン) http://ameblo.jp/miho-piano-pov/entry-12184050479.html の続きになりますが、
チェコから来日中のシャバカ先生のレッスン、2回目に行ってきました。
2回目ということで、今回は、基礎的なメソードを中心に教わる予定でした。
シャバカ先生はご自身で作られたオリジナルのメソードをお持ちなのです。
一通り教えていただいた後で、私が腕の痛みについてお話ししたところ、
すぐに、原因を見抜いて教えてくださいました
なんと、腕の痛みの原因は、背中にあったそうです
まさか、腕の痛みが背中からくるなんて、思いもしなかったのでびっくり
すべてはつながっていて、一見見えないところに原因があることも、実はよくあるのですね
そういうことは、心理学では、表面意識では気づかないその下の潜在意識を見ることで問題の解決につながっていく、というアプローチをしますが、それと同じなのだなぁ、と思いました。
今まで、痛みの原因について、色々なところで診ていただいていてもわからなかったのに、まさかこのピアノレッスンで明らかになるとは、驚きでした
それから、文字通り手取り足取り教えていただくこと1時間
メソードを教えていただいた後でしたので、
気づくと、あっという間にレッスン時間を大幅に過ぎていて
先生は翌日ご自身のコンサートを控えていらしたのに、
貴重なお時間をいただいてしまい、申し訳なさとありがたさでいっぱいに・・・
でも、本当に大事なことを教えていただいたので、
ここにも一部ですが書いておこうと思います。
まず、芸術を表現するのに、いかにハート💖を開くことが大切か、ということ。
ハートを開く、ということを先生は、心を込めたハグ(あなたのことを大切に思っていますよということが伝わるハグ)と、
ただ、形だけのハグ(役割的な儀礼的なハグ)をしてくださったり、
ただ腕をなでるだけでも、ハートを開いて心を込めて、大事そうになでるのと、
ハートを閉じて、ただ触る、の違いを肌で感じてわからせてくださったり・・・
いかに心を込めて、ハートを開いて感じるのか。
そのことをまさに体感できるように教えてくださいました。
バッハの楽譜に書かれていないテンポ指定も、ハートでバッハを感じればわかる、などなど。
それから、ピアノを弾くうえで大切な脱力は、
いかにサレンダーできるか、ということ。
自分でやろう、としないこと。
自分でやろうとすると力が入って固くなってしまうこと・・・
抵抗するのをやめて、自分を空っぽにして、リラックスしてゆだねる感覚を、
ピアノの椅子に座った姿勢で何度も何度も教えてくださり、
緊張のあまり、なかなか脱力しきれない私を、
最後はなんと、立ったまま持ち上げてブランブランと揺らして脱力~
先生、翌日コンサートなのに・・・
しかも、私、結構重いのに・・・
先生、大丈夫かな・・・
もう、先生のことが心配になってしまい
申し訳なさとありがたさで再び胸がいっぱいに・・・
レッスンになると、つい我を忘れてなんでもどこまでも教えてくださる先生・・・
本当に、先生がそのとき、すべてを私に与えようとしてくださるのが伝わり、
もう、ありがたくて泣けてきて
私は、実はピアノの恩師を音大卒業して間もなく亡くしています。
音高から音大卒業までの7年間、基礎のできていなかった私を、
文字通り手取り足取り教えてくださった恩師でした。
私は、もともとは専門的に習っていたわけではなかったので、
ぎりぎりの最低ラインの成績で音高に入り、
先生の言われるまま、素直に毎日8時間練習を続けて、
卒業する時には、卒業生代表になれる位に、上達させていただきました。
恩師には、どれだけ愛情をかけていただいたか、わかりません。
音大に入ってからも、ちょっと部活を頑張りすぎたときには、
お嬢さん芸ではないのよ!!と、厳しく叱咤激励されたこともありました。
そして、無事卒業して、先生の門下会でも開きましょう、と話していた矢先、
先生はがんで急逝されました。まだ40代でした。
とてもショックでした。
それまでただただ先生について、一生懸命だった私は、
行き場を失った気持ちになりました。
その後、いろいろな先生に出会いました。
素晴らしい先生はたくさんいらっしゃいましたが、
なかなか恩師のような先生には出会えませんでした。
話が長くなりましたが、その、亡くなった恩師と同じくらいの愛情を、
今回のシャバカ先生からいただいたような気がしたのです。
もしかしたら、今回のことは、恩師が、天国から、シャバカ先生と会えるようにしてくださったのかもしれません。
恩師は、遠く離れていても、いつも見守ってくださっているのを感じるのです。
もうすぐ、先生が急逝されてから30年になります。
私も、先生の年齢をとっくに追い越してしまいました
今まで先生にいただいてきた愛情を、
今度は、私の生徒さんや、まわりの人たちにお返ししていきたいと思います。
そして、シャバカ先生に今回教えていただいたように、
いつも全力で与えるレッスンをしていくこと、
愛情をもってレッスンしていくこと、
ハートを開いてピアノを弾くこと、
力を抜いてリラックスして弾くこと、
を、忘れずに実践していこうと思います。
それと、今回はピアノのレッスンでしたが、教わったことが、
心理学でも学んでいることととあまりにリンクしていて、びっくりしました
やはり、すべては同じ。真理は一つなのだ、と妙に納得したのでした
私には、今まで恩師が3人いました。
音高に入るまでの特訓をして音楽の道へと導いてくださった恩師
(もう退官されていますが音大のとても偉い教授でした)と、
音高音大の亡くなってしまった先ほどの恩師、
(もちろん他にも、それまでの私を導いてくださった先生はみんな恩師なのですが)
そして、私が生きるのを楽にしてくれ心理学の師である島倉潤子さん。
潤子さんは、ありのままで生きること、もともと持っているギフトを開いて世の中に貢献していくこと、すべての出来事に自分で責任をもつこと、どんなときも愛を選択すること、ハートを開いて自分を大事にすること・・・教えていただいたことはとても書ききれません。
潤子さんと出逢えたおかげで、私は再びピアノの道へ戻れたり、今回は初のチャリティコンサートを開催しよう、と思えるようになったのでした。
そして、今回、初めてお会いしたシャバカ先生も、次にお会いできるのは来年になりますが、
私にとっては、とても大切なことを教えてくださった恩師…と一方的ながら呼ばせていただこうと思っています
皆さまには、どのような恩師がいらっしゃいますか?
ご縁というのは不思議なものだと思うのです。
人生でここぞ、という大切な時には、必ず恩師が現れて、
導き助けていただいてきたような気がします。
それも、もしかしたら、神様や、ご先祖様や、見守ってくださる存在が助けてくれているのかも?
そう思うと、これからも、なんの心配もいらないような気がして、
なんだか安心して、人生にサレンダーできるような気がしています
今日も長文を最後までお読みくださり、ありがとうございました
皆さまのこれからも、よい出逢いがありますように
~熊本に祈りを~
ピアノとお話しによる小さなチャリティコンサートのご案内
9/30㈮午前中に、新宿御苑前にて。
まだまだ未熟な私ですが、ありのままのお話と共に、
心を込めてピアノを弾かせていただきます。
このコンサートの収益は、こころのビタミン研究所を通じて、
被災地障害者センター熊本に寄付させていただきます。
詳しくは、「チャリティコンサートのご案内」
http://ameblo.jp/miho-piano-pov/entry-12181738352.html
をご参照ください♬
お時間のご都合つく方、ぜひ、いらしていただけましたらうれしいです
おかげさまでチケット完売となっております。
ありがとうございます!感謝しております☆彡
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mihogunji98@gmail.com まで、お気軽にどうぞ