あなたの『モヤモヤ迷路』を、一本道に。
迷路をほどくお手伝い♡
今日もココロノマルシェに、力いっぱい、ご回答しますよ！
※『ココロノマルシェ』とは、根本裕幸先生にまなんだお弟子カウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。
ご相談は無料で、お弟子一同が腕によりをかけてご回答いたします。
どなたでもお悩み投稿ができますので、お気軽にご利用ください―♡
今日のお悩みは・・・
「人生のもやが、（40年も）晴れない感じです」はたさん様より
『人生にもやがかかっている感じです。
罪悪感を手放すことで、もやが晴れるのでしょうか？
現在５４歳、２２年勤めた教員を早期退職しました。
きっかけは中２の頃の話です。（今から４０年前）
私には万能感さえありました。勉強にスポーツ（野球）、日常会話など、みんなの中心になり、楽しくできる充実感や自信も持っていました。
そんな時、学級委員や生徒会長、野球部のキャプテンをやる中で、あまりにも教師の言うことに従順だったため、同じクラスの子達から「優等生」と言われて、嫌われた（と思っている）のがきっかけです。
休み時間には遊ぶ友達もおらず、他の組の生徒と遊んでもらっていました。
修学旅行では、自由時間が一番つらかった。
誰とも一緒に見学できず、宿では話もせず押入で寝た記憶さえあります。
また、野球部でも同級生との間に溝を感じてしまい、うまくまとめられずチームも実力はあるのに弱いままでした。
そこにも責任を感じました。
そこから、私は友達に罪悪感を感じているように思います。
また、上辺だけみて、「雑談できない自分」を責めるようになりました。嫌われないためにはうまく話をしなければ、と思い込んだようです。
そこからずっと悩んでいたのですが、親や友達には言えなかった（言いたくなかった）のです。
悩みをず〜っとひきずっている感じで人生を過ごしてきました。本当に苦しかったのです。
万能感を持っていつつ、大人しい、人見知りな性格が一気にコンプレックスに変化したように思います。
・同級生に嫌な思いをさせてしまった。
・ダメなキャプテン、ダメな生徒会長
・もう人前に出てはいけない
・「友達とうまくできないのは、話せないからだ」という思い込み
・母親に、「〇〇（私）は、話さないものね。他の子は学校であったこととかよく話してくれるのに」と言われたことが、重荷になっている
・自分の気持ちを口にしない、周りに想像してもらっているという性格の負目
などが、自分を罰する際の項目です。
それ以来、高専時代、社会人時代、教員時代含めて、その時々の浮き沈みや、楽しみ、結婚、持ち家、子供の卒業などなど、一通りの人生経験をしてきましたが、どうしても中２からの”もや”が晴れず、すっきりしない感じなのです。
ことあるごとにその出来事を思い出し、苦しくなります。
”もや”とは次のようなことです。
・人前に出るのがとても負担に思うようになりました
・教員なのに子供の前に出ると少し緊張感が出るんです（２２年なんとかできましたが）
・心の底から、友達だといえる人物がいないんです（よくしてくれた友達は２、３人いて、
今も親しくしていますが、全ての自分を見せていない感じです）
・心に笑い（ユーモア、余裕）がなく、自分の息子と気軽に話せない感じです
・実家に帰ると、何があったわけでもないのに、嫌な気持ちを思い出して、落ち込みます
・周りに複数人がいると、自分がどう感じるのか、どうしたいのかわからなる時があります。
家族では出ませんが、職場、ご近所さんの集まりなどでは顕著に出ます。
・場面緘黙の子って、きっとこう言う気持ちなのかと思います。
その場面になると心が苦しくなるけど、言葉にできません。
・やっと言葉にしてみると、その時の気持ちが表現できません。表現しようとすると世界が
違う感じになってしまいます（苦しい世界から抜け出せる気もします）
・いつも反省している感じです
・人と会うと何を話したらいいのかわからなくなります。
・自分のキャラクターがわからなくなる感じがして、パーティーなどには到底出られません。
出るだけで疲れます。立ち位置がわからなくなるからです。
根元さんの本を読んで、きっと自分は中２のことで、罪悪感を感じているんだと思いました。
それを手放したい。自己肯定感を上げて、もやを晴らしたいと思っています。
ただ、どうやるのかがわからない。自分を受け入れることがどうやったらできるのか。
長文になりましたが、書いているだけで少し頭の中が整理された気持ちになりました。
ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。』
～ミハルよりメッセージ～
はーい、はいはい！
よろしくお願いされましたよー(笑)
メンタルコーチのミハルでございます。
40年にわたる心のモヤ。
晴れたいですよね。スッキリさせて、軽々と行きたいですよね。
では、そのもやを、はたさんと一緒に晴らしていきましょうか。
まず見ておきたいのが
①いろんな矛盾があるみたいですが、ご自分で気づいていらっしゃいますか？
②罪悪感を手放すのは、『怒り』を手放すことから始めましょう
の２点です。
ここから、なぜはたさんが、それほどまでに深い罪悪感を感じているのか。
罪悪感の根っこは、どこにあるのか。
手放すには、どうしたらいいのか。
を見ていきましょう。
今回は、ちょっと痛いかもしれないですよ(笑)？
なにしろ、はたさんは頭脳派です。
40年にわたって構築し、スキマもないほど完璧に作り上げた「何か」を突きくずすことで
もやが消えるからです。
ちょっと頑張ってくださいね！
ふふふ。ひっさしぶりに、どSミハルが登場いたしますわよ！
①いろんな矛盾点…本当に見たくないものを、隠すために作っていませんか？
ちょっとですね、ご相談文から、気になる部分をピックアップしてみましょう。
とくに「もや」の部分です。
はたさんが書いてくださったことと、矛盾点を並べてみますよ。
＞人前に出るのがとても負担に思うようになりました⇐⇒人前に出る教員になったのはなぜ？ 緊張するのに？
＞心の底から、友達だといえる人物がいないんです⇐⇒よくしてくれた友達は２、３人いる。自分を見せないが、友人がいる。
＞・心に笑い（ユーモア、余裕）がなく、自分の息子と気軽に話せない感じです
・実家に帰ると、何があったわけでもないのに、嫌な気持ちを思い出して、落ち込みます
＞職場、ご近所さんの集まりなどでは自分がどう感じるのか、どうしたいのかわからなくなる⇐⇒でも家族では出ません
＞やっと言葉にしてみると、その時の気持ちが表現できません。表現しようとすると世界が
違う感じになってしまいます
⇐⇒苦しい世界から抜け出せる気もします
あららら？
けっこう不思議なことがありますね？
いろいろと、矛盾点が出てきましたね。
リアルセッションでは、ご相談者さまのお話に矛盾がいっぱいあればあるほど、
ミハルはほくそ笑みます(笑)。
うすすすす、って(笑)
ソレ！
誰にも突っ込まれたくないから、完璧な理論武装をしていらっしゃるんでしょ？
それなのに、ああ、それなのに。
ぽろん、って。出てきちゃっているんですね。
本音なのかもしれないですね、はたさんの。
「自分、言ってることややってることに、ずれがありますよー！」って。
めっちゃ、わかりやすいサインですよね。
はたさんが、本当は何を言いたいのか。
リアルセッションでは、ご自分で探っていただくのですが、
そう言っていたら、ブログではご回答が終わらないので(笑)
ちょっとだけ、ミハルが先回りして申し上げますね。
はたさんのご相談文の、あっちこっちの些細なズレ。
SOSなんじゃないでしょうか。
はたさん。
14歳の時、同級生から『お前、優等生すぎ』って言われたとき、
どんな感情が湧きましたか？
＞・同級生に嫌な思いをさせてしまった。
・ダメなキャプテン、ダメな生徒会長
・もう人前に出てはいけない
＞・自分の気持ちを口にしない、周りに想像してもらっているという性格の負目
これらをひっくるめて、なんていうかご存じでしょうか。
「怒り」です。
「おれ、怒ってんだよ。察しろよ、わかってくれよ、助けてくれよ、頼むよ！！」って
40年ずっと、怒っているような気が、ミハルにはするんですよね。
どうでしょうか。
②「お前、優等生すぎ～！」って言われて、怒らなかった……なぜ？
人生、生きているといろんな壁にぶつかります。
壁の形や大きさはいろいろあれど、根っこの原因はだいたい似ています。
大きく分けて３つでしょうか。
A 親との関係が影響している
B 兄弟姉妹との関係が影響している
C 思春期に受けた傷が影響している
はたさんの場合は、Cですね。
１４歳という、まさに思春期ど真ん中！ のときに受けた傷が、
いまもなお、痛みとなって残っているのでしょう。
＞私には万能感さえありました。勉強にスポーツ（野球）、日常会話など、みんなの中心になり、楽しくできる充実感や自信も持っていました。
そんな時、学級委員や生徒会長、野球部のキャプテンをやる中で、あまりにも教師の言うことに従順だったため、同じクラスの子達から「優等生」と言われて、嫌われた（と思っている）のがきっかけです。
たいへんな、ギャップですよね。
世界がひっくり返るとは、こういうことを言うのでしょう。
このとき、はたさん、まわりに対して怒りましたか？
自分を「優等生」だなんて呼んだ同級生に対して、怒って暴れました？
怒りの感情は、なかったですか？？
怒って当然だとは、思いませんでしたか？
・・・思わなかった？
じゃあ、怒りは１ミリも出てこなかったですか？？
いろんなことが上手くいかなくなると、優しい人・人に気を配る人ほど
「他人を責めずに自分を責め」ます。
はたさんも、そうだったんじゃないでしょうか。
自分を嫌った同級生を責めずに、自分を責めた。
自分を責めるためには、それまで持っていた充実感や自信を捨てて、かわりに罪悪感をもつ必要があります。
だって、自分は罪人ですから。
他の誰が責めなくても、自分が自分を責めなくちゃいけません。
だから、休み時間にも友達と遊びません。
修学旅行でも孤立し、宿では押し入れで寝ます。
野球部をうまくまとめてはいけないですから、チームは弱いままです。
ネガティブなことが起きたから、罪悪感を感じたのではないかもしれないですね？
逆に、はたさんが罪悪感、自己否定を持っているから、ネガティブな事を引き寄せます。
ネガティブなことが起きなくてはならないんです。
順番としては
「悪い事が起きた⇒罪悪感」というより「罪悪感⇒悪いことを招き寄せた」と思います。
では14歳のはたさんに、怒りはまったく、なかったのか。
ありましたよね？
でもそれ、なかった事にしなかったですか？
こう言うタイプの怒りを、私は「引きこもりの怒り」というふうに、呼んでいます。
怒りを隠しちゃうんです。
自分の攻撃性を、外へ出さずに、自分へ向けちゃうんです。
そこから
「こんな自分に、何かができるわけがない」（無力感）
「あんな風に傷つきたくないから、目立たないようにしよう」（自己防衛）
と進みやすいのです。
ま、一般論ですけどね。微妙なニュアンスはリアルセッションで直接お話を聞かないと、わかりませんからね。
ただまあ、最大公約数的に言うと、こうなります。
「俺、絶対にまたやらかすから！ だから、みんなと離れておくから！ よろしく！」
ここまでくると、自己肯定感も自分軸もなくなります。
怒りを隠したいために他者と離れる道を選び、孤独になって生きていこうとするのです。
＞・いつも反省している感じです
・人と会うと何を話したらいいのかわからなくなります。
・自分のキャラクターがわからなくなる感じがして、パーティーなどには到底出られません。
出るだけで疲れます。立ち位置がわからなくなるからです。
このあたりが、人との距離感を表している気がするのです。
では、はたさんがモヤを晴らすにはどうしたらいいのか。
まず、自分の才能に気づきましょう。
はたさんの才能は、おそらく、「どんなに人と離れようとしても、離れられないくらいに、人が好き」な点でしょう。
ヒトから離れようとしても、なぜか教師の職を選んで２２年も働き、
ヒトから離れようとしても、うまく雑談が出来なくても、友人はゼロにならない。
結婚もしたし、持ち家もあるし、もう卒業した子どももいます。
ぜんぜん、孤独じゃないのです。
はたさんは、孤独になれないヒトなのです。
それほど、人とかかわるのが好きなのでしょう。
人と関わらずにいられない点が、はたさん最大の才能だと、思いますね。
まず、ご自分の才能を見ましょう。
すきなこと、やめられないことを見ましょう。
それがはたさんの価値であり、才能であり、愛情の源なのです。
ミハルからご提案するとしたら、
①ご自分のスキ、を探してください。
なんでもいいんです。ファッション、食べ物、趣味、何か好きなことを探してください。
キライなことはやらなくてもいいです。長所を伸ばすことのみに、尽力してください(笑)
②自分の中の怒り、をゆるしてください
ここはお恨み帳に、かつての怒りを書きまくることがおすすめです。
書くことで整理されることがありますし、なによりも、書くだけなら誰のことも傷つけません。
非常に安全な、怒りの発散方法なのです。
安全な方法を知り、じぶんに怒りがある事、それを出してもいい事を知りましょう。
これだけのことですが、やってみると結構たいへんかもしれないです。
なにしろ40年にわたり、「人間好き」な自分を押さえつけてきたわけですから。
一個ずつ、ゆっくりと、自分の中の怒りを解放していきましょう。
ご自分をゆるすこと、罪悪感を減らすことにも、つながりますよ。
はたさんに、のどかな日々がやってきますように。
＊＊＊こんなミハルと話してみたい！とお思いなら…
６月後半枠 【残6枠】（お申し込み締切 6/20マデ）
セッションはすべて、Zoomをつかったオンラインです。
対面セッションをご希望の方は、別途ご相談ください。）
①初回のお客さまは無料60分セッションを受けられます。
②2回目のお客さまは、無料60分セッションもしくはメールサポート付きの有料セッション、どちらかをお選びください。
③3回目以降は、有料枠をお使いください。
有料枠は60分（8,100円）セッション後の「おまとめレター」と回数無制限のメールサポート２週間付き
90分（10,900円）セッション後の「おまとめレター」と回数無制限のメールサポート１カ月付き
セッション後のモヤモヤを解消したい方、ワークをやっていて、分からないことが出てきた時にお役立てください。
ひとりではワークを続ける自信がない方、セッション後にどんどん疑問が湧いてくる方には絶対的にオススメします！
6/16（日） 14時～ ご予約済み
6/17（月） 14時～ ご予約済み
6/18（火） 20時～ ご予約済み
6/21（金） 11時～
6/21（金） 14時～
6/23（日） 21時～ ご予約済み
6/24（月） 11時～
6/25（火） 11時～
6/25（火） 21時～
6/26（水） 20時～ ご予約済み
6/27（木） 11時～
お申し込みはこちらへ
+++ 中野翠陽（なかのみはる・ミハル）のプロフィール +++
愛知県生まれ。
信州大学人文学部哲学専攻科を卒業後、自動車関連のメーカーに就職。
事務をしつつ、私立佛教大学・社会福祉学部・社会福祉学部の通信課程を卒業。
ワーキングホリデービザを取得し、カナダ トロントにて１年間の遊学。
アジア系、アラブ系、南米系の友人と交流を持ち、『韓国人より韓国人らしい英語をしゃべる無国籍女子』として名をはせる。
帰国後は、社会福祉士国家資格を取得。なぜか旅行会社へ転職し人事、経理、総務を担当。
会社倒産後は療養型病院へ転職。メディカルソーシャルワーカーとして医療相談に従事。院内では『病院イチ霊感がない女』とよばれた。
退職後はフリーのwebライター。『うまい・早い・安い』をモットーに活動初年度より、11年継続して、売上を作りつづける。
2023年、一念発起してカウンセラー根本裕幸氏に師事。８期弟子となる。
師を選んだ理由は『コッペパンのような顔とささやきボイスのギャップにヤラレタ』。
現在、名古屋近郊で家族+猫２匹と暮らし、『おもろいだけのオカン』メンタルコーチとして活動中。
++++
ミハルについての詳細は、こちらへ！
コーチングモニターについては、こちらへどうぞ♡
ひっくり返したいメンタルコーチ・ミハル
地の果てまで、徹底的にアナタの味方を
いたします。