石炭紀の森シュミレーター | 休日日曜百姓の野良流宇夢(ノラリュウム)実践記

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石炭紀 Carboniferous periodの森シュミレーター

石炭紀(せきたんき、Carboniferous period)は、地質時代の区分のひとつ。古生代の後半で、デボン紀の後、ペルム紀の前の時代を指し、これはおおよそ現在より3億5920万年前から2億9900万年前までの時期にあたる。この期間はデボン紀末の大量絶滅からペルム紀直前の数百万年に及ぶ氷河期で区切られている。
名前の由来はこの時代の地層から多く石炭を産することによる。この地層から石炭を産するのは当時非常に大きな森林が形成されていたことの傍証となる。現在の地球上では、枯れた樹木は時間とともに大半が菌類(カビ・キノコ等)、細菌、昆虫(シロアリ等)などによって分解されてしまうが、石炭ができるためには完全に分解される前に地中に埋没することが必要である。特に古生代においてはそれら分解者が、まだ出現していなかったり少数派であったため大量の植物群が分解前に埋没していた。
代表的な植物種
リンボク
(鱗木、レピドデンドロン、学名:Lepidodendron)は、石炭紀に栄えた、化石としてのみ知られる一群の木本様植物(属)で、ミズニラ類に類縁である。
フウインボク
(封印木、シギラリア、学名:Sigillaria)は、石炭紀に栄えたシダ植物である。高さは20 - 30メートルほどあり、幹の葉が落ちたところに六角形の形がつくため、この名がついた。リンボクなどと共に、世界の主要な石炭の元となっている植物である。現生種では、ヒカゲノカズラ科などが近縁。
ロボク
(蘆木、学名:Calamites、カラミテス)は、石炭紀に栄え、石炭とともに見出される化石としてのみ知られる木本様植物(属)である。現生のトクサ類に近縁で、高さ約80センチメートルぐらいの木であった。(現生トクサ類でも数メートルになるものもあるが木ではない)。リンボクなどとともに沼沢地に群生していたと考えられる。現生の蘆(アシ)のような形をしていたため蘆木(ロボク)と呼ばれている。

 

スクリーンショット①

リンボクの林

 

スクリーンショット②

カラミテスの群落

 

スクリーンショット③

フウインボクの群落