古典占星術（伝統占星術）の
重要な概念に
「ジョイ（JOY）」があります。
各天体が特定のハウスで
「喜ぶ」状態になることを言います。
現代でも引き継がれている概念で
ジョイ天体は質が良くなります。
水星 → 1ハウス
月 → 3ハウス
金星 → 5ハウス
火星 → 6ハウス
太陽 → 9ハウス
土星 → 12ハウス
※古典占星術では
天王星・海王星・冥王星は
使いません。
＊＊＊＊＊
水星は「知力、饒舌」を管轄しています。
1ハウスの管轄部位は「頭」、
頭脳、口を管轄していることから
共通項が見られ、
水星が喜びそうです。
9ハウスは一番暑い場所です。
太陽が一番喜びそうな場所です。
太陽と月は
対抗している天体。
太陽が9ハウスでジョイなら、
月はその対抗ハウスの3ハウスが
喜びの場所となりそうです。
5ハウスは
「趣味・恋愛・喜び・楽しいこと」を
管轄しています。
金星と意味が被っているので
金星にとって5ハウスは
喜びの場所となりそうです。
11ハウスは「拡散・希望」を
管轄するハウス。
木星と意味が被り、喜びそうです。
凶星で暴れん坊の要素が強い火星は
「義務・労働」のハウスに滞在すると
上官の命令にしっかり従うような
良き働きをしそうです。
火星同様に凶星である土星は
杓子定規過ぎる所があります。
「目に見えないもの・ファジーなもの」を
管轄するハウスに滞在すると
その要素が緩まりそうです。
※解釈は色々あります。
～ 関連記事 ～
