ゆえ~つ、ゆえつ、ゆえ~つ~♪
さあ、ロンドン愉悦倶楽部のはじまりだょ!
まさかミルヴァートンの目的が愉悦部を設立して、ロンドンを愉悦の海に沈めることだったとは…(すっとぼけ
そんなボケはさておき、結局、白い騎士は愉悦紳士の魔の手によって愛する家族を惨殺され、悪魔の甘言に唆されて手を黒く染めてしまった。
一旦思いとどまった時はミルヴァートンに一矢報いてくれるかと期待したけれど、最終的には「魔がさして」凶行に走ってしまい、至極残念。
前回の引きから犠牲者は弟一人で済むかと思いきや、女中に部下に知り合いにと、ずいぶん多くの知り合いを失うことになってしまったな。
けれども、無為に終わらせるはずだった命をウィリアムの機転でうまく活用してもらえたのだから、彼にとって最悪の終焉にならずに済んだのは僥倖だったのかも。
そんな志半ばで散った白い騎士に自らとどめを刺したウィリアム。
絶対悪のミルヴァートンに対して、ずいぶんおかんむりのご様子。
彼は犯罪卿として世間を騒がせているけれど、それは手段であって目的ではない。
ウィリアムからすればミルヴァートンのような犯罪が目的の手合いは、一番忌避すべき存在なのかも。
絶対悪と必要悪の頭脳対決、ちょっと楽しみ。
そうなると、ますます隅に追いやられていくのがシャーロック。
……彼の本作における存在意義って一体(大汗