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本日のお悩みは・・・
「お金の問題なのか、パートナーシップの問題なのか？」～はちわれ様より
『バツイチ同士 再婚して2年になる、50代前半。巣だった娘1人いる会社員女性です。
今の旦那さんに、最近嫌気とある意味恨みとストレスを感じ笑顔になれず、会話も必要最低限しかしていません。
もちろんレス。
今は子供が巣立って居ないので、夫婦だけの生活ですが、
お金やいろんなことに細かい旦那で、私はその逆の適当にが口癖。
日々の生活ペースが合わなくて、ストレスマックスが続いて、旦那嫌いとまでなっています。
そもそも、再婚したのは
キツイシングルマザーの生活からやっと楽になれる相手と結婚出来ると思ってしまったから、
付き合ってる時にこの人とは無理そうって何度も思ったにもかかわらず、
再婚に進めてしまった自分がいます。
それまでも、昔から
本当に好きで大好きになってしまった人はことごとく上手く行かず、ひどい振られ方もあり、
どちらかというと安全牌を選んできては、嫌になって別れるを繰り返す人生でした。
お金問題でお母さんから愚痴を聞かされて居て、反抗期のないいい子で育った、三姉妹中間子だからか
ずっと、お金とパートナーシップに悩まされます。
まず、何からどうすれば緩めていかれるのか？
何かヒントがほしくてウロウロしていたらこちらを見つけました。
文章だけでは伝わらないかも知れませんが、よろしくおねがいします』
～ミハルよりメッセージ～
はいはーい！ では本日はご相談文からわかる範囲で、ご回答いたします。
パートナーシップとお金の問題ですね。
パートナーシップの問題か、お金の問題か・・・
一件、どちらかの問題のように見えますが、実は根っこは同じです。
お金とはちわれさん、どっちが依存でどっちが自立の立場なのか。
旦那さんと、はちわれさん。どっちが依存で、どっちが自立なのか。
ここから考えてみましょう。
①お金って、コントロールできないものって思っていませんか？
自立と依存の関係は、人間どうし以外でも成立します。
モノと人間、ペットと人間、仕事と人間などなどですね。
今回の場合、どうも、どちらの場合においても、はちわれさんが「依存」の立場にありそうですね。
旦那さん：
＞再婚したのは
キツイシングルマザーの生活からやっと楽になれる相手と結婚出来ると思ってしまったから、
付き合ってる時にこの人とは無理そうって何度も思ったにもかかわらず、
再婚に進めてしまった自分がいます。
もちろん、はちわれさんにも愛情があるのでしょうけれど、生活のこともあって「依存的」な状態で結婚したようにも見受けられます。
まあこういうものは、ふたを開けてみたら「多少はスキだったんだけど」「まあ、好きだから結婚したんだけど」などという状況証拠がボロボロ出てくることが多いのですが(笑)。
今回はあまり深く突っ込まないでおきましょう(笑)
はちわれさんとしては『やや依存的な立場で結婚した』と思っていることが大事な点です。
もうひとつ、お金は：
＞お金問題でお母さんから愚痴を聞かされて居て、反抗期のないいい子で育った、三姉妹中間子
ということで、はちわれさんとお金の問題は、シングルマザー時代よりずっとさかのぼって、
子ども時代のお母さんとの関係にまでいっちゃいます。
ここでもやはり、強い立場を持っているのは「お金」です。
ちなみに、私たちの中にあるお金のイメージは、親から受け継いだものが多いです。
小さなころに刷り込まれた「親とお金の関係性」がそっくり刷り込まれているんですね。
はちわれさんがお母さまからお金の愚痴を聞いてきたのだとしたら、
お金に対してマイナスイメージ、自分の思い通りにコントロールできないもの、という認識がある可能性は、とても高いのです。
つまり、今はちわれさんの中にあるイメージとしては
『パートナーシップ：依存の立場でスタート。思いどおりにならず、この先どうしたらいいのか分からない』
『お金：依存のマイナスイメージでスタート。思いどおりにならず、この先どうしたらいいのか分からない』
があるみたいなんです。
お金もパートナーシップも、相手に主導権を握られて、はちわれさんには選択肢がない。
相手の言うなりになるしかない、というあたりが、ストレスの大きな原因かと思うのです。
だとしたら。
A：お金についてもパートナーシップについても、はちわれさんが先に立ち、リーダーとなっていく
のがおすすめです。
お金＆パートナーシップのリーダーになるとは、具体的には、
・旦那さんと話し合って、お金の管理ははちわれさんがやる。
・パートナーシップに関しても、はちわれさんのほうから積極的な愛情表現をする。
・とにかく、はちわれさんが能動的に動いて、先に進んでゆく
というものです。いかがですか？
・・・え？
そんなのメンドクサイ？
そうでしょうねえ・・・だってはちわれさんは、ご相談文の中でも、
＞お金やいろんなことに細かい旦那で、私はその逆の適当にが口癖。
という方ですから！
別にこれは悪い事ではなく、はちわれさんの個性です。
ただし、個性＝適当ね♡ という人にとっては、お金の管理をきっちりやる、なんていうのは負担が大きいんじゃないでしょうか？
ここでミハルがおすすめしたいのは、もう一つの選択肢。
B：お金に関しては、旦那さんに丸投げする。丸ごと預けて「ありがとう💛」という
いかがでしょうか。
細かいことをきっちりできる性格の方は、お金の管理も上手です。
旦那さんを信頼して丸投げしておけば、管理はもちろん、なんなら投資までやって増やしてくれるかもしれません。
（ここはミハルによる希望的観測です(笑)）
信頼して、ゆだねる。
いわゆるサレンダーの状態ですね。
旦那さんに『ゆだねる』とは、旦那さんを信頼するということです。
＞嫌気とある意味、恨みとストレスを感じ笑顔になれず、会話も必要最低限しかしていません。
もちろんレス。
という現状に変化が起きるかもしれませんよ。
お金の『丸投げ』。やってみてください。
注意点は一個だけ。
『丸投げ』する場合は、相手のやることを丸ごと受け入れることです。
どんなことがあっても、相手を信頼することだけは貫き通しましょう。
②元カレズ、ダンナさん、お金の使い方がはちわれさんと『違っている』のはどっち？
ところで、ミハルがうんと気になるのは、
＞それまでも、昔から
本当に好きで大好きになってしまった人はことごとく上手く行かず、ひどい振られ方もあり、
どちらかというと安全牌を選んできては、嫌になって別れるを繰り返す人生でした。
リアルなセッションでしたら、
・元カレズは、どんなタイプでしたか？
・元カレズのお金の使い方に共通点はありましたか？
・元カレズの性格やお金の使い方には、はちわれさんとの共通点はありましたか？
ということを、根掘り葉掘りしつこく聞きつづけるところです(笑)
この先は一般論として聞いてください。
恋愛やパートナーシップがうまくいく要素のひとつに
『相補性（そうほせい）』というのがあります。
人間は自分にないものをもっている人に、惹かれるというものです。
おたがいに欠損部分を補いあう、という意味の相補性ですね。
たとえば、はちわれさんの場合でしたら、
＞適当に、が口癖。
なわけですから、しぜんと『適当でなく、物事に対して細かい』人を好きになる可能性が高いのです。
……おや。旦那さんは細かいんですね？
じゃあ、過去にうまくいかなかった元カレズは、細かいタイプか適当なタイプか、どっちだったでしょうか？
こうやってみていくと、案外、旦那さんがぴったりのタイプだったのかも、という懸念も浮かび上がってきますよ(笑)！
このあたりは、レスであり、嫌悪感マックスという現状では、「そんなわけないじゃん！」と思われるでしょう。
確認のためにも、ノートに各自のお金の使い方を書き出してみませんか。
・元カレズのお金の使い方
・旦那さんのお金の使い方
・はちわれさんのお金の使い方
書き出すことで、はちわれさんもご自分の事、旦那さんのことを客観視しやすくなりますよ。
ちょっとだけがんばって、ご自分の中にもお金に対する苦手意識がないか、チェックしてみてくださいね！
苦手意識があれば・・・お金の管理は思い切って、旦那さんへ丸投げしてみましょう。
せっかくお金に細かい旦那様がいるのですから、丸ごと管理してもらうほうがラクですよ。
では。はちわれさんにレスじゃなく、恨みもストレスもなく、会話と笑顔がある生活が戻りますように。
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+++ 中野翠陽（なかのみはる・ミハル）のプロフィール +++
愛知県生まれ。
信州大学人文学部哲学専攻科を卒業後、自動車関連のメーカーに就職。
事務をしつつ、私立佛教大学・社会福祉学部・社会福祉学部の通信課程を卒業。
ワーキングホリデービザを取得し、カナダ トロントにて１年間の遊学。
アジア系、アラブ系、南米系の友人と交流を持ち、『韓国人より韓国人らしい英語をしゃべる無国籍女子』として名をはせる。
帰国後は、社会福祉士国家資格を取得。なぜか旅行会社へ転職し人事、経理、総務を担当。
会社倒産後は療養型病院へ転職。メディカルソーシャルワーカーとして医療相談に従事。院内では『病院イチ霊感がない女』とよばれた。
退職後はフリーのwebライター。『うまい・早い・安い』をモットーに活動初年度より、11年継続して、売上を作りつづける。
2023年、一念発起してカウンセラー根本裕幸氏に師事。８期弟子となる。
師を選んだ理由は『コッペパンのような顔とささやきボイスのギャップにヤラレタ』。
現在、名古屋近郊で家族+猫２匹と暮らし、『おもろいだけのオカン』メンタルコーチとして活動中。
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武士道カウンセラー、ミハルです。
地の果てまで、徹底的にアナタの味方を
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