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あなたの『モヤモヤ迷路』を、一本道に。
迷路をほどくお手伝い♡

 

ステキな金曜日の夜をビール片手にお過ごしのお嬢さまがた、こんばんは。
温泉に入り、ゆるみきったミハルです(笑)

あっ、あなたのココロの伴走車、メンタルコーチのミハルですよー。


本日は、ココロノマルシェにご回答いたします!

※『ココロノマルシェ』とは、根本裕幸先生にまなんだお弟子カウンセラーが、皆様のお悩みにお答えするサイトです。
 ご相談は無料で、お弟子一同が腕によりをかけてご回答いたします。
 どなたでもお悩み投稿ができますので、お気軽にご利用ください―♡

 

 

今日のお悩みは…
相談すると不安になる~匿名さんより
 

『本腰入れてやるぞ! ってなると、ブレーキがかかり 後回しになります。

ゲームしたり、snsをループで見たり。

理由は不安になるからです。

そして、嫉妬対象や自分にはできないと思い込むような対象を無駄に探してる気がします。
 

不安なんだと、話す相手が親と彼ぐらいしかいません。

そして、親に話すと私が聞き手になって結局私の話す時間がありません。(電話で)

彼は、私が落ち込むとそんなんしゃーないと、言ってはくれますが根本的なものは消えません。
 

すると益々不安がつもり、いてもたってもいられなくなります。


カウンセリングも考えるのですが 相談するまでにかなり緊張して、こんなことで電話してもいいのか。
でもなんで不安なのかわからないのに話して解決できるのか? とか、相談したら相手が苛立たないかとか
考えたりします。
 

実際何度か相談しましたが、その時はすっきりして良かったと安堵しますが徐々に 嘘を言ってないのに、嘘ついた気がしたり(盛ってゆってる気がしたり)、プライバシーをあけすけにしてしまったと後悔してしまったりします。

多分、この相談も送った後に後悔するのだろうなと思ってます。


理由は、勘の良い知り合いにこいつまた相談してるぜ、きんもって思われるのでは? と、妄想的なことが起きるからです。

これは非現実だとわかってますが、こうなりがちです。
 

助けてください』


~ミハルよりメッセージ~

うむむむ…
これは、じつはちょっと深刻なお悩みだなあと思って、ご相談文を読んでおりました。

なぜ、人に相談することが、これほど不安なのか。
匿名さんが不安に感じることって、人に相談することだけ、なのか。
他にも似たパターンのお悩みってあるんじゃないでしょうか。

相談する不安の背後には『あたしの相談なんて、だれもまじめに聞いてくれない』という考えに加えて、『自分には価値がないから、隠しておかなきゃいけない』という『自己評価の低下+自己価値の迷子』があるような気がするんです。

自己評価ダダ下がり&自己価値を見失っている状態は、いろんな問題を作り出します。
まず『なぜ自分はそんなに、自分を評価できないのかなあ』と、原因を探ってみるのがおすすめです。


①自己評価が低すぎる原因は、『自分に自信がない』『自分なんか、愛される価値がない』と思っているから

自己評価の基盤は、自分の価値を見ることです。
そして『自分は今の自分のままでいい、このままでじゅうぶんに価値がある!』と思えると、自己評価もしっかり上がります。
心理学で言う所の「基本的な自尊感情」ですね。
自分で自分を尊ぶことができているわけです。

自分で自分のがんばりを認められる。だから次もがんばる。
がんばれたから、うまくいっても行かなくても、気持ちが落ち込まない。
失敗にも意味がある、と思えるんですね。
自己肯定感も爆上がりします。

これが反対に『自尊感情』を持てないと、自分に自信がなくなります。
自己評価も100点満点中21点となり、自分なんて価値がない!と思ってしまうんです。

匿名さんの場合、いま『自己評価』がとっても低いように思えました。
自分にはひとに真剣に受け止めてもらえる価値があるのか不安なのでしょう。

>カウンセリングも考えるのですが 相談するまでにかなり緊張して、こんなことで電話してもいいのか
>相談したら相手が苛立たないか
>勘の良い知り合いにこいつまた相談してるぜ、きんもって思われるのでは?

って、つい考えちゃうんですね。

じつはここに、匿名さんの大きな才能が出ているんですが、ご本人さんはもちろんお気づきじゃないですね?

・・・そうなんですよ。
たいていのばあい、お気づきじゃないんですよね、皆さま!

匿名さんの自己評価が低いのは、つねに相手のことを考えて、相手を不快にさせないだろうか、相手を怒らせないだろうか、って考えているからなのでしょう。


周囲に配慮ができることは大人として非常にいい能力です。
いっぽうで『つねに相手を優先する』ことを続けていると、自分のやりたいことが分からなくなります。
自己価値が見えなくなって、どんどん迷子になってしまうんですね。
『他人軸』の状態です。

自分のやりたいように行動すれば成功しても失敗しても『やり切った感』が出るんですが、他人ばかり優先して動いていると、匿名さん自身には『やり切った感』が出にくいんです。

やり切れた感覚がないと、自分を褒めることも難しいでしょう。
とうぜん、自己評価は上がりませんし、自分の価値も認められません。自信もなくなります。

自信がないから、いつも不安なんです。



②時間稼ぎをするのは『役に立たない自分』を人に見せたくないからかも

>本腰入れてやるぞ! ってなると、ブレーキがかかり 後回しになります。

ゲームしたり、snsをループで見たり。

>嫉妬対象や自分にはできないと思い込むような対象を無駄に探してる気がします

というのも、匿名さんが分かっておられるように、時間稼ぎなんですね。

なぜこんなに時間稼ぎをするのか。
相談したくないんですよ。

たぶんですね、匿名さんは『相談=本当の自分を見せなきゃならない』のが不安なんだと思います。


人に悩みを相談することは、自分の弱い部分、ダメな部分を公開することでもあります。
身近な人、カレシに相談するときはカレシに自分の弱点をさらすことになります。
「えー、べつに弱みを見せても平気じゃん?」という人はいいんです。

でも世の中には、弱点を見せることが、死ぬほどつらい、という人がいます。

『がんばっている自分、に価値がある』と思っている人は、『がんばっていない自分、できない自分に価値はない』と思うんです。
ほんとうは、そんなこと、全然ないのに。
でも、そう思っちゃうんです。


自分の弱さを人に見せたくないから、カウンセラーと話すときも

>嘘を言ってないのに、嘘ついた気がしたり(盛ってゆってる気がしたり)
>プライバシーをあけすけにしてしまったと後悔

するんですね。

匿名さんは、『役に立たない自分に価値はない=愛されない』と思っているから、相談=不安なんじゃないか、って思います。


③『相談すると不安』の原因は、子供時代にまでさかのぼることもあります

ご相談文にはこれ以上書いていないので、この先は、ちょっと一般論になりますが・・・。


>親に話すと私が聞き手になって結局私の話す時間がありません

というのが、ひとつのポイントかなと思うんです。


リアルなセッションでしたら、ミハルはここを根掘り葉掘りして聞いていくと思います。

・親に話しても、匿名さんが聞き手になっちゃうのは、いつごろからですか?
・会話以外でも、匿名さんが親を助ける場面ってたくさんありましたか?
・そのとき匿名さんは、どんな気持ちなんでしょうか?

どうもですね。
匿名さんは長年にわたり、『親を助ける子供』をやってこられたような気がするんです。

はい、よくわかります。
ミハルもソレでしたから。

 

 



いろんな事情で、早く大人になったひとは、わりあい『役に立つ自分=価値がある』という公式を身につけているようです。
ミハルもそうです。

これはこれで、自立していくうえで非常に役に立つ図式なのですが、
うっかりすると
『有用でない自分=いらんやつ』というところまで、突っ走ってしまうんですね。

はい、ミハルもそれです(笑)


定年後のお父さんが、一気に濡れ落ち葉になっちゃうみたいに、自分の価値が見えなくなっちゃうんですよ。

そんなことないのに。
役に立つ、立たないっていうのは、その時の状況しだいで、見え方が変わってくるものなのに。
でも、そのど真ん中にいると、見えないんですね。
自分の価値が分からなくなります。

だから、自分を盛るんですよ。
うっかりカウンセラーに、『プライバシー=真実・弱っちい自分(当社比)』を見せちゃったら、役に立たない自分を見せちゃった気がするんですよ。

こんな自分が、申しわけないんです。
価値がないと思っているから。

そんなことないのに。


人は、そこにいるだけで価値があります。
呼吸しているだけで、体温があるだけで価値がある
んです。
 

あるいは、いまここに居なくても、生きていたという事だけで、十分に価値があるんです。

匿名さんご自身が、ご自分の価値を『呼吸して、今ここにあるだけでいい』というふうに許してみてはどうでしょう。
そのままのご自分をゆるせるようになると、相談は怖くなくなります。

弱みを見せることは、匿名さんを助ける人を呼ぶ、大事な声になるんです。

どうぞ、安心して親御さんはカレシさん、ご友人に、弱みを見せてください。
ありのままの匿名さんをだしてみてください。

「そんなん、怖すぎるわ!!」というときは、もう一度カウンセラーをご利用になってもいいでしょう。

カウンセラーは、匿名さんにとって『いかなるジャッジもしない第三者』です。
ご安心くださいね。


~~~

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