【ウィルソントレイル セクション3】
標距柱19~27まで
流れ星見所 砲台山(Pau Toi Shan)別名魔鬼山(Devil's Peak)と五圭山(Black Hill)
流れ星行き方 バスで“高怡邨(Ko Yee Estate)”下車又はMTR油塘駅A2出口
流れ星所要時間  5歳と3歳の足で約4時間半
流れ星全長 7.5キロ
子供満足度 星星星星
大人満足度 星星星
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九龍島のザックリとこんなコースを歩きます
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南北横断コースのウィルソントレイルはセクション3から香港島から九龍島に変わります★
 

行き方

我が家の西湾河からは『613』のバスで“高怡邨(Ko Yee Estate)”で下車すれば入口付近に到着するので楽ちん♪

MTR油塘駅からは“高超道 (Ko Chiu Road) ”に沿って“華人永遠墳場”方面に歩くと10分ほどで入口に到着します。

向かい側に煌びやかな入口がありますがウィルソントレイルはその道では無く、

横のコンクリート道路の道を登っていきます。

少し登ると遮断機があり人が中にいます。
ここに“標距柱019”があり、なんともわかりずらいセクション3のスタート地点!
 
標距柱019
セクション3スタート!

山道までは車が行き交うコンクリート道路を歩きます。

途中あずまやが2軒ほどあります。
小雨が降っていたので少し雨宿り。
このまま500mほど歩き進めるとウィルソントレイルの看板が出てくるのでここを左折し階段を登ります。
 
標距柱020
砲台山軍事施設と砲台山山頂
階段を登るとウィルソントレイルの看板が置いてあります。
さて。ここからが本当の山登りスタート!
これから登る砲台山は山肌が出ていて西湾河の我が家からもよく目立つ山です。
少し登ると右側に『砲台山軍事施設』があるので少し寄り道。
この要塞跡は1898年に英軍によってつくられ、歴史建築二級にも指定されている場所です。
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香港島の筲箕灣や西灣河あたりがよく見わたせるビューポイントでもあります☆
小さなトンネルがあったり
なにやら文字が書いてあったり
潜ったり登ったり、子供達は探検気分でとても楽しそう♪
屋根があるベンチもあったので我が家はここでランチ休憩。
お腹が満たされたらさぁ、出発!
さっきの分岐点まで戻り今度はその先の“砲台山”へ。
この砲台山への道もウィルソントレイルのコースでは無いので寄り道になります。
しかしここがセクション3の見所でもあります!
道中の景色は見渡しが良く気持ちがいいです☆
砲台山への上り坂はそこそこ急ですが、
振り返ると絶景!
將軍澳(Junk Bay)の海や康城(Lohas Park)から、
西湾河や太古、奥の方に香港中心のビル群まで180度のビューが楽しめます!
そしてこの階段を登りきると頂上!
石壁が現れます。
砲台山の頂上も要塞跡であり、日本軍からビクトリアハーバーを守っていました。
てっぺんには三角点もあります!
標高222メートルなのでさほど高くはありませんが景色はとても良い場所です。
ここに砲台を建てた意味も理解できます。
先程の軍事施設より規模が大きく、より子供の探検心をくすぐります。
砲台は一周ぐるりと周る事ができ、まるで迷路のよう。
きっとこんな感じで大砲の狙いを定めていたんだろうな~。
この山を目的で来る人も多く、沢山のハイカーがいました。
一通り楽しんだらウィルソンのコースに戻ります。
分岐点まで戻ったら元の道を真っすぐ進みます。
 
標距柱021〜標距柱023
次の山頂を目指して
しつこい量のウィルソンの看板がここから続きます。
斜めに設置された階段を下り
しばらく歩くと“華人永遠墳場”という巨大な墓地が出てきます。
3歳の次男くん。
ちゃんと歩いてくれてはいるのだが、なんとも速度が遅い。
ついて来てるかな~と後ろを振り返ると、
!?
思わずに二度見。
そりゃー歩くの遅いわけだ。
ちなみに最近、マスクは次男のマイブームです。
標距柱023をすぎると道が閉鎖されており途中階段を登らされます。
登って下るとまた同じ道に出てきます。
その先にある階段を更に下ると、
“澳景路(O King Road)”という大通りに出ます。
道路を渡り、右に歩くと左側にウィルソンの看板が出てきます。
 
標距柱024
もう一つの山頂、五圭山

看板に従って階段を登ります。

ここからは、これから歩く山の稜線が見渡せます。
500mほどずっと階段を登りますが、途中であずまやもあるので休憩もできます。
道中の景色は中々素敵☆
右を見れば調景嶺、左を見れば藍田のマンション群が見渡せます。
前に登った釣魚翁郊遊徑もマンションの奥に見えました。
最近急に気温が寒くなったので、生えている植物も冬らしくなっていました。
登ったり下ったりすること数分で、
五圭山(Bkack Hill)304mの山頂に到着!
ここからは将軍澳のマンション群が見渡せます!
ベンチが沢山設置されているのでここでお菓子休憩★
一休みしたら、さぁ出発!
少し歩くとあずまやがあります。
ここには手作り感溢れる健康遊具がいくつか置いてありました。
ぶら下がり棒でしばらく遊ぶ子供達。
その先にはヘリコプターが山に衝突しないように設置された反射板がふたつほどあり、その横を通り過ぎます。
 
標距柱025〜標距柱027
寶琳路に向かう
途中出会ったドローン青年が操縦の仕方やドローンの性能を教えてくれました。
青年の話を聞きドローンが欲しくなる我が家。
ドローンがあれば山の景色とかすごく良く撮れるんだろうな~。
ここからは下り階段が多くなってきます。
長男は歩くのが早く、遠くの方に長男の姿が見えます。
しばらく歩くとウィルソントレイルと“茅湖山(Mau Wu Shan)”の分岐点が出てきます。
今回は行きませんが茅湖山も砲台山のような遺跡があるみたいなので、いつか行く機会があったら行ってみたいです。
山道を抜けるとコンクリ―ト道路に出て、
住居が立ち並ぶ馬游塘村(Ma Yau Tong Village)の横を歩きます。
するとバスが行き交う寶琳路(Po Lam Road)に出ます。
ウィルソントレイルはこの道路を横断して約2km歩くのですが、次男が眠くなってきていたので我が家はここでドロップアウト。
大人としては最後まで歩きたいが時間も無いしここは仕方がない。
寶琳路を左手に歩くとバス停があり、MTR観塘駅 (Kwun Tong)は98A、旺角駅は95のバスで帰れます。
西湾河に帰る場合は93Aに乗れば観塘フェリーターミナルが終点なのでそこから船で帰れます!
 
こんな感じのウィルソンセクション3。
行き易い場所にあるし、砲台山もとても良かったのです☆
是非一度行ってみてください!
 
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長男:5歳11か月
次男:3歳4か月

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【子供との山登りで持って行くべき物】

①ハイキングシューズ

滑りにくさが全然違います!

転倒防止になりますし、「疲れた~」となりにくいのでちゃんとしたちゃんとしたハイキングシューズを履かせることをお勧めします。

 

②帽子

暑かったらハイキングに限らず被ると思いますが、結構むれるので通気性の良い帽子をおススメします。

 

 

③トレッキングポール

ポールがあると使いたがってノリノリで歩いてくれることがあります。

又、電車ごっこをしながら歩いたり、岩をつついてみたり色んな用途で使う事ができます!

 

④ベビーキャリー

荷物を背負いながら子供もおんぶできる利点の他にも、おんぶ紐と違って汗が直接子供に付かなかったり、間に風が通るので涼しかったりする利点もあります。

 

⑤速乾性の服(着替え)

香港の山登りは暑いです!!

最低でもTシャツは一枚持って行きましょう。

 

⑥日よけ兼雨具

これは母が必要です!

雨天兼用の軽量傘が役に立ちます!

 

⑦レインウェア

香港の山の天気は変わりやすく、突然スコールのような雨に襲われることがあります。

又、移動中の電車やバスは冷房で寒かったりするので、上着と兼用できるようなレインウェアが役に立ちます。

 

⑧水筒兼リュック

水は多めに持って行かないと命にかかわります。

しかし水は重いので水を背負えるようなハイドレーションタイプのリュックがオススメです。

 

⑨食べ物・おやつ/ウェットティッシュ

お昼を挟むときはおにぎり(腐り防止の為梅干しを入れてます)、おやつは個包装の物を持って行くと食べやすいです。

 

⑩絆創膏

キャラクター系のバンドエードを備えておくと、転んで擦りむいた時など子供の気を紛らわすことができます。

 

⑪虫よけ

虫よけは必須!場所と時期によっては結構刺されます。

子供が小さい時にはこのような虫よけのメッシュのパーカーを着せていました。

 

⑫日やけどめ

香港は紫外線が強いです!

汗にも強いウォータープルーフなのに石鹸で落ちるANESSAのパーフェクトUVマイルドミルクが子供にはおススメです。

 

⑬ホイッスル・ライト

いざという時に!

ホイッスルとライトは最低限の防災防犯グッツです。

 

⑮GPSウォッチ&ドローン

無くてもいい物ですが、これがあれば+αハイキングの満足度が上がります★