あけましておめでとうございます。
みなさんどのような年明けをお過ごしでしょうか。
一昨年の年末はもつ鍋でしたが、去年はタコ飯と友人との狂騒で一年をしめくくりました。
どんちゃん騒ぎしすぎて、今日はノックダウン。
しかし、台湾は1/1のみお休みなので、明日からは通常運転……。嫌だー。
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では、毎年やっているサブカルのランキング付けをば。
2023年は自分の人生観を変える、または性癖つきまくり（意味深w）のようなどでかい作品があったので、大豊作の一年でした。
1位『エヴァーメイデン』（ゲーム）
キャラクター、シナリオ、舞台設定、どこをとっても完璧。
耽美な意匠に反して、実はゴリゴリのSFというのが意外性が200点満点をたたき出した。
女性の身体や生理現象が設定のど真ん中にあるのに、下品さを微塵も感じさせないのがすごい。
加えて、エロゲメーカーの作品なのに、カップリング固定という試みも憎いのである。
ロビキャナとパヴォマコはみんなきっと沼に落ちる。いや、堕ちる。
2位『私の百合はお仕事です！』（漫画・アニメ）
1位に続き、まさかの百合ワンツーフィニッシュ。
可愛らしい絵柄に反して、ティーンエイジャーの間でよくみられる人間関係の生々しさをしっかり描いているのがポイント高い。
ガチ百合・果乃子の一挙一動が視聴者の興奮と不安を煽る煽る。
原作はこの先もっと地獄らしいので、続きが気になる。
3位『2.5次元の誘惑』（漫画）
2023年で最も我輩を泣かせた漫画。
序盤はお色気路線だったのに、奥村とリリサが初めてイベントに参戦したあたりから、ジャンプ王道の熱さが乗っかってきて、一気に萌えから燃え漫画にシフト。
「自分の＜好き＞は本当に恥ずかしいことなのか？」という、オタクならだれでもぶつかったことのある壁と真正面から向き合っているところが、本作最大の魅力。
4位『推しの子』（アニメ）
星野アイという一番星の短い生涯を70分で描き切った「アイ憎地獄編」（仮称）がすばらしかった。
それ以降も胃が痛くなる展開で毎週ハラハラしっぱなし。
2期が楽しみでまた胃痛が（キリキリキリキリ……
5位『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』（アニメ）
マモコノーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！
2023年最も化けたアニメDE賞。
ギャルゲ版SHIROBAKOと思わせておいて、最終的にエロゲというフォーマットを活かしたSFアニメになってて、猛者オタには刺さりまくった。
タイムトラベラー役の永遠の19歳、15歳にはじまり、19歳、22歳、果ては46歳になっても待ち続ける男の二人三脚が尊すぎて、一部のカップリングマニアにはたまらない。
8話は1990年代のギャルゲアニメを想い起させる名エピソード。
6位『アンデッドガール・マーダーファルス』（アニメ）
2023年最も映像の見せ方が美しかったアニメDE賞。
推理モノのようなキャラクターの語りが中心の作品でも、切り口一つで面白さが二倍にも三倍にも跳ね上がるという好例。
シャフトみたいな奇抜さはなく、ただ細かな伏線に圧倒されるのみ。
劇伴もたいへん美麗。「不老不死」と「天変地異」は必聴。
7位『シュガーアップル・フェアリーテイル』（アニメ）
令和のど根性職人アニメ。
ミクロ視点では、女性職人が男性からの蔑視にも負けずに、使命を全うしようとする姿が胸を打つ。
反面、マクロ視点に関しては、人間の世界自体が立憲君主制に支えられているので、妖精蔑視に反旗を翻す展開には説得力が足りなかった。
こちらも劇伴がたいへん秀逸。
お気に入りは「穏やかな昼下がり」と「シャル・フェン・シャル」。
8位『吸血鬼すぐ死ぬ2期』（アニメ）
2023年声優さんお疲れ様大賞。
ジョンのジョンによるジョンのためのアニメ。ぬー！
9位『Fate/strange Fake』（アニメ）
Fate信者大満足の一品。
我様の王気（オーラ）、シリーズが増えるごとに凄みを増してくな。
TVシリーズに期待。
ところで。
我輩、そろそろ沙条綾香とセイバー（旧剣）の活躍を「Prototype」を舞台としたシリーズで見たいんだけど……………ダメ？（チラ
10位『ミギとダリ』（アニメ）
意表を突くギャグをねじ込んでくるサスペンス。
根っこにあるのは成長劇、ほろり。
最終回のまとめ方が非常にきれいで、見事トップ10入り。