友達ができて(鉄面皮のまま)はしゃぐならっちの一挙一動が可愛い~。
よく分かってないのに彼氏話で盛り上がろうとして失敗したり、正座を我慢し続けたり、デレ期に突入した奈良の開国こりゃはんぱねえぞ!!
暁也への対抗意識も強くて、
「すけすけよ」
「不良品じゃないの?」
さららへのプレゼントに対する批評も厳しいww
奈良の開国キタコレ!!
しかし、さらさと暁也、付き合ってるかと思ったら、いまいちよく分からない。
さらさは「遠距離恋愛みたいなもの」という言葉を使っていたけれど、暁也は「さらさちゃんと幼なじみで、小さい頃日本舞踊の先生が一緒だった。俺が言えるのはここまで」と線を引いている。
お互い想いはあるけれど、進むべき道が決まっているから離れてやっていこうと決めたのか、それとも互いを尊敬できる同志として認識しているのか。
なかなか考察しがいのある関係性ですな。
一方、前回「さらささんは僕にとっても大事な人」という爆弾発言を落とした煌三郎お兄さん。
明言はされていないけれど、7話を見る限りさらさの実の父親だった模様。
それであの発言か。
なら、さらさが稽古に来るたびに顔を出すというのもうなずけるし、お師匠さんの奥さんや白川家が彼女に冷たいのも納得というもの。
しかし、白川家のドロドロとしたプライド意識が怖いこと。
さらさを褒める暁也に対して彼女が女であることを強調する母親、さらさの才能を妬んで彼女を威嚇するお師匠さんの奥さん。
歌舞伎の世界には、一昔前の血統至上主義がまだ強く残っている。
そんな汚泥のような醜い争いにさらさを巻き込んだことを悔やむ暁也だけれど、「その気持ちも全部芸の肥やしだ」と諭すお師匠さんはさすが芸の巨匠です。
久しぶりの故郷で目指すべき道を再確認して、さらさは紅華へと帰還する。
次回は星野さんのお当番回かな。期待大。