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迷路をほどくお手伝い♡
やっと来た来た金曜日！ とハッピーなお嬢さまがた、こんばんは。
フリーランスには週末なんかないのだ、と矢探れているミハルです。
あなたのココロの伴走車、メンタルコーチのミハルでございます。
今日は先輩お弟子にお誘いいただき、参加した『朗読会』の感想です！
朗読会…あれでしょ、人が本を読むのを、じっと聞いているだけでしょ。
つまんないわ～！！
なんていうイメージがあるか、と思うんですが。
そんなことありませんでした！
私も初めて見せていただいたんですが、すっごく面白かったです！
何が面白いかって言うと、
「ひとのなかの想像力を、いかに喚起するか」
を目的としたパフォーマンスアートだからです！！
小説を読むとき、ひとはその場面を想像します。
誰がいて、どこにいて、何をしゃべって、何をするか。
こうやって想像して、そのなかで読み手も遊ぶ、みたいなことが楽しいんですね。
朗読会では、『声』がキーワードになります。
人間の声を使って、
場面場面を作り上げていく。
声は活字とちがって『一過性』のものです。
音になって空気中へ出された瞬間に、声は儚く消えていきます。
消える直前に、誰かの耳に届き、耳から脳内に入って、イメージを喚起します。
それが、朗読を聞く、という事なのでしょう。
自分の中の想像力を試されているというか、
ききながら、物語の世界へ入るきっかけを作ってくれるのが、朗読、みたいなんです。
声のはかなさ、
身振りの一瞬さ、
そういったものがまとまって、朗読になり、一瞬でかき消えていくパフォーミングアートになって
心に残るんです。
朗読会のあと、先輩お弟子のさちこさんは、こう言いました。
「朗読もカウンセリングもね、言いすぎちゃ、だめなの。聞いている人が納得して、自分の中から引き出すまで、待っていなきゃ、だめなのよ」
当日に「カチカチ山（太宰治・作）」を二人でお読みになったとき、さちこさんは声だけで
たぬき、を鮮やかに作り上げて見せました。
ちょっと間抜けで、うぬぼれやで、コンプレックスもある男たぬき。
清浄な乙女うさぎにだまされて、騙されつつも、ほのかな愛嬌をみせる男たぬき。
そこにあるのは、どこまでも太宰の原作に忠実な男たぬき像ではありますが、
ちゃんと、さちこさんの解釈が織り込まれ、
さちこさんの男たぬきになっていました。
自分の持ったイメージを雄弁にしゃべり倒すわけじゃない。
だけど、そこには厳然と、タヌキがいたのでした。
・・・ここ、笑う所じゃありませんからね？？
だけど、こうやって書くだけで、さちこさんが紡ぎだして見せた男たぬきの
コミカルさ、ちょっとした哀愁なんかが、くっきりと伝わるでしょう？
彼女が見せてくれたのは、そういうことなんです。
そしてカウンセリングでも、『カウンセラーがしゃべりすぎない事。ご相談者さまから、納得と気づきを引き出すこと』
が大事だという事を、
おまぬけな後輩にしっかりと伝えて下さったのでした。
先輩お弟子とは、ありがたいものだなあと。
ミハルはお土産にいただいた栗どらやきにかじりつきながら、そう思ったのでした。
さちこさん、ありがとうございます。
ミハルもがんばりますから、またご指導くださいね。
（手前・ミハル 奥・さちこさま この柔らかい笑顔を見て！！）
こんなふうに、根本裕幸先生のお弟子ーズは、日々、刻苦勉励しているのでした。
ミハルもだよ(笑)
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+++ 中野翠陽（なかのみはる・ミハル）のプロフィール +++
愛知県生まれ。
信州大学人文学部哲学専攻科を卒業後、自動車関連のメーカーに就職。
事務をしつつ、私立佛教大学・社会福祉学部・社会福祉学部の通信課程を卒業。
ワーキングホリデービザを取得し、カナダ トロントにて１年間の遊学。
アジア系、アラブ系、南米系の友人と交流を持ち、『韓国人より韓国人らしい英語をしゃべる無国籍女子』として名をはせる。
帰国後は、社会福祉士国家資格を取得。なぜか旅行会社へ転職し人事、経理、総務を担当。
会社倒産後は療養型病院へ転職。メディカルソーシャルワーカーとして医療相談に従事。院内では『病院イチ霊感がない女』とよばれた。
退職後はフリーのwebライター。『うまい・早い・安い』をモットーに活動初年度より、11年継続して、売上を作りつづける。
2023年、一念発起してカウンセラー根本裕幸氏に師事。８期弟子となる。
師を選んだ理由は『コッペパンのような顔とささやきボイスのギャップにヤラレタ』。
現在、名古屋近郊で家族+猫２匹と暮らし、『おもろいだけのオカン』メンタルコーチとして活動中。
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その世界観をひっくり返すメンタルコーチ・ミハル
地の果てまで、徹底的に
あなたの味方をいたします。