【ゲーム感想】『月姫 -A piece of blue glass moon-』共通ルート(1) | 雪花の風、月日の独奏

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よ・う・や・く、アルクエイドとエンカウントし、OP解禁。

 

 

ここまで長かったー!

まだまだ序盤のはずなのに、体感時間だとプレイ開始後1ヶ月という気分ですよハイ。

しかし、ufotableはすっかり型月専属アニメーション会社になってしまいましたね。

stay nightはスタジオディーン派の美萩ですよ、おはこんばんちわ。

 

内容?あー、良くも悪くもTYPE-MOON。

奈須先生の文体は感傷的で、繊細で、なんだか泣きたくなるような情緒に溢れている反面、キャラクター同士の会話劇が面白くない……というか、他のブランド(具体的にいうと某地上に舞い降りた神)のようなテンポの良さや言葉遊びがないので、造形や人となりが魅力的でも、会話聞いてると途中でだれてくるんだよね。

あと、奈須先生は対句表現が好きで、一つのフレーズの後に対になるようなフレーズがいくつか挿入される傾向にある。

つまり、同じような内容を違う言い回しで繰り返されるので、冗漫になりがち。

我輩、「さっきも言うてたやんけ、それ」と思いながらAボタン連打してる。

せっかくのフルボイスなのに。

 

以前にもコメントしたけれど、月姫キャラでは特にイチオシの攻略対象がいないので、みんなをフラットな視点で眺めています。

でも、今んところ琥珀さんがイイかなあ。

メルブラではマジカルアンバーではっちゃけすぎててあんまり食指が動かなかったけど、リメイク版では上品な雰囲気と茶目っ気を併せ持つニコニコ優しい女中さんになっていて、好感度うなぎ登り。桑原由気さんの涼やかな声も相まって、琥珀さんの魅力倍増。

Fateでは根っからの桜ファンなので、それに相通じるような彼女の隠された過去とか「設定」とかもわりとビシビシ来ております。

でも、「-A piece of blue glass moon-」ってアルクとカレーパイセンシエルしか攻略できないんだよね。後編はよー。

 

新キャラ・ノエル先生は、作中の女子クラスメイトの例に漏れず、我輩もどう好きに慣れそうにありませんな。

志貴が独白で語っていたように男性受けは良さそうだけど、あの媚びた感じは同性には好かれないだろうなあ。メルブラでかました「おらぁ、死ねぇ!」を本編でも披露した方が好感度あがると思う。

ノエル先生よりも、電車で居合わせた愛想の悪い紫髪の女子の方が気になるぞー。