一言ほしい強情っぱりな女と、死んでも言えない意地っ張りな男。
地球の命運をかけた鬼ごっこ、決着。
聴きたかった台詞、見たかった場面が令和のこの世に見られて、感無量。
「ホントかウソか分からんだろうが!」「忘れるもんか!」のくだりで、我輩の涙腺大決壊ですわ。
以前うる星やつらファンの知人が「あたるくんは主人公として最高だったな」といったけれど、本当にその通りだと思いますわ。
元祖ツンデレ。
しかし、ツンデレの枠におさめておくには大変惜しい逸材。
ツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツン、たまにデレ。
この塩梅が絶妙。
ダーリンが角をうっかり落としてしまったことで、ラムが彼の本心に気づくくだりは、何度見ても泣ける。
BGMの秀逸さも際立っている。
ようやく素直になって(ないけど)、友引町も地球もひと安心。
一生痴話げんかしていてくださいな。
つべこべいわずに見てくれ!が本作の醍醐味。
過去の名作をまたしても名作として蘇らせてくれて、スタッフの皆さま本当にありがとう。
前2クールを見ていた当初こそ違和感を覚えたけれど、慣れてしまえば非常に楽しい。
3クール目からはあたラム成分が増えたことで、カプオタの欲求はこの上なく満たされたのであった。
いじっぱりカップルよ、永遠なれ。
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評価 (★:1点、5点満点)
シナリオ ★★★★☆
キャラクター ★★★★★
演出・テンポ ★★★★☆
作画・美術 ★★★★☆
音楽 ★★★★★
いじっぱり度 ★★★★★
総合 ★★★★☆
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