美穂です。
占星術に「ステリウム」という言葉があります。
これは、ホロスコープ上で、天体が3つ以上重なっている状態のことを言います。
・一つの星座に3つ以上
・一つのハウスに3つ以上
・星座を跨いだ状態で3つ以上
占星術師の方によって少し見解が違うようですが、まあとにかく、狭い所にコンジャンクションがたくさんあって、ぎゅっと密集した状態のことを言います。
360度ある広い円の中の狭い所にぎゅっと固まっているので、やはりスゴイ状態です。
例えば、下のチャートの赤丸部分ような状態を言います↓
射手座に太陽&水星&月が入っていて、ステリウムです。
このステリウムは、重なっている天体に、個人天体(太陽・月・水星・金星・火星)が含まれると、その星座やハウスのテーマが強くなります。
特に、太陽と月がある場合は、もう、どう考えてもそこが際立ちますし、大事です。
末弟がこのステリウムを持っていまして。
・月&水星&金星が、牡羊座後半度数でステリウム。誤差1度
・月&水星&金星トリオと太陽(牡牛座)の計4天体が、9ハウス(射手座ハウス)でステリウム
男性は太陽星座が立っていることが多いですが、末弟の場合はこのステリウムがあるせいか、月星座の牡羊座と9ハウスの射手座が立っているんですよね。
牡羊座は28度と後半の度数ということもあって、牡羊座より射手座のほうが強い印象です。
牡牛座の割には、とにかく、「行動力」があって、「フットワークが軽い」んです。
「何でもトライ」してみる、というタイプで、牡牛座の突出する要素の「慎重さ」があまりないです。
メールの返信が3週間後などの忘れた頃に返ってくるというのは、射手座的な「適当さ」でしょう。
「柔軟性」が高いというのも射手座的で、これも牡牛座要素には無いもの。
異性関係でもその傾向は良く出ています。
牡牛座の大きな魅力である「一途さ」があまりないことを、私は知っている(笑)
「向上心」があって、「勉強」をするのは射手座的。
私が勉強しているような「精神世界」は大好きで、末弟と会ったら、そういった話題に勝手になっていきますね。占星術の話も、凄く好きで、食いつきがイイです。
「海外」と縁が繋がっているというのも特徴的。
海外の管轄は射手座です。
末弟は、英語が大好きとか、洋画・洋楽が大好きというタイプではないですが、大学時代、留学の機会を得て、短期の留学を経験しました。
熱望したわけでもなく、機会があるなら「何でもトライ」の精神で。
そして今は、海外赴任中。
英語圏ではないので大変のような感じもしますが、末弟にとっては、これも何でもトライの精神で、特に問題ないようです。
両方とも、こちらから望んだことではなく、向こうからやってきた話です。
ステリウムは、魅力や才能を分かりやすく提示してくれています。
ステリウムがある星座やハウスのことに積極的に取り組んでみると良いです。
あるいは、その星座のことやハウスのことが、向こうからやってきているパターンもあると思いますね。
何度も持ちかけられる話は、「おや?」と思って、一旦立ち止まって考えてみると良いです。
宇宙が用意してくれている道と考えられます。
本日もお読みくださいまして、ありがとうございました
※アメンバー記事は、ホロスコープ講座受講者様専用記事です。