近況 2017年11月 | 縦隔原発の悪性リンパ腫になっちゃったけど、コプチャイ ライライ

縦隔原発の悪性リンパ腫になっちゃったけど、コプチャイ ライライ

突然の縦隔原発びまん性大細胞型B細胞リンパ腫宣告、長期の入院治療が決まりました。CODOX/IVAC療法で治療をうけました。
その闘病記です。

10月はなんだかずっと体調がすぐれず、クリニックにいって薬をもらっても、2週間以上咳がとまらず、仕事に支障が出るくらいでした。


お天気が安定した頃から体調もよくなって来ましたが、なんだかすごく疲れやすい。

お仕事飲みも増えてきました。
メーカーさんとご一緒するときには、そのメーカーさんが扱っているお酒を飲むので、日本酒、ワインなどアルコール度数高めのものを、多いときには週3もあったので、翌日お酒を引きずらないくらいに飲んでも、体力が確実に奪われていく。


そんな1週間だと土曜日には身体が言うことを聞いてくれず午前中はぐったりで、3年前と対して変わらない生活に戻ってしまっているんではないかという嫌悪感で月曜日を迎えます。

ランチもお弁当をサボり気味だったので、気持ちを入れ替えて、先週くらいからせめて週の前半は弁当持っていけるように、おかずの作り置き、頑張っています。

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土曜日は歯医者さんに行き、5月にハワイでポキっと折れてしまった歯のメンテナンス。
抜歯して仮歯をいれてからもうだいぶ経っているけど、歯茎の回復が遅く、抗がん剤治療のせいかはわからないけど、土台の骨も幅が狭くなっていて、インプラントに耐えられるかどうか、とのこと。

主治医の先生にお手紙を書いてもらい、許可をもらってからインプラントにするとのこと。

たぶん主治医の先生は、何にも問題ないよ、というと思う。


話は遡り、2週間ほど前、病気のことや治療のことなど取材をしていただきました。

私は4時間半喋りっぱなし。
聞き手は大変だったことでしょう。

大変な治療だったんですね
頑張りましたね

ってがん経験者に言っていただいて、
そうだったのかな、頑張ったって自分で認めてあげてもいいのかな、と思えた瞬間でした。


私が病気になる前の状況から寛解に至るまでを、自分の文章以外で初めて読み、自分のことなんだけどほかの人の経験談を読んでいるみたいな感じもして、病気の時も親や夫にあまり心配かけないように、無意識のうちに気丈にふるまってたな、と感じました。

まだ所々修正を入れてもらおうと思っていますが、同期に読んでもらいました。

読んだ後、

全然わかってなかった、ごめんね

と言われました。

読んでて泣けてくる、と言われました。

実は私も読んでいて、私の経験をほかの人が文字におこしてくれたことが嬉しくてニヤニヤしながらも泣けてきました。

これがどなたかを勇気付けたりホッとできるものになればいいなと思います。