春アニメ感想ラスト&夏アニメ特番の感想です。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第2期
すっげーハッピーエンド。
すんません、正直5号やママはセオリーからいってあぼーんすると思ってました。
まさかあんな幸せなラストを宛がわれるとは。
考えてみれば、ママはエリクトがデータストームの嵐に霧散してから一度もその姿を目にしたことがないわけで、あの再会にはそりゃ感極まるだろうなあ。
さしものガンダムも昨今のクール削減の憂き目に遭い、たった2クールの枠しかおさえられなかった(と邪推)ものの、全24話に多大な情報量を詰めつつ、無理矢理詰め込んでる印象を与えないよう話を展開していたのがすごかった。
シャディク=黒幕がバレるくだりとか、ラウダに父殺しの件が発覚する辺りの話運びはやや稚拙だったけど(ボソッと
最終回は全部のせというくらいサービス精神満載。
注目ポイントはジェターク寮。
グエグエは会社の立て直しに孤軍奮闘。
とうとう表舞台に出てきたエラン・ケレス御本尊は、売却されたベネリットグループをM&A(なのか?)。美味しいところだけもっていったな。
おまけに褐色エロシスターの称号を得たセセリアは、褐色エロ秘書にクラスチェンジ。
グエルいじめにせいがでるな!
輝いてグエグエ!(ニッコリ
感無量なのは、5号だよ5号。
死亡フラグ最有力候補だったのに、ちゃっかりな性格が幸いしてただいま地球を散策中。
ノレアが遺したデッサンの風景にたどり着けるのか。
たどり着いてもたどり着けなくてもいいじゃないのかな。
ぶつくさ言いながらも生きること以外に生きる目的ができたようで何より。
ガンダム×女主人公×百合×経済という異色の組み合わせながら、いろいろ伝統も踏襲していて、2クール大変楽しく興味深く拝見しました。
欲を言えば、4クールでじっくり視聴したかった。
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評価 (★:1点、5点満点)
シナリオ ★★★★☆
キャラクター ★★★★★
演出・テンポ ★★★★☆
作画・美術 ★★★★☆
音楽 ★★★★☆
総合 ★★★★☆
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『Fate/starange Fake』
アニメシリーズ化おめでとう。
型月っ子の、型月っ子による、型月っ子のための新たなFateアニメシリーズ開幕だ。
高原の星空の描写とそこで繰り広げられる天地開闢のじゃれ合いがとんでもねえ…。
内容は完全にご新規様おいてけぼり。
聖杯戦争の仕組みはわかったと思うけれど、アサシン陣営やライダー陣営の状況は原作読んでないとわけわかめ。
原作もWikiもキャラマテも当然網羅してるガチ勢に向けたストーリーになってるので、型月勢大歓喜。
ゼルレッチ翁や携帯さんコーバックとか、型月の他作品に触れる人間はひたすらニヤけるしかないな!
とにもかくにも型月勢で良かったと思わせてくれる特番でした。
年々威厳と王気(オーラ)が増していく我様。
服が煤で汚れるのが嫌だから撤退とか、「我(オレ)はともかく我(オレ)の財力を侮るなよ!」とか、登場当時のネタキャラっぷりが嘘のようだな……。
不肖・我輩、大衆を笑いで沸かせる英雄王が一番輝いていることと存じましてよ(満面の笑み
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評価 (★:1点、5点満点)
シナリオ ★★★★☆
キャラクター ★★★★★
演出・テンポ ★★★★☆
作画・美術 ★★★★★
音楽 ★★★★★
総合 ★★★★★
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