【アニメ感想】『BIRDIE WING』第10話 | 雪花の風、月日の独奏

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二度と会えるかどうか分からなかった時は、女の方から猛烈なアプローチを仕掛けていたのに、意中の人が海を越えて自分を追いかけてきてくれた上に、自分の元にずっといてくれる、と分かった途端、「いま忙しいから」とすげなく返す。

 

なんだろう……普段はとんでもゴルフをやってるくせに、こういう心の機微は妙なところでリアルなんだよな。

 

 

海を越え、故郷を捨て、単身日本に乗り込んできた君島邦彦もといイヴァンジェリン。

ところがどっこい、葵お嬢様はイヴが今後も自分の側にいてくれると分かるや否や、ドサ回り(笑)で忙しいと、イヴを放置プレイ。

このお嬢様、焦らし方分かってるー。やだー恋愛上級者(笑)

おかげ、サブタイトル通り、イヴァンジェリンことイヴはご立腹。

お前が私に構わないのなら、私だって他の子と遊んでやるー!とばかりに、通りがかりの女子生徒を誑し込んで、放課後デートに興じる。

おおおおお、イヴさんってばなんて女タラシ…。

ひたすら振り回される早乙女イチナ、乙。

 

 

 

そこで颯爽と登場する他校のゴルファー・伊勢芝。

うおー、新井里美さんの女子高生役!

奇妙な生物でもなく珍妙なロリでもなく、普通の女子高生!!

しかもクセ毛のツインテール!

俺・得!

街中でクラブ担いで参上って、物騒な女子高生やな、と思っていたら安室監督の差し金ですか。やりおるわ。

 

 

 

相方である先輩の飯島さんは、京女のような物静かさ、厳しさの中に優しさと熱い闘志が見え隠れする。

「私の大切なパートナーを潰させたりしないわ」って、なんて素敵なお姉さまなんだろう。

M・A・Oさんのお声も相まって魅力マシマシ。

 

 

ローズ姉さん亡き今、物語の牽引は誰がやるのだろうと思っていたけれど、その任は安室監督が引き継ぐのね。

ローズ姉さんに負けず劣らず策略家。食えないお人だなあ。

「アデュー」の決め台詞もカッコいい。タキシードの仮面の人のオマージュかな。本作、ホントネタだらけで飽きない。