根圏は見えない・・・ならば・・・② Nematode | 休日日曜百姓の野良流宇夢(ノラリュウム)実践記

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休日日曜百姓の想像と実践
半自然植物栽培
semi-natural plants cultivation ,my imagination and practice
畠、田んぼの生物多様性を増幅して農園を作っています

線虫(Nematode)といえば、野菜や作物の害虫や腸に寄生する寄生虫というイメージしか浮かばなかったが。それは線虫のほんの一側面にすぎないことをいままで知らなかった。

 

The Most Important Animal You've Never Seen | Meet the Nematode

あなたが見たことのない最も重要な動物 

線虫に会いましょう

 

 

 

 

動画内からの引用

 

線虫学者のネイサン・コブは、地球上に線虫がどこにでも存在していることを次のように描写しています。

要するに、仮に線虫以外の宇宙のすべての物質が一掃されたとしても、私たちの世界はまだぼんやりと認識できるだろう。そして、もし私たちが肉体を持たない魂であってその世界を調査することができたとすれば、山や丘、谷や川、 そして湖や海が線虫でできたフィルムとして見いだせることだろう。 人間の集団ごとに、それに対応する特定の線虫の集団が存在するため、町の位置は容易に判別ができるだろ。 木々はそのまま私たちの街路や高速道路を象徴する幽霊のように列を成して立っていることだろう。 さまざまな動植物の位置は依然として判別可能であり、十分な知識があれば、多くの場合、かつて寄生していた線虫の検査をすることでその種類さえも特定できることだろう。

 

ウィキペディアから、線虫の驚くべき事実

  • 土壌中に莫大な個体数がおり、地球上のバイオマスの15%を占めているともいわれている。
  • 地球上の線虫の種数は最大で一億種とも見積もられたことがあった。
  • 線虫は地球上のほぼすべての環境に適応して生息している。湛水、海水、土壌、極地、熱帯、砂漠、深海などのあらゆる場所で発見されている。
  • 多くの場合1平方メートルあたり100万匹を超え、地球上のすべての動物の約80%を占めるその数の優位性、ライフサイクルの多様性、およびさまざまな栄養段階での存在は、多くの生態系において重要な役割を果たしている事を示している。